東北シリーズ第2戦

#22北田選手が5年ぶりの優勝をポール・トゥ・ウィンで決める！

東北シリーズは第1戦が季節外れの雪に見舞われ、中止となった。そのため、事実上の開幕戦となる第2戦が7月としては涼しい気候の中、ツインリンクもてぎで開催された。土曜日の予選は13:05からスタート。セッションが開始してまもなく、#8イシカワ選手がトップタイムをマーク。しかし、すぐに#22北田選手がイシカワ選手を1秒も上回り、トップに立つ。北田選手はさらに翌周もベストラップを更新。最後までそのタイムを上回る選手はなく、北田選手がポールポジションを獲得した。2位は#108峯選手、3位には#36飯田選手が続いた。

明けて日曜日に開催された決勝レースも、晴天の下、過ごしやすい気候の中で行われた。レースは、スタート直後の1コーナーで予選2位の峯選手がポールの北田選手を交わし、トップに立つ。3位には飯田選手をパスし、イシカワ選手が浮上。トップ争いは一時、峯選手が差を広げたが、北田選手が予選を上回るタイムを出しながら追いつき、接戦を繰り広げる。

レースが動いたのは、7周目の2コーナー。峯選手がオーバーランしたのを見逃さず、北田選手が再びトップに立つとそのまま逃げ切り、2008年以来の5年ぶりの優勝をポール・トゥ・ウィンで決めた。2位には峯選手、3位にはイシカワ選手が続いた。なお、チャンピオンシップの行方は、最終戦のSUGOがダブルヘッダーでの開催予定のため、まだまだ目が離せない。