関西シリーズ第1戦

ローリングスタートからの猛ダッシュを決めた#120堀内選手が波乱の展開のシリーズ開幕戦を制す！

晴天に恵まれた鈴鹿サーキット。Ｖｉｔｚ Ｒａｃｅとしては久々の開催となる東コースを使い、関西シリーズ第1戦が開幕した。9:10から2組に分かれて行われた公式予選。各組とも予選時間が10分と短い設定ながらも、1周のタイムは１分少々とシリーズ開催サーキットとしては一番短いコースレイアウトのため、タイムアタックのチャンスは十分にある。いかに焦らずにアタック出来るかが鍵となる。予選Ａ組は、開始早々に#38神谷選手がトップタイムをマークし、#120堀内選手が続く。10分のインターバルで行われた予選B組は、開始早々に#108峯選手がトップタイムをマークするも#881桜谷選手が逆転。しかし、神谷選手のタイムに届かず神谷選手がポールポジションを獲得。

予選B組1位桜谷選手、予選A組2位の堀内選手と続くグリッドが確定した。約4時間のインターバルで行われた決勝。ポールポジションから神谷選手が好スタートを決め、桜谷選手、峯選手が続いて序盤は周回を重ねるが、4周目のストレートエンドで他車のまいたオイルに乗って先頭集団の車両が次々とクラッシュ。赤旗が表示されレースは一時中断となった。その後、セーフティーカー（SC）先導で5周目からレースが再開。

翌6周目にローリングスタートが行われると、先頭を走る堀内選手が猛然とスタートダッシュを決め2位#127小林選手を大きく引き離してレースをリード。一方の2位争いは熾烈で、#758高橋選手が小林選手を捕らえて2位にポジションアップ、#24山口選手も続いて小林選手を捕らえるが、僅差のまま周回を重ねる。堀内選手は再スタートで築いたリードを守りきってVitz Race初優勝。2位高橋選手も初の表彰台獲得と成った。