関西シリーズ第4戦

最終戦での逆転劇！#881桜谷選手がシリーズチャンピオン獲得をポールトゥウィンで飾る！

第3戦を終えて3選手がシリーズチャンピオンを6ポイント差で競っている関西シリーズ。最終戦となる第4戦は台風15号の接近に伴う荒天の中、岡山国際サーキットで開催された。土曜日に行われた予選はセッション開始直後、ランキング3位の#881桜谷選手がトップタイムをマーク。2番手にはランキング2位の#108峯選手が付けた。その後、両者を上回るタイムを出す選手は現れず、桜谷選手が今季2度目のポールポジションを獲得。2位は峯選手、3位に#133林選手が続き、ランキング首位の#120堀内選手は7番手にとどまった。

明けて日曜日に行われた決勝は、豪雨のため、セーフティーカー先導のスタートとなった。3周目にセーフティーカーが解除となり、トップの桜谷選手が、絶妙なリスタートを決めて後続を引き離しにかかる一方、アトウッドコーナーで2位の峯選手がコースオフし、チャンピオンが遠ざかっていく。中盤に入り、4周目のアトウッドコーナーで林選手との2位争いを制した#126浦川選手が、そのままの勢いでトップの桜谷選手に急接近。

ファイナルラップで両者の差は1.4秒まで縮まったが、なんとか桜谷選手が抑えきり、シリーズチャンピオン獲得を今季2度目のポールトゥウィンで飾った。2位には浦川選手、3位に林選手が続いた。
桜谷選手は54ポイントで2004年、2012年の西日本シリーズに続き3度目のシリーズチャンピオンを獲得。シリーズランキング2位は46ポイントで峯選手、3位には42ポイントで堀内選手となった。