2006年シーズン第1戦バーレーンGPに続き、F1GPは、今週末第2戦マレーシアGPを迎える。マレーシアGPは、1999年からマレーシア・クアラルンプールのセパン・サーキットで開催されており、毎年、最も暑く、湿度の高いレースとして知られる。気温は35度を超え、ドライバーやエンジニアにとって
独特の挑戦を要求する。パナソニック・トヨタ・レーシングのラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリは、開幕戦での雪辱を果たし、2006年シーズンへ向けて不振挽回を期待してマレーシアへと向かう。
チームは、上位グリッドを獲得することで、昨年来の強力なパフォーマンスを再び示すべく全力を投入する。
ラルフ・シューマッハー : カー・ナンバー7
ラルフ・シューマッハーは、厳しい戦いを強いられたバーレーンGPを終え、改良を期待して、マレーシア
GPへと臨む。
「期待はずれのパフォーマンスとなってしまったバーレーンGPを終え、直接マレーシアへと向かうことになる。もちろんセパンでは、全く異なる環境に立ち向かうことになり、ドライバーとエンジニアのどちらも、より一層の
暑さと湿度への挑戦となる。体調を整えてレースに臨むために、2,3日は、マレーシアの気候に慣れるために過ごすつもりだ。サーキットの施設は素晴らしいもので、最新技術が取り入れられ、とても綺麗だ。コースは非常に高速で、広く、コーナーも多く、追い抜きのチャンスも多い。セパンでは素晴らしいレースを経験して来ており、これまでのようなレースが再現出来ることを期待している。バーレーンGPで収集したデータが、第2戦のために利用出来、我々のパフォーマンスが改善されることを望んでいる」
ヤルノ・トゥルーリ : カー・ナンバー8
ヤルノ・トゥルーリは、昨年のマレーシアGPで、トヨタに初の2位表彰台をもたらした。しかし、この週末へ
向けて現実的な目標を掲げている。
「セパン・サーキットはF1開催サーキットの中でも斬新なサーキットの一つであり、最新の施設である。昨年は、トヨタに初めての表彰台をもたらすことが出来、私にとってシーズン最良のレースだった。もちろん、バーレーンGPでの結果は、今年はより厳しい戦いになることを示している。シーズン開幕前は、より良いスタートを予想していたが、今は、パフォーマンスを改善すべく努力しなくてはならない。マレーシアGPまでの短時間で大きく改善することは不可能だが、何としてでも努力を重ね、続く数戦で成果をあげなくてはならない。新しい予選システムについてはうまく受け入れられたが、同時に、多くの台数が走行する混雑がどのような
ものかもわかった」
ルカ・マルモリーニ : エンジン部門テクニカルディレクター
パナソニック・トヨタ・レーシングは、新しいパッケージについてより多くを学ぶべく、マレーシアGPへと臨む。
「バーレーンGPは、チームの誰にとっても、望んでいた成果に至らず非常に残念であった。しかし、シーズンは始まったばかりで、まだ先は長い。我々はパフォーマンスを改善するために努力を続ける。切迫したマレーシア
GPでは、難題も抱えるだろうが、少なくとも、我々はバーレーンで得たデータを活かすことが出来る。新しい予選方式は、興味深いチャレンジといえる。そして、これからの数レースで、新しい予選方式についてより多くを学びたいと思っている。開幕の2連戦は、とても厳しい。なぜなら、マレーシアでの暑さは、冬季テストで我々が経験して来た気温よりも20度も高くなるからだ。全体的に見れば、開幕後の遠征3戦では、我々は新パッケージと新規則を理解し学ぶ過程にあり、その全てを会得して、ヨーロッパラウンドへと戻る時には、完璧なパッケージを整えなくてはならない」 |