チャレンジプログラム3期生の松下拓未、後藤正太郎、グローバル生のジャスパー・ヴァヘルがGRヤリスRally2で、4期生の松下拓未、後藤正太郎がRally3車両で、スペインのグラベルラリーに参戦。ヴァヘル・ヤンセン組が総合1位、松下・ケランダー組、後藤・リンドベリ組が2位、3位で表彰台を独占し、尾形・コルホネン組が彼らに続いて総合4位(クラス1位)を獲得しました。柳杭田・マンニセンマキ組は重なるパンクで遅れを取りましたが全ステージを走り切りました。
| 日程 | 2026年5月2日 |
|---|---|
| 大会名 | ラリー・シウダ・デ・ポソブランコ – スペイン・グラベルラリー選手権第2戦 |
| 路面 | グラベル |
結果 (RC2クラス)
1 ジャスパー・ヴァヘル/ライト・ヤンセン (Toyota GR Yaris Rally2)
57m55.6s
2 松下拓未/ペッカ・ケランダー(Toyota GR Yaris Rally2)
+1m35.9s
3 後藤正太郎/ユッシ・リンドベリ (Toyota GR Yaris Rally2)
+1m57.9s
4 Aleksandr Semenov/Alexey Ignatov (Toyota GR Yaris Rally2)
+3m08.1s
5 Joan Vinyes/Jordi Mercader (Citroën C3 Rally2)
+3m10.9s
6 Max Smart/Alejandro López (Škoda Fabia R5)
+3m22.2s
結果 (RC3 クラス)
1 尾形莉欧/ミカエル・コルホネン (Renault Clio Rally3)
1h01m00.3s
2 柳杭田貫太/ヴィッレ・マンニセンマキ(Renault Clio Rally3)
+7m04.9s
ミッコ・ヒルボネン(チーフインストラクター)
前戦のポルトガルに続き、南欧で異なる2つのグラベルラリーに参戦するのはドライバーたちにとって非常に良い経験になりました。スペインのこのラリーは前戦とはかなり性格が異なり、一部は高速区間もある一方で、大きな凹凸があり道幅が非常に狭い区間もありました。ジャスパーはポルトガルで見せた驚異的な速さを継続し、今回はスタートからフィニッシュまですべてが順調で、クリーンで良い走りを見せてくれました。松下と後藤も素晴らしい走りでした。松下はポルトガルで大きな前進を見せましたが、今回は狭い区間もあり、クルマを自由に操り自信を持って攻めるのがやや難しかったかもしれませんが、それでもクリーンな走りで良い結果を出し、しっかり走行距離を重ねました。後藤はポルトガルからかなり良い前進を遂げ、アクセルやブレーキの使い方によってより積極的になり、チームメイトに近づく走りができました。また尾形は、ポルトガルではトラブルに悩まされましたが、今回のラリーには大いに満足しています。今回は本来のリズムで走ることができ、印象的なスピードで良い走りを見せ、ラリー中にRally2車両にどんどん近づいて多くを上回りました。彼にとって大きな自信になるはずです。柳杭田はいつも通り全てがうまくいっていれば尾形のペースに近い走りでした。今回の違いは、いくつかの小さなミスでパンクを複数回してしまい大きくタイムを失ったことですが、こうした粗いグラベルラリーでは端を走りすぎるとどこかに岩が隠れていることが多いので、よりクリーンに走ることを学ぶ良い教訓になったはずです。
後藤正太郎
全体的には今回の結果には満足しています。大きなミスなく完走できたことは、自信を積み上げ、経験を得るうえでとても重要だと思っています。今年初めてスピンしたりステージ中に停止したりすることがなかったのでそれもプラスです。もちろんスピード面ではまだ改善の余地が大きくありますが、今回は以前より速く、安定した走りができたので、その安定感を得られたことも今の自分には非常に重要なことだと思っています。
松下拓未
良いラリーができ、良い経験を得ることができました。とても速い一方で道幅はとても狭く、ステージはかなりトリッキーでした。ポルトガルではフィーリングがとても良かったのですが、今回の高速区間は少し難しく感じました。それでもリスクを取らずに安定したペースで走ることができ、終盤には良いリズムを掴み、改善することができました。今回の2位には満足しており、これからもさらに向上できるよう努力を続けます。
ジャスパー・ヴァヘル
今回は良いラリーになりました。序盤からリズムを掴め、無理に攻めすぎたり限界ギリギリを狙うわけでもなく、ただ流すだけでもなく、自分の感覚に従ってちょうど良い走りができました。私たちの地元のエストニアのステージと似た、非常に高速な区間がいくつかあって、そうした路面を楽しめたのは良かったです。一方で大半は厳しく、非常に狭くタイトな場所もあってミスを避けるために正確さが求められました。そのような路面を通し、多くの新しい経験を積むことができました。
尾形莉欧
長い間良いラリーができていなかったように感じていたので、今回は無事にラリーを終えることができて嬉しいです。ステージには多くの凹凸や減速が必要なほどの大きなバンプがありチャレンジングだったのですが、そのような状況は自分にとって新しく良い経験になりました。グリップレベルもステージごとに大きく変わりましたが、うまく対応できたのはよかったです。貫太さんが何度もパンクして一緒にバトルできなかったのは残念でした。ペースノートにはまだ改善の余地があるので、次戦ではそこを主な課題にします。
柳杭田貫太
今回は少し難しい週末になりました。他の国で経験したのとはまったく違うステージで、とにかく道幅が非常に狭く、大きな凸凹があり、背の高い藪や壁が視界を遮って道が見えにくいことが多かったです。序盤はまずまず良いスタートを切れ、特にSS2のタイムは良かったのですが、残念ながらSS4でダブルパンクチャーをしてしまいました。道の端に隠れていた岩をレッキで確認できていなかったためです。SS6でも同じような状況で再びパンクしてしまいました。それでもこの種の路面でどう走るかという良い学びになったので、これからも改善に努めます。
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