2022 Rd.7 RALLY HOKKAIDO

全日本ラリー選手権 第7戦 RALLY HOKKAIDO

    全日本ラリー 2022年 第7戦 RALLY HOKKAIDO

    大きな山場を迎える2022年シーズン
    今季2度目のグラベルラリーに臨むTGRチーム

    9月9日(金)〜11日(日)の3日間、2022年シーズンの全日本ラリー選手権第7戦「RALLY HOKKAIDO」が開催される。北海道帯広市を拠点として、十勝地方を舞台に争われる今シーズン2度目のグラベル(未舗装路)ラリーだ。前戦の第6戦「2022 ARKラリー・カムイ」(北海道虻田郡ニセコ町)と同じグラベルラリーではあるが、スペシャルステージ(SS・タイムアタック区間であり、タイムが計測されるコース)の難易度は高く、攻略は容易ではない。
    今年は3年ぶりの有観客開催とする予定で主催者は準備を進めており、様々なイベントも企画されている。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、開催20周年を記念する各種のイベントを見送らざるを得なかったが、今大会では帯広駅前でのラリーショーやセレモニアルスタートなど、ラリーファンはもちろん、地元の方々にもラリーを応援してもらえるような計画を立てている。
    今大会は初日に7SS、2日目に3SSの合計10SSを走る。SS距離は107.26kmが予定されており、得点係数は1.5。林道コースは、JN-1クラスであれば平均速度が100km/hを超えるハイスピードステージのYAM WAKKA(23.49km)やNUPRIPAKE(12.53km)、距離は短いながらもテクニカルなコーナーが続くうえに轍が掘れやすく、過去にリタイア車も多いOTOFUKE REVERSE(6.12km)、ターマック林道、グラベル林道、常設のリクベツオフロードコースを一気に走破するRIKUBETSU LONG(4.63km)など、バラエティに富んでいる。なお、2日目に行われるSS9 PAWSE KAMUY REVERSE(9.09km)は、これまで長年にわたって使われてきたコースを逆走する設定となった。2日間を通じて1回のみの走行だが、競技最終日に行われる3SSのうちのひとつであり、競り合いになった場合にはペースノートの精度も求められる重要なSSとなりそうだ。
    ひと筋縄ではいかない難しさや走行距離の長さ、北海道らしいスケールと相まって、開催当初から多くの選手たちに愛されている一戦と言える。
    チームは、今回のラリーに2台の「GR YARIS GR4 Rally」を送り込む。昨年のラリー北海道で勝利を挙げている勝田範彦選手/木村裕介選手と、眞貝知志選手/安藤裕一選手の4名がクルーを務める。前戦のラリー・カムイで見えた課題や得られたノウハウを盛り込んだGR YARIS GR4 Rallyで、JN-1クラスの勝利を目指す。

    様々な新型コロナウイルス感染拡大防止策を実施
    観戦予定の方は各自で十分な対策を

    今大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、サービス会場入場者管理を実施。選手以外のチーム員は全員、事前にサービスクルー登録またはチーム員登録を行わなければならないとされている。また、サービスパーク入口では検温等の体調確認を実施するほか、会場内(車外)ではマスクを着用することなどが特別規則書に記されている。
    また、今年は観戦チケットの当日発売を行わず前売券のみの販売とし、観戦エリアが広いリクベツロング以外の林道ステージに関しては販売枚数を限定し、観戦エリアが密にならない対策が施されている。

    昨年から大きく進化したグラベル仕様
    さらに競争力を高めてラリー北海道に臨む

    TOYOTA GAZOO Racingチームは、約2カ月というインターバルを活用し、前戦で明らかになった課題の洗い出しと解決、加えて車両セットアップを煮詰める。昨年は勝田選手がこのラリーで勝利を収めており、チームとしてもデータを有効に使える点は大きな強みと言えるだろう。
    ラリー北海道に向けて、勝田選手は「ラリー・カムイでは路面の変化などで思い切ったドライビングができなかった部分もありましたが、GR YARIS GR4 Rallyの確実な進化を感じとることができました。ラリー北海道は高速SSが中心になるラリーです。昨年勝っているラリーですし、ポジティブに考えて全力で挑みたいと思います」とコメント。眞貝選手は「カムイでは自分自身の気づきや、エンジニアの皆さんのアイデアを試して、快適に走ることができました。ラリー北海道は昨年トラブルがあるなど、あまり良いデータも取れていなかったのですが、今回のカムイの状況も踏まえてしっかりと準備して臨みます」と語っている。

    前戦のARKラリー・カムイから約2ヶ月の長いインターベルを経て開催されるRALLY HOKKAIDO。この期間を最大限利用し、GR YARIS GR4 Rallyのクルマづくりでも絶え間ない改善が進められている。2022シーズンのクライマックスといえるRALLY HOKKAIDOで勝田/木村組と眞貝/安藤組の北海道らしいスケールとスピードと迫力のグラベル走行にぜひご期待ください。
    前戦のARKラリー・カムイから約2ヶ月の長いインターベルを経て開催されるRALLY HOKKAIDO。この期間を最大限利用し、GR YARIS GR4 Rallyのクルマづくりでも絶え間ない改善が進められている。2022シーズンのクライマックスといえるRALLY HOKKAIDOで勝田/木村組と眞貝/安藤組の北海道らしいスケールとスピードと迫力のグラベル走行にぜひご期待ください。

    なお、勝田選手は前戦で3位表彰台を獲得したことで、この第7戦に向けた性能調整のウェイトが10kg上乗せされ、規定最低重量+30kgという仕様に。一方の眞貝選手は、JN-1クラス7位となったことで性能調整のウェイトが軽減され、規定最低重量で今大会に臨むこととなる。

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    大会基本情報

    開催地:
    北海道帯広市及び周辺
    日程:
    9月9日(金) ~ 9月11日(日)
    サービスパーク:
    北愛国交流広場(北海道帯広市愛国町10-1)
    路面:
    未舗装路(グラベル)
    SS:
    10(SSトータル距離:107.26km)
    総走行距離:
    683.51km

    ※最新情報は 大会公式サイト をご覧ください。

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    過酷な状況に正面から向き合い
    愚直にクルマを鍛えていく

    ターマックラリーと異なり、グラベルラリーでは下まわりに常に泥や砂を浴びながら走ることとなる。たとえアンダーガードを装着していても、飛び石などのダメージは避けられない。しかしそうした過酷な状況に正面から向き合ってクルマを鍛えていくことこそ、TGRが掲げる“モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり”につながる。
    TGRチームは前戦のラリー・カムイで車両の軽量化や足まわりに関するアイテムを投入してきたが、ハイスピードなセクションが多くなる今大会に向けて、減衰の調整やアライメントの変更などを施し、コースへの対応力を高めていく。
    なお今大会は、3年ぶりに観戦エリアが設けられる有観客ラリーとして開催される。9月9日(金)の午後からは、『20th+1イベント』として企画。平原通り(西2条通り)と帯広駅北側の駅北多目的広場で、ラリーショー(14時30分〜)とセレモニアルスタート(15時45分〜)を行う。また、北愛国サービスパークは入場・駐車ともに無料で楽しむことができる。
    観戦ステージは10日(土)にリクベツロング(陸別サーキット)、11日(日)にオトフケリバース(音更林道)とパウセカムイ(足寄林道)にそれぞれ設定される。すでにチケット販売は終了しているが、リクベツロングは北愛国サービスパークの公式グッズ販売ブースでのみ発売が行われる(9日9:00〜19:00、10日9:00〜12:00)。

    ○サービスパーク
    北愛国交流広場
    (北海道帯広市愛国町10-1)
      • ■ラリーパーク(企業出展ブースあり)
      • 北愛国交流広場
      • 北海道帯広市愛国町10番-1
      • ○ラリーパークへご来場いただける方
        無料で駐車・入場することができます。
      • ○ラリーパーク開場時間
        9/9(金) 9:00〜19:00
        9/10(土) 9:00〜19:00
        9/11(日) 9:00〜16:00
      • ※入場時には新型コロナ感染拡大防止対策を実施します。
      • ※密を避けるため、入場人数の制限を行う場合があります。
      • ■ラリーショー
      • 帯広駅北多目的広場および平原通り
      • 北海道帯広市西2条南11丁目
      • ○ラリーショー開催時間
        9/8(金)14:30〜15:30
      • ■セレモニアルスタート
      • 帯広駅北多目的広場および平原通り
      • 北海道帯広市西2条南11丁目
      • ○セレモニアルスタート開催時間
        9/8(金)15:45〜
      • ■北愛国サービスパーク(サービスパーク)
      • 北愛国交流広場
      • 北海道帯広市愛国町10番-1
      • ○サービス実施時間
        9/10(土)16:30〜
        9/11(日)6:00〜・10:30〜・12:47〜
      • ※サービスパークは無料で駐車・入場できます。
      • ※発熱されている方、体調不良の方は入場できません。
      • ※入場時には新型コロナ感染拡大防止対策を実施します。
      • ※密を避けるため、入場人数の制限を行う場合があります。
      • ■ラリーフィニッシュおよび暫定表彰式(北愛国サービスパーク)
      • 北愛国交流広場
      • 北海道帯広市愛国町10番-1
      • ○ラリーフィニッシュおよび暫定表彰式開催時間
        9/11(日)13:17~(国際クラス)・14:07〜(全日本クラス)
      • ■リクベツロング(観戦コース)
      • 陸別サーキット
      • 北海道足寄郡陸別町ウエンベツ
      • ○陸別サーキットへご来場いただける方
        前売り観戦券を購入された方、または北愛国サービスパークで追加販売券を購入された方
      • ○陸別サーキットSS開催時間
        9/10(土)SS1 8:02~・SS4 11:06〜・SS8 13:34〜
      • ○陸別サーキット観戦券
        SS陸別ステージ券(駐車券付き)45,00円
        SS陸別ステージ券(駐車券なし)4,000円
      • ※駐車場オープンは6:30、場内入場は7:00〜を予定。
      • ※駐車場は陸別サーキットの駐車場をご利用ください。
      • ※追加販売券は北愛国サービスパークで販売予定です。
      • ※販売時間は9/9(金) 9:00〜19:00/9/10(土) 9:00〜12:00を予定。
      • 詳しくはこちら >>
      • ■オトフケリバース(観戦コース)
      • 音更林道
      • 北海道河東郡音更町東和
      • ○オトフケリバース観戦エリアへご来場いただける方
        前売り観戦券を購入された方のみ
      • ○オトフケリバースSS開催時間
        9/11(日)SS8 7:06~・SS10 11:58〜
      • ※駐車場オープンは6:00を予定。
      • ※観戦券の当日販売はありません。
      • ※駐車場から歩きますので歩きやすい靴でご来場ください。
      • 詳しくはこちら >>
      • ■パウセカムイリバース(観戦コース)
      • 足寄林道
      • 北海道足寄郡足寄町大誉地
      • ○パウセカムイリバース観戦エリアへご来場いただける方
        前売り観戦券を購入された方のみ
      • ○パウセカムイリバースSS開催時間
        9/11(日)SS9 8:34~
      • ※駐車場オープンは7:30を予定。
      • ※観戦券の当日販売はありません。
      • ※駐車場を利用する場合は駐車整理券付きチケットをご購入ください。
      • ※駐車場から歩きますので歩きやすい靴でご来場ください。
      • ※牧草地ですので足元にご注意ください。
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    全日本ラリー選手権 2021 第9戦 RALLY HOKKAIDO 2021年9月10日(金)〜12日(日)
    全日本ラリー選手権 2021
    第9戦 RALLY HOKKAIDO
    2021年9月10日(金)〜12日(日)