Round8
ラリーチャレンジ 2016年 第8戦 吉野ヶ里
レポート
ラリーチャレンジ 2016年 第8戦 吉野ヶ里

2016年シリーズの折り返しとなる第8戦。
気温31度、湿度80%以上!梅雨の蒸し暑さの中、
ハイレベルなロングコースを走り切る!

吉野ヶ里歴史公園の臨時駐車場がスタート会場。遺跡横をラリーカーが駆け抜けていった。
吉野ヶ里歴史公園の臨時駐車場がスタート会場。遺跡横をラリーカーが駆け抜けていった。

 7月10日、佐賀県吉野ヶ里エリアを舞台とし、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ吉野ヶ里ラウンドが行われた。九州地方に大雨をもたらしていた梅雨前線の影響で前日深夜まで激しく雨が降り続いたが、当日は徐々に晴れ間が広がった。スタートは弥生時代の遺跡、吉野ヶ里歴史公園の臨時駐車場で行われ、家族連れや、多くのファンがラリーカーの応援に駆けつけた。また、本気のタイムアタック区間を間近で観戦できるギャラリーコースも設定されるとあり、ギャラリー受付にも人気が集まった。

吉野ヶ里歴史公園の臨時駐車場がスタート会場。遺跡横をラリーカーが駆け抜けていった。
吉野ヶ里歴史公園の臨時駐車場がスタート会場。遺跡横をラリーカーが駆け抜けていった。
  • アクセスが良いラリーパークには朝から多くの観客・家族連れが訪れ、スタートしていくラリーカーに声援を送っていた。
    アクセスが良いラリーパークには朝から多くの観客・家族連れが訪れ、スタートしていくラリーカーに声援を送っていた。
  • SS5(スペシャルステージ5・タイムアタック区間)に特設されたギャラリーコーナーにも多くの観客が訪れ、ラリーカーの迫力の走り・音・匂いを間近で楽しんでいた。
    SS5(スペシャルステージ5・タイムアタック区間)に特設されたギャラリーコーナーにも多くの観客が訪れ、ラリーカーの迫力の走り・音・匂いを間近で楽しんでいた。
全国各地のラリーチャレンジのラウンドに参戦している細谷・高橋組。舗装路は苦手と謙虚に語ったが、総合2位につける素晴らしいパフォーマンスを見せた。
全国各地のラリーチャレンジのラウンドに参戦している細谷・高橋組。舗装路は苦手と謙虚に語ったが、総合2位につける素晴らしいパフォーマンスを見せた。

 全ステージがターマック(舗装路)となる本戦は、2本の林道ステージを2回づつ走行する構成となる。1本目のコース「トム ソーヤ」は5.76kmの上りステージ。ストレート区間がほとんどなく、コーナーが続くことから、常にステアリングを操作し続けることとなる。続く「サザンカリバース」は下り基調の5.45kmコース。ハイスピードな序盤区間からテクニカルな後半区間へと移行していくコースとなる。どちらも3km前後のコースを使用する通常のラリーチャレンジより長い5kmを超えるロングコースとなるうえ、照りつける太陽と湿気が参加者たちの体力を奪っていった。こまめな水分補給がかかせない戦いとなった。

全国各地のラリーチャレンジのラウンドに参戦している細谷・高橋組。舗装路は苦手と謙虚に語ったが、総合2位につける素晴らしいパフォーマンスを見せた。
全国各地のラリーチャレンジのラウンドに参戦している細谷・高橋組。舗装路は苦手と謙虚に語ったが、総合2位につける素晴らしいパフォーマンスを見せた。

 地元九州からの参戦が多かった本戦。地元直接対決となったE2クラスの七田・市山組と秋竹・栃原組だったが、ベテランの七田・市山組が序盤からトップタイムを連発し、全SSトップタイムでの完全勝利を飾った。E3クラスには、地元から今村・岩尾組が通勤に使用しているMR-Sをラリー仕様に改造しての初参戦となった。クラストップは全国のラウンドに連戦エントリーしている栃木の細谷・高橋組。SS5では上位クラスの七田・市山組に3秒差にまで迫るタイムを記録し、終わってみれば2位に一分近い差をつけての圧倒的なE3クラス優勝となった。

  • 普段の足として使っているMR-Sをラリー仕様にチューニングして参戦した今村・岩尾組。初のラリーに緊張した面持ちだったが、終了後はまた参戦したいと再戦を誓った。
    普段の足として使っているMR-Sをラリー仕様にチューニングして参戦した今村・岩尾組。初のラリーに緊張した面持ちだったが、終了後はまた参戦したいと再戦を誓った。
  • 梅雨の晴れ間となった本戦だったが、リエゾン(移動)区間にはあじさい街道とよばれるスポットがあり、参加者達の目を楽しませた。
    梅雨の晴れ間となった本戦だったが、リエゾン(移動)区間にはあじさい街道とよばれるスポットがあり、参加者達の目を楽しませた。

Rally DataTOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ in 吉野ヶ里

  • 主催

    J&Sモータスポーツ内
    FMSCマウンテンラリー事務局
    福岡モータースポーツクラブ(FMSC)
    佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
    吉野ヶ里歴史公園 『臨時駐車場』(HQ)

  • 開催日

    2016年7月10日(日)

  • セレモニアルスタート会場

    吉野ヶ里歴史公園

  • サービスパーク

    吉野ヶ里歴史公園

  • ゴール会場

    吉野ヶ里歴史公園

  • セクション数/SS本数

    2/4本

  • SSトータル距離/総走行距離

    20km/85km

  • 参加台数

    9台
    C-0 0台/C-1 0台/C-2 1台/C-3 0台
    E-1 1台/E-2 2台/E-3 3台/オープン 2台

  • 出走台数/完走台数

    9台/8台

PICK UP! コ・ドライバーとしてラリーを楽しむ奴田原選手。

ラリーチャレンジには木曽ラウンドに続き今年2度目の参戦となる奴田原選手。会場内では、ラリーファンとの記念撮影やサインに気さくに応じていた。
ラリーチャレンジには木曽ラウンドに続き今年2度目の参戦となる奴田原選手。会場内では、ラリーファンとの記念撮影やサインに気さくに応じていた。

 今回E1クラスに参戦し注目を集めたのが、現トヨタテクノクラフトで元TMG(Toyota Motorsport GmbH)代表の木下美明選手と、2006年に世界ラリー選手権(PCWRC)「ラリー・モンテカルロ」で日本人として初めて優勝し、全日本ラリー選手権でも9度シリーズチャンピオンを獲得している奴田原文雄選手。今回は奴田原選手がコ・ドライバーとして木下選手のドライビングをサポートした。地元福岡出身で40年前は地元ラリーに参戦していた木下選手だが、ペースノートを使って行うラリーは初体験。コ・ドライバー経験は浅いという奴田原選手とともに笑顔でラリーを楽しんでいた。
 奴田原選手はラリーチャレンジには木曽ラウンドに続き今年2度目の参戦となる。会場内では、ラリーファンとの記念撮影やサインに気さくに応じていた。
 次戦は青森・弘前ラウンド。7割が未舗装路面となる本格オフロード林道ラリーとなる。

ラリーチャレンジには木曽ラウンドに続き今年2度目の参戦となる奴田原選手。会場内では、ラリーファンとの記念撮影やサインに気さくに応じていた。
ラリーチャレンジには木曽ラウンドに続き今年2度目の参戦となる奴田原選手。会場内では、ラリーファンとの記念撮影やサインに気さくに応じていた。

クラス別順位

E-2

順位 ドライバー / コ・ドライバー / 車名
1 七田 定明/市山 智博/トヨタ 86
2 秋竹 誠之/栃原 正浩/トヨタ 86

E-3

順位 ドライバー / コ・ドライバー / 車名
1 細谷 裕一 /高橋 直美/トヨタ ヴィッツ
2 池田 みきてぃ/松ノ木 孝之/トヨタ セリカ
3 今村 俊之/岩尾 竜太郎/トヨタ MR-S

E-1

順位 ドライバー / コ・ドライバー / 車名
1 松井 繁往/山本 剛/トヨタ ヴィッツ

C-2

順位 ドライバー / コ・ドライバー / 車名
1 木下 美明/奴田原 文雄/トヨタ ヴィッツ

オープン

順位 ドライバー / コ・ドライバー / 車名
1 山村 孝之/松野 龍太郎/ホンダ シビック