2025 Rd.8 石狩
ラリーチャレンジ 第8戦 石狩

北海道サマーラリー真っ只中
広大な北の大地で挑む、真夏の石狩ラウンド!
2025年シリーズも後半戦へと突入したTGRラリーチャレンジ。その第8戦として、7月26日(土)〜27日(日)に石狩ラウンドが開催される。北海道・石狩市を舞台に行われる本ラウンドはシリーズ唯一の北海道開催で、真夏のハイレベルステージとしておなじみだ。道外からのエントラントにとっては、広大な自然を背景に、いつもとはひと味違うラリーを体験できる貴重な一戦となる。観戦可能なSS(スペシャルステージ/タイムアタック区間)は設定されていないが、林道SSの模様はYouTubeでのライブ配信が予定されており、サービスパーク横で開催されるTGRP内のビジョンカーでも放映される。サービスパークの見学も可能なため、ラリーの舞台裏や選手たちの奮闘を間近で感じられるだろう。
SSのYouTube Live配信実施予定
※配信時間等詳しくは決定次第お知らせいたします。※2025年6月26日時点の情報です。変更の場合があります。
ハイスピードグラベル&ハイレベルターマック
石狩の林道で繰り広げられる夏の攻防戦
北海道といえば、ニセコ、陸別、帯広など全日本ラリーでもおなじみの名ステージが名を連ねるが、石狩にも魅力的な林道が数多く存在する。今回のコースも、そのポテンシャルを最大限に引き出す形で構成されており、グラベル路面に強みを持つ「砂利系ラリースト」にとっては腕の見せ所と言えるだろう。ラリーチャレンジにおける名物グラベル林道といえば八ヶ岳茅野ラウンドが挙げられるが、まったくキャラクターの違う路面といえるだろう。
競技は2つの異なる林道ステージをそれぞれ2回走行し合計4本のSSで構成される。ステージは昨年から大幅に見直されており、全く性格の異なる2本のグラベル林道とターマック(舗装路)林道を用いた構成となっている。
今回のラウンドはSS4本と本数こそ少ないが、シリーズ中でも比較的ボリュームのある内容となっている。石狩名物ともいえるSS途中で路面が変化するステージは今回使用しないが、キャラクターのまったく異なるステージでのアタックとなるため、車両セッティングや路面状況の変化に対する柔軟な対応が勝負を分けるだろう。
なお本戦では、立地的観点から様々な優遇措置が受けられる。参戦費用のキャッシュバック制度(対象者には条件あり)やフェリー輸送の割引※、通常ラウンドよりも多くのポイントを獲得できる特別ポイント制度を実施する。これらを活用し、この機会にぜひ参戦を検討してみてはどうだろうか。
また、初めてラリーに参戦するクルーに向けたマナー講習会も毎戦土曜に実施しており、マナーに限らずラリーに関する不安は講師にどんどん質問して解決してほしい。さらに、今では国内ラリーでお馴染みとなったトラッキングシステムを活用しており、非常時の発報機能はもちろん、渋滞などで時間内に設定箇所に到達できない場合でも、本部で各車の状況は把握できるため連絡は不要となる。そのため選手は焦らず競技に集中できる。
※フェリー割日詳細は下記をご覧ください。
TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 地区戦 Rd.8
石狩大会参加者向けフェリー輸送割引のご案内 >>
SSのYouTube Live配信実施予定
※配信時間等詳しくは決定次第お知らせいたします。※2025年6月26日時点の情報です。変更の場合があります。
参戦ポイント
初設定となるグラベルステージは、全長1.8kmのコンパクトな設定ながら、高速コーナーが連続するハイスピード区間が主体となる。全体的にフラットで高低差は少ないが、速度が乗るぶんコーナー進入時の挙動変化やブレーキングのタイミングが勝負の分かれ目となる。グリップの変化に細心の注意を払いながら、迫力あるグラベル走行を楽しんでほしい。
一方、ターマックステージは5.3kmの距離を持つロングステージ。スタート直後は上り基調で始まるが、中盤から後半にかけては下りが続く。速度の高まりやすい構成のため、スピードのコントロールやブレーキングポイントの見極めが重要となる。また、低速のタイトなヘアピンから中高速コーナーまでが次々と現れ、リズムの変化がドライバーを翻弄する。林道特有の狭さや路面の荒れも随所に残るため、車両のセットアップやライン取りにはレッキでの丁寧なペースノート精度が求められるだろう。
今回、石狩市役所をスタートし林道へと向かうルートでは、石狩川をはじめ、広大な畑やまっすぐに伸びる防風林、遠くに霞む山並みなど、北海道らしい風景が展開される。しかし、その風情ある景観の中であっても、本戦は真夏の開催。暑さへの対策がもう一つ重要なテーマとなる。北海道とはいえ、近年の夏は例年になく気温が高い。ここ数年の石狩ラウンドでも、高温で苦しむクルーの姿が多く見られた。競技中・林道入口での待機時はもちろんのこと、サービスパークでも暑さへの工夫が必要だ。クルーの水分・塩分補給、こまめな体調確認など、暑熱対策は抜かりなく行いたい。車両面でも、水温・油温を含む冷却系の管理や、熱ダレしにくいブレーキパッドの装着といった準備をするに越したことはないだろう。
なおクルーの水分補給用のドリンクは、激しい走行中に振動で外れないよう、確実に固定できるボトルホルダーを装備しておきたい。
全日本ラリー「ARKラリー・カムイ」「RALLY HOKKAIDO」、そして「ラリーチャレンジ石狩」と、グラベルラリーの魅力が凝縮された北海道サマーラリー。“夏といえば北海道ラリー” そんな言葉がぴったりの、大自然と熱気に包まれたステージが今年も盛り上がる。雄大な風景、挑戦的なコース、そして真夏の熱い戦いにぜひ挑んでいただきたい。
石狩市役所
北海道石狩市花川北6条1丁目30-2
石狩市総合保健福祉センターりんくる
北海道石狩市花川北6条1丁目41−1
SSのYouTube Live配信実施予定
※配信時間等詳しくは決定次第お知らせいたします。※2025年6月26日時点の情報です。変更の場合があります。
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- ○クルマでのご来場の場合
石狩市役所周辺の臨時駐車場までお越しください。
北海道サマーラリー(サマラリ)2025も御覧ください。
詳しくはこちら >> - ○費用
駐車無料 - ○駐車場開場時間
決定次第お知らせいたします。 - ※予定ですので変更となる場合があります。
- ※サービスパーク他、場内、場外を走行する車両に十分お気をつけください。
- ○クルマでのご来場の場合
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- ○セレモニアルスタート/イベント会場/サービスパーク
石狩市役所 駐車場
北海道石狩市花川北6条1丁目30-2 - ○入場費用
無料 - ○セレモニアルスタート
10:00~(約1時間程度) - ○イベント会場
9:00~16:00 - ※予定ですので変更となる場合があります。
- ※サービスパーク他、場内、場外を走行する車両に十分お気をつけください。
- ○セレモニアルスタート/イベント会場/サービスパーク
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