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非日常の爽快感を是非。
カートは一度乗ったら、
絶対ハマります！
#02
エンジニア
渉 久美
非日常の爽快感を是非。
カートは一度乗ったら、
絶対ハマります！
#02
エンジニア
渉 久美
「嫌です。
エンジニアになりたいです。」
就職活動で「他の職種でもいいか？」と聞かれて、彼女はきっぱりそう答えたという。渉は現在、広島トヨタに勤務する数少ない女性エンジニアだ。「車って、なんで動くんだろう？」大学時代、機械科を専攻し、実習で感じたその小さな疑問がきっかけで、整備士を目指すことに。「エンジンをバラバラにして、もう一度組んで、ちゃんとかかるかなと思うとき」が楽しいのは、その頃から変わらない。今では、彼女を目当てに、指名で来店する「ファン」がいる。「そういうお客さまに出会える瞬間が、いちばん嬉しいですね」
カートは、今はじめられる青春。
今、そんな彼女を虜にしているのが、カートだ。「一度乗ったら、もう楽しくて。アクセルをベタ踏みしたときの、爽快感が最高でした。日常の運転では絶対感じられない音、風のなかで、こんな世界があったのか！と、どんどんハマって」今ではレースでの優勝を目指すほど夢中だ。性別や年齢関係なく、誰もが同じ条件で楽しめるところも魅力だと言う。「男の人も、女の人も、同じ土俵でカンマ一秒を競い合える。この部活のような感覚は、独特です。青春ですよ」ただ、その楽しさは乗ってみないと分からない、と断言する。「逆に、一度乗ったら絶対にハマるので、ぜひ体験してもらいたいです」
渉 久美 [エンジニア]
広島トヨタ自動車株式会社GR Garageのチーフマスタースタッフ。希少な「女性エンジニア」として日々クルマに向き合う。友人の誘いをきっかけに始めたカートに夢中。今では、シリーズ優勝を目指すほどに。2010年には、TOYOTA主催のプリウスカップで32.2km/Lというダントツの最高燃費をたたきだした、エコドライブの達人でもある。
