私はモータースポーツ
こう楽しむ
#03
東京カメラガールズ代表
田中 海月 編
私はモータースポーツ
こう楽しむ
#03
東京カメラガールズ代表
田中 海月 編
写真好きはレース観戦に
のめり込むはず
私が初めてモータースポーツを観戦したのは、去年の夏に開催された嬬恋モントレーというラリーのイベントでした。カメラガールズ20人くらいで撮影したんですけど、今までで一番思い出深いです。当日の撮影は雨の中、タオルを掛けて機材を気にしながらで、とにかくハード。でも、流し撮りも未経験だったのに、雨の中ラリーカーが疾走する瞬間がかっこよく撮れたんです。奇跡の1枚にはテンションが上りました!それから4、5回撮影してますけど、最近流し撮りのコツを聞かれることが多くて、設定とタイミングと慣れと答えています。回を重ねる毎に適切なポジションがわかってくるので、場所取りも重要。直線はスピードが一番のっていて撮影が難しいので、若干カーブしているところを狙っています。私はだんぜんカーブ派(笑)。直線で撮影することを追求している人もいますけど、カーブの時はちょっと車体が傾いてる感じが好き。人によってはドライバーだけ撮ったり、引いて会場や風景を入れるパターン、天候によっても撮れる写真が違うので、面白いです。
あと、スマホで撮影する場合はレンズにちょっと黒っぽい、サングラスのようなフィルムを貼るかサングラス越しに撮ると背景が流れます。なので、モータースポーツ観戦にはサングラスが必需品。全体的に暗くなっても、その後背景を明るく調整すればOKです。ちなみに私は、臨場感もドライバーのオフショットも好き。カメラは絶対に持っていったほうがいいと思います。好きな選手を見つけると応援のしがいがあるし、撮影するにしてもテンションが違いますから。毎回いろいろな撮り方にチャレンジをするのもいいし。あとはグループでいくことをオススメします。会場もお祭りのような雰囲気なので、ご当地グルメなんかも楽しめますし、最近は女性のファンもよく見かけるんですよ。
撮影用のカメラは必須
モータースポーツの撮影ではいろいろな撮り方が楽しめます。動きが早く、基本は1発勝負なので撮影自体は難しいのですが、人によってはドライバーだけ切り取るパターンとか、引いて風景を入れたり。ちなみに私は、必ず望遠レンズを持っていきます。天候に左右されやすいのでレインカバーも忘れずに。スマホで撮影するケースがほとんどだと思いますので、その時はサングラスを持って行ってください。流し撮りの時に役に立ちますから。
田中海月 [東京カメラガールズ代表]
東京カメラガールズは、“カメラ女子の毎日をHAPPYに”をコンセプトに、撮影会やイベントなどを実施している