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WEC富士をさらに楽しむ基礎知識

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もうひとつのトヨタパワー

トヨタRV8K LMエンジンを積むレベリオン・レーシング

トヨタRV8K LMエンジンを積むレベリオン・レーシング
トヨタRV8K LMエンジンを積むレベリオン・レーシング
現在FIA耐久トロフィー・ベストプライベートLMP1チームのランキングをリードしているのがレベリオン・レーシングだ。WECにはトヨタRV8KLMエンジンを搭載する2台のローラB12/60トヨタで参戦しており、同チームの12号車(N.プロスト/N.ジャニ/N.ハイドフェルト)と13号車(A.ベリッキ/J.ブリーケモレン/H.プリマ)は各ラウンドで常に上位に就けている。ル・マン24時間では12号車(N.プロスト/N.ジャニ/N.ハイドフェルト)が見事な走りを披露し、プライベートチーム最上位であるだけでなく、ワークス・アウディR18 ultraの1台を打ち破り総合4位に入っている。
スイスに本拠地を置くこのチームはGT2やLMP2での活動を経て、2009年からLMP1への参加を開始した。昨年からトヨタエンジン・ユーザーとなり、ローラB10/60トヨタでル・マン シリーズ(現ヨーロピアン ル・マン シリーズ)、インターコンチネンタル ル・マン カップに参加。ル・マン24時間ではプライベートチームとしては1位の総合6位に入り、ル・マン シリーズではチーム、コンストラクター両タイトルを獲得した。
12号車の第1ドライバーとして登録しているニコラ・プロストはF1世界選手権を4度制覇したアラン・プロストの息子。13号車の第1ドライバー、アンドレア・ベリッキはフォーミュラ・ルノーV6ユーロカップなどのシングルシーターからインターナショナルGTオープン(2006年チャンピオン)など、様々なカテゴリーで幅広く活躍。ル・マン24時間は2007年の初参加以来の常連だ。

SUPER GTやFormula NIPPONで熟成された
技術が反映されたRV8K LMエンジン
2012年の車両もローラ製のクローズドカーに3.4リッターV8NAガソリンエンジンのトヨタRV8K LMを搭載している。このエンジンはフォーミュラ・ニッポンとSUPER GTで使用されているものをベースに、ケルンにあるトヨタ・モータースポーツ有限会社(Toyota Motorsport GmbH = TMG)でLMP1用にモディファイされたもので、ハイパワーと非常に高い信頼性を誇っている。今シーズンも開幕戦セブリング12時間こそ振るわなかったが、第2戦スパ6時間以降は常にプライベーター最上位を争う、WECのメインコンテンダーのひとつとなっている。