2014年4月26日(ドイツ時間)ドイツ・ニュルブルクリンクにて開催されたVLN3(56.ADAC ACAS H&R-Cup)に、GAZOO RacingからLFA2台と86が参戦し完走を果たした。
前回出走したVLN2と同じく、ニュルブルクリンク24時間レースの前哨戦として実戦での車両の調整が参戦の主な目的。
今回は、将来のスポーツカー開発のための実験車両として新たに投入した、LEXUS LFA Code Xの初の実戦走行でもあり、実戦でのトライを行いながら、ニュルブルクリンクに対応する車両セットアップを探った。
予選ではSP8クラスのNo.48 LFAが総合19位 SP8クラス1位、SP3クラスのNo.86 86が総合141位 SP3クラス1位、SP PROクラスのNo.53 LFA Code Xは総合24位 SP PROクラス2位のポジションを獲得。3台ともにクラス上位で決勝を迎えることとなった。
午後に行われた決勝では、No.53 LFA Code Xが2周目にパンクにより緊急ピットイン。6周目にはNo.48 LFAとNo.53 LFA Code Xがそれぞれ車両確認のためピットボックスで作業に入り順位は大きく後退。No.86 86も8周目に追突を受けリヤバンパーを破損。応急処置のためピットインとなり、レース前半に3台とも順位を下げることになった。
3台とも早々に作業を終えレースに復帰。ゴールを目指し3台とも4時間を走り切り、No48 LFAが総合133位 SP8クラス5位、No53 LFA Code Xが総合67位 SP PROクラス3位、No86 86が総合99位 クラス2位でフィニッシュ。今回のレースでのトライの結果と課題を持ち帰り、6月の24時間レースに本番に向け、さらなるいいクルマづくりを目指す。