S耐今期最長の「8時間耐久」に総力戦で挑む!!

TOYOTA GAZOO Racing ドライバー総動員の2台体制!!

「TOYOTA　Team TOM’S SPIRIT 86」は、第3戦となる「富士SUPER TEC」に挑む。2015年スーパー耐久シリーズで最長となる8時間の耐久レースと言うことで、いつもの86号車に加えて、新たに87号車投入の2台体制。ドライバーはTOYOTA GAZOO Racingドライバー総動員、そして今回、チームメカニックにニュルエンジニアも参加するなど総力戦で勝ちに行く気持ちである。

INFORMATIONfor スーパー耐久シリーズ2015

■第3戦富士SUPER TEC

－開催日程

7/4（土）	公式予選 13:20～16:00
7/4（土）	TOYOTA Team TOM’S SPIRIT [Aドライバー 2Gr] 13:40～14:00 [Bドライバー 2Gr] 14:30～14:50 [Cドライバー 2Gr] 15:15～15:30 [Dドライバー] 15:40～16:00
7/5（日）	決勝レース 10:00～18:00

－開催場所

サーキット富士スピードウェイ
住所：〒410-1307 静岡県駿東郡小山町中日向694 TEL：0550-78-1234
アクセスはこちら

国内屈指のハイスピードコースでの8時間のサバイバル戦

静岡県駿東郡小山町に位置する富士スピードウェイは、世界でも数少ない約1.5kmに渡るストレートが特徴となるハイスピードサーキットだ。高速コーナーが続く前半セクションと複合コーナーが連続する後半セクションで構成されているレイアウトは、一見簡単そうで非常に奥が深いコースだ。

富士スピードウェイはストレートスピードで勝るホンダ勢に対し、トヨタ86にとっては不利なコースではあるものの、トヨタにとってはホームコースである。今回勝つために新たに投入するのが86のコーナリングスピードを大きくレベルアップさせる「富士スペシャルチューン」。後半セクションの強い武器となるはずだ。また、事前に入念なテストも行なっており、勝利に向けたチームの士気は非常に高い。更に今回は86号車に加えて87号車を投入、2カーエントリーにすることで、マシンのセットアップの方向性やレース戦略の違いにも注目してほしい。

レギュラードライバーである井口卓人／蒲生尚弥／松井孝允選手は、スーパーGTタイ戦で好成績を獲得しモチベーションも非常に高い。また、今回の2台体制に合わせゲストドライバーも参戦。スーパーGT GT500クラスでレクサスRC Fを駆り、タイ戦では2位表彰台も獲得している大嶋和也選手、サバイバル戦での駆け引きや燃費配分も優れる耐久レースの大ベテランである木下隆之／佐藤久実選手とTOYOTA GAZOO Racingドライバーを総動員。また、「TOYOTA GAZOO Racing チャレンジプログラム」の挑戦者として、86/BRZ Race・クラブマンシリーズから小野田貴俊選手の加入など話題も多い。

今回は2015スーパー耐久シリーズ最長の8時間のレースで、速さはもちろん、最後までトラブルフリーで走り切る…と言う生き残りを賭けたサバイバル戦でもある。そのためマシンの信頼性やレース戦略、ピット作業なども勝利のためのキーワードとなる。通常よりも大所帯で挑む第3戦は、ドライバーはもちろんエンジニア、メカニックを含めた総力戦で挑み、「今回は絶対に勝ちに行く!!」という想いも非常に高い。生き残りをかけた8時間のサバイバルレースを「心をひとつ」にして表彰台の中央を目指す。

: モータースポーツに対する夢や憧れの実現に挑戦するクルマ好きの方を応援するプログラム「TOYOTA GAZOO Racing チャレンジプログラム」。このプログラムの中でGAZOO Racing 86/BRZレース・クラブマンシリーズ参戦者を対象に、第3戦終了時点のポイントランキング最上位のドライバーに、「TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86」の第4ドライバーとなる機会を提供。その栄冠をつかんだのが小野田貴俊選手である。小野田選手は「アマチュアドライバーとして25年レースに参戦している私にとって、スーパー耐久シリーズにトップチームで参戦することは夢であり目標でした。プロドライバーの皆さんとドライブできることが非常に楽しみです。精いっぱい力を出し切りたいと思います」と語ってくれた。すでにテスト走行は終了しており、後は本戦を待つだけ。86/BRZワンメイクレース出身ドライバーが、初となるS耐をどう戦うのかにも注目してほしい。