今朝 Engine Failure Report のアップデートが届いていました。

まずはエンジンを車両から降ろして外観↓を確認。 問題ナシ。 でもこの写真の左から二つ目の第4気筒の動弁系が壊れていました。
engine outlook 詳細の写真をみると・・・(ごめんなさいさすがにその写真は載せることができないんですが)・・・バルブスプリング・バルブ・その他の細かい部品などが壊れていました。 で、壊れたエキゾーストバルブはエキゾーストポートに挟まって↓いました・・・。 (これくらいなら写真載せてもかまわないと思ったんで・・・ 追伸:ちょっと写真ボカシチャイマシタ)
broken valve at port このシリンダヘッドはもう使えないですねぇ・・・。 新品を用意しなくっちゃ。 NASCAR はレースが多いし出場台数が多いのでさすがに毎戦新品のエンジンを使うことはしないんです。 一度使ったエンジンはティアダウンと呼ばれる部署でバラバラに分解して綺麗に洗浄します。その後で部品に傷・欠陥がないかを入念に調べるんです。 部品はそれぞれマイレージ管理をしていてまだ使える部品は再利用しマイレージを超えた部品・毎回交換する部品は新品に交換して組み付けて次のレースに使います。

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コメント

Jura [09.10.07 03:52]

こんな写真を出してしまっていいのですか?
壊れたエンジンの部分を見たのは初めてです。

NASCARの費用がF1に比べて安くすむのも、こうしてエンジンを使いまわすからなのですね。

イサカ [09.10.07 04:15]

Juraさん いつもコメントありがとうございます♪
さすがに中身のわかる写真は掲載できないんですが、これならアリだと思います。NASCAR のガレージでもこうやってエンジンを換装していることありますから・・・。(笑)
そうですねリビルトすることでコストを抑えることができます。特にレギュレーションではないんですが、トラックのエンジンなど短い距離のレースであれば2レースとか使うんですよ。それだけ Toyota の Nationwide / Truck のエンジンは耐久性があるんです。

m&ms [09.10.07 10:07]

私も、壊れたエンジン内部を見るのは初めてですね。
極秘の部類に入る写真ですけど、あとで始末書なんて事になりませんか?
一気筒が750バイク1台分ですから、EXバルブも巨大ですねー
見た目ですけど、5〜6㎝はありそうです。
部材も色からしてチタンっぽいですが…ポッキリ折れています。

イサカ [09.10.07 10:19]

m&msさん いつもコメントありがとうございます♪
そんなに脅かさないでくださいよー。これだけじゃ仕様はわかんないですよね。(そうであって欲しい)
なにしろインテークとエキゾーストに各1本しかバルブはありませんからかなり大きいです。それ以上はノーコメントで・・・。(汗)

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