はじめまして。フォーミュラ担当の特派員のミスター・Fです。
遅くなりましたが、5月22日―23日に行われたフォーミュラ・ニッポン第2戦(ツインリンクもてぎ)に私も行ってきました。
FN決勝はご存知のようにモービル1・チーム・インパルのJ.P.デ・オリベイラ選手の圧勝でした。
チーム・インパルとしては昨年の開幕戦以来の勝利。特に昨年は不運なレースが続いたので、レース後の星野監督のほっとした表情が印象的でした。
・さて本題です。
・フォーミュラ・ニッポンと同時開催のF3(フォーミュラ・ニッポン直下のカテゴリー)とFCJ(フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン)では、明日のトップドライバーを目指す若者たちがしのぎを削っています。 F3とFCJは、ドライバーが少しでも多くの走行経験を積めるように各大会それぞれ2レースが行われます。
・F3はペトロナス・チーム・トムスの国本雄資選手が2レースとも圧勝。FCJも中山雄一選手が2連勝。フォーミュラ・ニッポンと合わせて、各レースともトヨタ系チームのドライバーが制し、盛り上がっていました。
<FCJ優勝の中山選手>
・国本選手、中山選手をはじめとして、もてぎに集まった若手ドライバーの有望株をご紹介します。
<F3>
国本雄資選手 #1 ペトロナス・チーム・トムス
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・ 国本選手はSGTでもaprチームからトヨタ・カローラ・アクシオでGT300に参戦中で、SGT第3戦(5月2日、於:富士スピードウエイ)でも念願の初優勝を飾ったばかり。
乗りに乗っている勢いを感じます。
ラファエル・スズキ選手 #36 ペトロナス・チーム・トムス
・ トムス・チーム伝統のカーナンバー36を背負うのは、日系ブラジル人のラファエル・スズキ選手。
ドイツF3、アジアF3シリーズなどで戦ってきた猛者も、初めての日本のサーキットにまだ苦労しているようですが、徐々に力を発揮してくれるでしょう。
嵯峨宏紀選手 #62 デンソー チーム ル ボーセ
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・ もてぎでもご覧のように闘志をみなぎらせて決勝レースに臨みましたが、不運が重なって残念ながら及ばず。次回またがんばってくれると思います。
嵯峨選手もaprチームからトヨタ・カローラ・アクシオでGT300に参戦中です。
蒲生尚弥選手 #37 トムス・スピリット
FCJから今シーズンF3にステップアップした蒲生選手は、第4戦で予選11位(Nクラス5位)から着実にポジションを上げ、Nクラス2位に入賞しました。第3戦でも、予選7位(Nクラスのトップ)。今後が大いに期待されます。
ごらんのように甘いマスクで、子供たちにも人気がありました。
<FCJドライバー>
ずらり並んだFCJの若手ドライバーたち。
カーナンバー1の中山雄一選手は、2レースともポール・トゥ・フィニッシュで優勝で、格の違いを見せつけました。
ごらんの写真はキッズ・ウォークですが、やっぱり中山選手が目立ってますね。
みんな明日のトップドライバーを目指してがんばっています。サーキットで見かけたら応援してくださいね。
フォーミュラ・ニッポン第3戦は、7月17-18日に富士スピードウエイで開催です。
楽しいイベント満載との情報あり! 皆さんもチェックしてくださいね。