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        『4種類?』

        2011年7月27日

        皆さんこんにちは!TDP事務局のフクです。

        先週末のF1ドイツGPでは、可夢偉君が予選の苦戦から一転、決勝では久々の入賞を見せてくれました。あのスターティンググリッドを考えると今回の結果は、やっぱりなでしこ旋風の風がまだ残っていて、可夢偉君の追い風になったのかもしれないですね。

        さて、今週は統計学の話でもしてみたいと思います。統計学と言っても何も難しい話をするわけではありません。そもそも私は、数学は昔から大の苦手で、高校2年生から一切数学の授業を選択しなかった"真正文系"なのです。

        それでも難しい公式などは拒絶反応を起こしますが、数字自体は嫌いではなく、ランキングのポイントだとか、色々な記録などにまつわる数字などは好きなのです。そんな訳で今回はTDPドライバーに関するデータを数字で出してみることにしました。

        ということで、今回TDPドライバーを4種類に分けて見ることにしました。これを聞いてピンときた方もいらっしゃると思います。そんなあなたは立派な日本人です(笑)。そうです!今回は血液型で統計をとってみようと思います。

        そもそも血液型を気にして「あ~だ、こ~だ」言うのは、日本人だけと言われています。(韓国や中国でも多少取り上げられることはあるようですが)血液の型は、AOB式であれば4種類に分類されるわけですが、否定派の方は「全員が4つの型だけにあてはまるわけない」とおっしゃいますが、その通りだと思います。

        だけどもそれを知りつつ、型に当てはめて楽しんでみようという事です。では、とりあえずは今季のTDPドライバーの血液型を見てみたいと思います。

        まず、日本人に1番多いと言われるA型

        良く言われるのは几帳面。几帳面?うん几帳面なとこある人とない人と・・・
        気配り上手、礼儀正しい、社交的、優等生、キレイ好きとも言われます。分からなくもないですねぇ

        次はB型です

        一般によく言われる自己チューB型(一般で私の意見ではありません、念のため)
        雄資君、確かに末っ子のB型でそんなところがあるかも・・・

        O型です。

        この2人が同じ分類に入るのか?親しみやすく裏表がないと言われます。言われてみれば確かに・・・
        O型の男性はロマンチストな人が多いとも。
        だから表彰台の上からプロポーズなんて出来ちゃうんですね(笑)

        変わり者と言われるAB型です。

        この2人も同じ分類か?という感じですが・・・良く言われるのはクールで頑固で変わり者(笑)
        確かに見る人間を熱くさせるレースをした後でも可夢偉君のインタビューの受け答えはクールですね

        という訳で、図らずも4種類の血液型がほぼ均等に分かれています。このグループ分けを見ても「この人とこの人が同じ分類?」と思わせるような組み合わせもあります。やっぱり血液型で分けるのは無理があるんじゃ・・・?と言う気がしなくもないですが・・・

        ではこれまでの歴代の在籍TDPドライバー達の分布はどうだったのか調べてみました。

        A型・・・6人
        (24%)
        B型・・・11人
        (44%)
        O型・・・5人
        (20%)
        AB型・・・3人
        (12%)
        ※上に出ているドライバーも含まれます

        ちなみに一般的に言われている大まかな日本人の血液型別の割合は下記の通りだそうです。

        A型・・・40% B型・・・30% O型・・・20% AB型・・・10%

        何とO型とAB型は、ほぼ日本人の血液型分布に一致しています!そしてA型とB型では割合の逆転現象が見られます。これを見ると統計学的には、TDPドライバーになる確率が一番高い血液型はB型の様です(笑)

        これを見て、これからドライバーを目指す少年たちは、自分の血液型と合せてみて、どう感じるでしょうか?AB型で変わり者の私の場合は、皆が右に行くと言えば、1人左側に行きたくなるタイプなので、少ないことをむしろ嬉しく感じるのです。きっと可夢偉君もそのタイプです(笑)

        もちろん、これは言うまでもありませんが、TDPドライバーを血液型で決めているなんてことはありません。

        おそらくこのような数字が直接レースの結果に関係していることはないと思われ、仮に科学的に結果に関係していると証明されるとしても、それはおそらくはずっと先の事になることでしょう。と言う事は、今はこの数字が意味するものを、理論付けるものはありません。

        しかし、このように関連する項目で色々データベースを作って、隠れた数字を浮き立たせてみるのも面白いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

        応援して頂く方にとっても、「こんな傾向があるのか」といった発見があって、今後見て頂く上で1つのエッセンスとして、皆さまがより楽しむためのバックボーンになれば、「生き方のソムリエ」(某番組のパクリです)の私としても幸いです。

        また、「わたしと同じ血液型だから」「僕の好きな血液型だから」と、そんな理由でひいきのドライバーを決めて頂くといった具合にこのデータを使って頂くのも結構です。それぞれが自由に楽しんで頂ければと思いますので♪

        さぁ、今週末のSUGOで勝つのはどの血液型でしょうか?次は女子が好きな星座の統計でも取ってみますかね~

        まぁ、どの血液型でも良いですが、上の誰かに表彰台の1番上に上ってもらいたいですね。えっ?何となく他人事っぽい感じですか?ハイ、クールなAB型なので(笑)

        【TDP情報】

        平手晃平 『ワクドキ サーキットを走ろう@富士スピードウェイ』出演予定
        8月25日(木) 参加者募集中(~7月31日(日)まで)
        公式サイト http://gazoo.com/racing/event/wakudoki/index.asp

        中嶋一貴/平手晃平/石浦宏明/大嶋和也/井口卓人
        『LGDA夏祭り2011 in MEGA WEB』出演予定

        8月14日(日) 11:00~お台場・MEGA WEB
        イベントサイト http://www.megaweb.gr.jp/Event/Lgda2011/

        石浦宏明/大嶋和也 『ワクドキ サーキットを走ろう@岡山国際サーキット』出演予定
        9月15日(木) 参加者募集中(~8月29日(日)まで)
        公式サイト http://gazoo.com/racing/event/wakudoki/index.asp

        『愛車紹介』その11

        2011年7月20日

        皆さんこんにちは!TDP事務局のフクです。

        今週の月曜日は、「なでしこジャパン」のワールドカップ決勝戦を見たため、月曜日は寝不足だったという方も多いのではないでしょうか?なでしこたちの世界を相手にした頑張りにきっと多くの日本人が勇気づけられたのではないでしょうか?もちろん私もその1人です!選手をはじめとした関係者の方々は本当におめでとうございます。

        昨年「2位じゃダメなんでしょうか?」という言葉が話題になったりしましたが、やっぱり1番が良いですよね♪もちろん局面によっては2位で良い時もありますが、前にも書かせて頂きましたが、レースの世界では1番の人だけが"勝者"と呼ばれ、"勝者"と"それ以外の敗者"となってしまうのですから、その差は大きいのです。

        そして週末の富士スピードウェイでは、F3で雄一君が優勝で1番を獲得しました。そしてフォーミュラ・ニッポンでは晃平君が2位、一貴君が3位と、残念ながら1位ではありませんでしたが、それぞれに素晴らしいレースで盛り上げてくれました。

        さて今週の愛車紹介は、その富士で見事3位表彰台を獲得した一貴君の愛車を紹介したいと思います。皆さんも一貴君が普段どんなクルマに乗っているのか気になるところではないでしょうか?

        その一貴君の愛車はこちらです!

         「えっ!?一貴君もアルテッツァ!?」と驚いた方もいらっしゃるかと思います。そうなのです、一貴君もトヨタ若手ドライバーのナンバー1シェアを誇るアルテッツァに乗って・・・いたのです。フォーミュラトヨタでデビューし、一貴君が普通免許を取得した時に初めての愛車となったのがアルテッツァだったのです。(※上の写真は一貴君所有の実車ではありません。但し、カラーはこの写真と同じカラーです)

        ちなみにこのアルテッツァは、まだ実家にあって、今でも実家に帰った時などは乗っているそうです。「昔はいいから今のクルマを教えてよ!(怒)」という一貴君ファンの皆様、お待たせしました。今度こそ一貴君の今の愛車になります。

        こちらです!

        この写真を見ただけで車種を言い当てたあなたは相当な"クルマ好き"です(笑)
        グリルのエンブレムで「レクサス」のクルマなのはお分かりになると思いますが、
        このクルマはレクサスの誇るハイブリッド・コンパクトカー『CT200h』です!

        しかもただの『CT200h』ではありません!

        フロントフェンダーに燦然と輝く「F」のエンブレムは
        "走り"を求めるオーナーのためにサーキットで鍛えられた「証」です

        オーナーになって日が浅いこともあって、現在のクルマの状態はフルノーマルです

        今回もいくつか質問をしてみました。

        Q.『CT200h』にした理由は?
        A.デザインが良かったのとコンパクトで、都内でも使い勝手が良い所。ハイブリッドで燃費がいいのもポイントです。ちゃんとゴルフバッグも積めるし(笑)
        Q.今後この車で何かカスタマイズしたいところは?
        A.足がスポーツ方向に振ってあるため、若干街乗りには硬く感じるのと、タイヤとタイヤハウスのクリアランスが広いので、トムスの足回りが入れられればとは思っています。但し足の硬さは好みの問題で、このままが好きな人も多いと思います。
        Q.今後欲しい車は?
        A.このクルマが気に入っているので、今の所は特にはありません。

        スタイリッシュでエレガントな雰囲気を持つ『CT200h』は、現在都内在住の一貴君の生活にとってもマッチしていますね♪そんな一貴君、現在3戦を終えてフォーミュラ・ニッポンではランキングトップを走っています。"2位"ではなく、是非"1位"を目指して残りのシーズンも駆け抜けてもらいたいと思います。

        さて、今週末は「なでしこジャパン」が金メダルを獲得したドイツで、F1の第10ラウンドが開催されます。「なでしこジャパン」の皆さんが起こした旋風がまだ残っていると思うので、可夢偉君にもそのままその風に乗って世界を驚かしてもらいたいと思います♪

        可夢偉君がワールドチャンピオンを懸けて最終戦を争うようなことになって、今回のように日本中がパブリックビューなどで可夢偉君を応援してくれるような日が来たら最高ですね。そんな日が来ることを祈りながら、今週のドイツGPも応援したいと思います。

        【TDP情報】

        平手晃平 『ワクドキ サーキットを走ろう@富士スピードウェイ』出演予定
        8月25日(木) 参加者募集中(~7月31日(日)まで)
        公式サイト http://gazoo.com/racing/event/wakudoki/index.asp

        石浦宏明/大嶋和也 『ワクドキ サーキットを走ろう@岡山国際サーキット』出演予定
        9月15日(木) 参加者募集中(~8月29日(日)まで)
        公式サイト http://gazoo.com/racing/event/wakudoki/index.asp

        『スポンサー紹介』その4

        2011年7月12日

        皆さんこんにちは!TDP事務局のフクです。

        関東もいよいよ梅雨が明けましたが、例年より10日以上早い梅雨明けらしいですね。
        ここからさらに暑さが厳しさを増していき、寝苦しい夜が続きそうですが、皆さんくれぐれも体調には気を付けてお過ごし下さい。

        先週末はシルバーストーンで可夢偉君のレースでしたが、残念ながら不運が重なり良い結果を出すことは出来ませんでした。好調だっただけに期待も大きかったので残念ではありますが、十分に期待が持てるパフォーマンスは見せてくれたので、次回に期待しましょう!

        余談ですが、イギリスといえば2005年に可夢偉君がフォーミュラルノーで、ユーロシリーズを戦っていた時にこんなこともありました。場所はドニントンパークというイギリスの別のコースだったのですが、F1のサポートレースで行われた1戦でのこと、雨中の決勝レースで、可夢偉君は伝説となっている1993年の同コースでのアイルトン・セナを彷彿とさせる、ぶっちぎりの優勝を飾ったのです。

        そのあまりの速さに可夢偉君は疑いをかけられ、レース後にクルマをバラバラにされて、
        隅々までチェックをされたという事がありました。もちろんクルマには何の違反もあるはずはなく、可夢偉君の速さはフランク・ウィリアムズさんをはじめとした、多くのF1関係者に
        『Kamui Kobayashi』という名前を印象付けるのに十分でした。

        それでは今週の本題に入りたいと思います。今年もTDPドライバーを応援して頂いている
        スポンサーさんを紹介して行きたいと思いますが、今年1回目、そしてこのシリーズ通算では
        第4弾となります今回紹介させて頂くのは、『光生アルミニューム工業』さん(以下光生さん)です。光生さんは戦後間もない昭和25年(1950年)に創設された歴史のある会社です。

        業務内容としては、社名にある通りアルミ製品の加工を行う会社で、トヨタのクルマにも使われるアルミパーツを製作したり、新車に装着される純正のアルミホイールを製造したり、
        「Kosei」ブランドのオリジナルのアルミホイールの制作などをしています。また、その拠点は
        日本国内だけにとどまらず、タイや中国などにもネットワークを持つ、グローバル企業なのです。

        こちらが、もはやサーキットではおなじみの『光生さん』のロゴマークになります
        「こうせい」と聞くと(特に女性の方は)「化粧品?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが
        レース界では「こうせい」と言えば、「アルミホイール」というくらい浸透しています

        さて、そんな光生さんが支援をしてくれているドライバーといえば、そうです、平手晃平君です。晃平君と光生さんのそもそもの出会いは、2002年まで遡ることとなります。それまでもGTなどのスポンサードをされていた光生さんでしたが、2002年のGWに富士スピードウェイで行われた
        GT選手権に当時社長さんだった、現会長さん(以下会長さん)が応援にいらした時の事でした。

        ある人を介して、会長さんと当時16歳の晃平君がレース前の土曜日に知り合い、食事をともにすることになりました。その翌日、フォーミュラ・トヨタで4輪デビュー戦だった晃平君が、見事なレースで2位表彰台を獲得したのです。当時"限定Aライセンス"(16歳以上でレースに出られるライセンス)というものが出来たばかりで、そのような若いドライバーは珍しく、しかも鮮やかなオーバーテイクを見せながら2位になってしまったのです。

        デビューレースで2位表彰台を獲得したあどけない16歳の晃平君

        これに大変感銘を受けて頂き、晃平君の出身地である愛知県に会社が所在していることもあって、それ以降ずっと晃平君のサポートをしてくれているのです。そうなのです!
        今の晃平君があるのも、『光生さん』があってこそ!と言っても過言ではないのです。

        晃平君に限ったことではありませんが、レーシングドライバーというのは、このようにサポートして頂いている方のおかげで成り立っていることがほとんどであり、また"出会い"というものが
        いかに大切であるかを物語るエピソードであるとも言えますね。

        フォーミュラトヨタシリーズやVitzシリーズのシリーズパートナーをされたり、
        サプライヤーとしてスーパー耐久やGTにも参加するなど、モータースポーツにとても深く関わっています
        "ネオンオレンジ"と名の付いたカラーはサーキットにおいてもひときわ映えます

        初対面で会長さんに強烈なインパクトを与えた晃平君でしたが、欧州から日本に復帰した2008年も、もちろん光生さんはサポートして頂き、鈴鹿で行われたフォーミュラ・ニッポンのシリーズ第5戦には、会長さんも応援に駆け付けてくれ、いわば御前試合となったのです。そして、この時の第2レースでも晃平君は鮮やかなオーバーテイクを見せ、初優勝を飾ったのです。

        ドライバーは、もちろん全部のレースで勝とうと思って常に全力で走っているのですが、このような時に勝つチャンスが回ってくる"引き"の強さと言うのはやっぱり大事ですよね!それが影響してるかしていないか(きっと影響してますよね(笑))光生さんは今年もしっかり晃平君をサポートしてくれています♪

        今年晃平君が乗るこのマシンにもしっかりと「Kosei」のロゴが貼られています
        是非サーキットでマシンを見てどこにロゴがあるか見つけて下さいね!

        【TDP情報】

        井口卓人 『Funカートライド オープニングセレモニーイベント』出演予定~MEGA WEB~
        7月16日(土)14:00~14:40 卓人君がお台場でカートのデモランを実施
        イベント情報 http://www.megaweb.gr.jp/Event/Funkart_open/

        平手晃平 『ワクドキ サーキットを走ろう@富士スピードウェイ』出演予定
        8月25日(木) 参加者募集中(~7月31日(日)まで)
        公式サイト http://gazoo.com/racing/event/wakudoki/index.asp

        石浦宏明/大嶋和也 『ワクドキ サーキットを走ろう@岡山国際サーキット』出演予定
        9月15日(木) 参加者募集中(~8月29日(日)まで)
        公式サイト http://gazoo.com/racing/event/wakudoki/index.asp

        『ふるい』

        2011年7月5日

        皆さんこんにちは!TDP事務局のフクです。

        いよいよ暦は7月に入りました!2か月ごとのカレンダーでは、7月と8月がセットになっていて、
        このページが来ると小学生の頃は夏休みも近づき、色々楽しい行事を想像して毎日ウキウキして、何だか落ち着かなく毎日を過ごしたりしていた人は多かったのではないでしょうか?

        もちろん野山を駆け回るのが大好きな私も、そんなうちの1人でした。それが大人になるにつれ、「暑いのが嫌」と、この季節が来るのをうんざりと迎える人が多くなって来るようです。
        7~8月のカレンダーを見て嬉しいのは、「カレンダーの中の女性が薄着になることくらい」なんてことをいう大人も私の周りには少なくありません。でも大人になって子供の時のように行事はたくさんなくても、生命感が溢れるこの季節が来ると私は相変わらずウキウキしてしまうのです。

        そして、この時期の子供にとって嬉しいことの最大の要因は、なんと言っても"夏休み"ですね。
        1か月以上も学校に行って勉強をしなくて良くて、毎日遊びほうけることが出来るなんて、夢のような時間でした。(これを読んでいる小中学生はしっかり宿題やって、勉強もして下さいね)

        「で、今週は何の話なの?古い人たちの話?」という声が聞こえてきそうなので、そろそろ本題に入りたいと思いますが、"青田買い"趣味の方、お待たせしました!今週は、これも毎年恒例となっている"TDP予備軍"である『FCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)』ドライバー達を紹介したいと思います!

        今年トヨタドライバーとして『FCJ』に参戦しているのは、この6人です。

         

        京都府出身、21歳の石井一也君 FCJは3年目の参戦となり、ここまで1勝を挙げ、ランキング3位。今年はチャンピオン候補の1人です

        No.11 FTRSスカラシップFCJ
          高知県出身、19歳の松﨑俊祐君 地元高知で大学に通い、ドライバーとの両立を目指します。まずは、初の表彰台を狙います
        No.19 FTRS Koffice FCJ
          愛知県出身、18歳の勝田貴元君 お父さんは、現役全日本ラリーチャンピオン。FCJで2年目の今年は、初優勝も果たし、アグレッシブなレーススタイルは要注目です
        No.10 LUCK FTRS FCJ
          広島県出身、17歳で現役高校生の平川亮君
        ここまで7戦中、表彰台を外したのは1回だけという抜群の安定感で現在ランキングトップを走ります。 冷静そうに見えて、初優勝の際には涙をこらえきれない場面も
        No.4 FTRSクラリオンFCJ
          大阪府出身、
        18歳の川端伸太朗君
        今年カートからFCJにステップアップしてきたルーキーです。後半は、持っている才能を発揮してトップグループを狙います
        No.1 FTRSスカラシップFCJ
          愛知出身、17歳で現役高校生の 篠谷大幹君
        篠谷君も今年から参戦のルーキー ここまで、ルーキーの中ではランキングトップの健闘。晃平君と近所の小牧市出身で、中学生の時、学校に晃平君が講演にきたそうです
        No.10 FTRS FCJ

        今年のFCJでは、期せずして7~8月はレースがなく夏休みとなっています。とはいえ、私の少年時代のように2か月間遊びほうけるわけではありません。受験や就職活動が控える中学3年生、高校3年生の時のように夏休みといえども遊んでいる場合ではなく、この2か月間をどう過ごすかが新学期(9月からの後半戦)の結果に繋がって行くのです。

        そして、それはまた来年以降の未来に繋がって行くのです。しかし毎年このように『FCJ』
        ドライバー達を紹介させて頂いていますが、紹介させて頂いたドライバーのうち、ステップアップして数年後まで残って行けるのは、1人か2人だけという厳しい現実が待っています。

        こうして彼らはまさに『ふるい』にかけられている状態ということになるのです。その中で誰が残り、上の世界にステップアップして行くのか?皆さんもこの若芽の中からひいきのドライバーを見つけ、一生懸命応援して頂き成長して行く姿を見ていって頂ければと思います。

        まだ名もなき頃から応援していたドライバーが、世界に旅立って行くことにでもなれば、それはきっと応援して頂いた方にとっても喜びを感じて頂けるのではないかと思うのです。世界に行った可夢偉君や一貴君も当然ながら、かつてはこのようなエントリークラスで頑張っていたのですし、まだ見ぬ未来のスターも必ずここを通過して行くのです。

        厳しい『ふるい』にかけられる彼らは、可哀そうでしょうか?いいえ、ここにいる誰もが「誰かにやらされている」のではなく、自らの夢を見つけ、望んでこの環境に入り、そして自分の好きなことを目いっぱいやっているのです。そんな彼らは人一倍幸せなのです。

        その中で残って行こうと一生懸命頑張っているからこそ、彼らはトップクラスで戦っている
        ドライバー達とはまた違った純粋な輝きを放っていると思うのです。そんなキラキラした"青春の輝き"を是非間近で応援して頂ければと思います。

        次回の大会は9月になります。詳しくはこちら

        残念ながらも『ふるい』にかかって落ちてしまうドライバーも、きっと今頑張っている経験は無駄にはならず、長い人生の中で活きて行くことと思います。かくいう私も『ふるい』にかからなかった1人ですが、何とか社会人として立派に(?)生きていますので(笑)

        【TDP情報】

        平手晃平 『平チェカモタスポファンマーカーミーティング2011』出演予定
        7月9日(土) 10:00~ 16:00
        イベント情報 http://www.voltage-k.com/event2011.html

         

        PROFILE

        TDP事務局フク
        このコンテンツは、FTRS時代からTDPドライバーをサポート しているTDP事務局のフクが、ドライバーのホットな情報や、 懐かしいエピソード、裏話を紹介しています。