2013年 ル・マン24時間レース
特派員レポート 帰国後振り返りレポートその1

ただいま!みなさま、こんにちは!帰国してやっと肩の力が抜けましたので、レースウィークを振り返り、また少々レポートして参ります。しばしお付き合いのほど、よろしくお願いします!
トヨタ・レーシングピット
トヨタ・レーシングのピットに参りましょう。こちらは、メディアの方でも入ることができません。そして、ピット内は、撮影なども場所により制限されています(監視カメラ付き!)。特別に許可をいただきましたので、少々。以前、F1参戦中使用していたものも、流用しているんですよ。雰囲気でおわかりになる方も多いかなと。空気がピンと張り詰めた空間です。真剣なまなざしに囲まれると、とても緊張しますね...。頑張って!と心の中で、そ~っと応援して来ました。
トヨタ・レーシング パドック側
司令塔であるエンジニアリング・オフィスと、トヨタ・レーシングのパドックエリアの画像をUPしておきますね。エンジニアリング・オフィスは、ミーティング中には、階段途中にあるこのサインパネルが赤く点灯しているそうです。「作戦会議中、関係者以外立入禁止」ってことですね。考えただけでも、ゾクゾクしますね。
お邪魔しま~す!ドライバー控室その1
レースウィークのサーキット内でのドライバーの居場所は、主にチームテント。公開車検やドライバーズ・パレードの行われるパブリック広場は、ル・マン市の中心部にあるので、その時は外出しますが、1週間、基本的にホテルとサーキットを往復。自分の走行時間帯以外は、チームテントにいる事が多かったです。それぞれ自分の部屋がテントに隣接して用意されており、プライベートな空間が確保されているのは、ドライバーもメンタル面で安心ではないでしょうか。決勝レース中は、自分のスティントが終われば、まず寝て次に備えていたと、一貴は言っていました。お邪魔しま~す!と、一貴の部屋をのぞいてみました。彼は、この写真のまま。ストレッチをしているのではなく、スマートフォンを見ていました。そうそう、横になってスマホをいじると、このポーズになるなと思いながら、ドアを閉め退散...。お部屋の横には、トレーナーからマッサージを受ける時のベッドがありました。1階には、エアロバイク。24時間戦う為のドライバーのケアは、万全ですね。ドアに、それぞれのドライバーの名前が書いてありますよ。勝手に入らないでね。
またまたお邪魔しま~す!ドライバー控室その2
ル・マン24時間の恒例のイベントに、公開車検やドライバーズ・パレードがありますが、例年本当に賑わっています。イベントは、待ち時間も合わせると、大変長時間に渡り行われますので、チームはドライバー用の控室を用意しています。パブの二階をお借りしているのですが、そのドライバーズ・パレード時の一コマ。
まだ時間があるということで、何気に雑談タイム突入。そのうちスタート時間が近づいたので、ドライバーが着替えを始めました。これまで、日本のサーキットで、散々目の前でドライバーの着替えを見て仕事をしてきた私は、何も考えずそこに居ました。一貴に笑いながら言われました...。"キャーとか言って、出て行くとか無いんですか?"と...。"はじらい"と言う言葉を忘れていました...(猛省)。が、気付けばドライバーたちは普通に着替えちゃってまして(汗)。一応、背中を向けておきましたが、次回から気を付けます。日本の女性って、こうなの?と国際問題に発展したらまずいですからね。手遅れでしょうか?もう...。
スマホ男子
どこに行っても、誰かがスマートフォンをいじっている姿は見かけます。ちょうど良い時間潰しになり、なおかつ日々コンテンツが動いているので、SNSなど見ていて飽きないという、少し中毒になる魅力があります。わたしも、癖でいじってしまいますが、トヨタ・レーシングのドライバーにもマメなSNS男子がいます。たくさん発信してくれるので、情報がすぐ見られるのはありがたいのですが...。そうです、画像のまんまですが、ニコ!(ニコラス・ラピエール) 彼のSNSの情報の速さはピカイチ。しかし、今回サルト・サーキットは、時としてFACEBOOKに繋がらなくなることが多かったですね。ツイッターの方が快適でした。決勝レースが始まってからは、SNSどころかインターネット回線も繋がらなくなり、イライラが募ることも多かったです。(何せ、25万人の観客が来ているわけですから...)
火曜日に、ニコが撮影したチームフォトをその場でUPする姿にびっくり。とてもマメな一面を目撃しました...。ちなみに、チームフォト撮影当日は、前日まで生やしていたおひげはきれいに剃っていました。一番最後にUPされている写真が、前日のお顔です...。