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2013年 ル・マン24時間レース
特派員レポート 帰国後振り返りレポートその2


    帰国後振り返りレポートその2

    トヨタ・レーシングファン代表

    この春、世界中のトヨタ・レーシングファンの中からWEBオーディションで選ばれたレポーターのお二人が、サーキットで走り回っていました。彼らについては、下記ウェブをご参照くださいね。

    Recruiting for Le Mans 2013
    /archive/ms/en/wec/lemans/joinlemans2013/jp/

    火曜日には、もうホットスタッフとして招かれたOliver Townshend(英)さん(写真右)がチームテントにいて、ほぼ1週間ル・マンに滞在していました。クールスタッフのJames Elterman(米)さん(写真左)は、金曜日からサーキットにいらしてました。
    お二人とも、当然トヨタ・レーシングの大ファン。マイク持って、インタビューワーをきっちり務めていましたが、その堂々とした落ち着きっぷりにびっくりでした。 夜の走行が終わった木曜日、夜中テントに戻るとホットスタッフのオリバーさんがいたので、少々雑談。日本の国内のモータースポーツについて話をしていたときに、レーシングチーム"トムス"の話題で盛り上がりました。以前、イギリスにトムスのイギリス法人があったのをご存知の方もいらっしゃると思います。オリバーさんのお父さんは、そこのスタッフだったそうです。びっくり!ですので、小さな頃から、レースシーンが身近にあり、トヨタを好きになるきっかけが存在したようです。今の彼の夢は、TMGに就職すること!とのことです。異国に行って、世間は狭いと感じるできごとでした。

    VIPルーム

    ピットビルには、小部屋がいくつもあり、サーキットからレンタルする事ができます。トヨタ・レーシングもチームスポンサーなどのVIPのみなさまに、こちらで観戦を楽しんでいただきました。眺めが抜群であるのは言うまでもなく、チーム(トヨタ・レーシングのピットは#1、#2)のピット作業も真上から見られ、表彰台も近くから良く見えるロケーションでした。お部屋の前には、がっちりした体格のガードマンが常駐し、背中のすぐ向こうで行われているレースも全く見ずに、門番してくれています。レースが終わってから、スタッフが「ドライバーの写真を撮ってきて欲しい」と、そのガードマンに頼まれたそうで、彼のために撮ってあげていました。1週間大変お世話になりました。ちなみに、昨年と同じ方が担当されていました。

    高所恐怖症

    怖いんです、ほんとに。ピットビルの上のこちらの「34スタンド」が...。非常に勾配角度が急なので、足がすくみます。とっても絶景なのですがね! 柵のある下の部分に降りて写真を撮る勇気が最後まで出ませんでした。根性なし...(涙)。着席して見ても、周囲が一斉に立ち上がるとこれまた恐怖。一大事です、イチイチ怖くて...。
    決勝の日は、夜も下から風が吹き上げ、とても寒くていられませんでした。明け方もほとんどこのスタンドは人がいませんでしたね。下に降りると沢山いらっしゃるんですけどね、風もそんなに感じなくて。この恐怖は、良い思い出です。リベンジ対象ポイントですね。

    ある日のディナー

    BBQでした。ステーキです。お肉の歯ごたえがすごい。あごと歯を鍛えるのにはもってこいです。日本のステーキが柔らかすぎるのでしょうか?ドライバーも列に並びます。若干微笑ましい光景です。メカニックが力仕事を頑張れるよう、ケータリングのメインは、ずっとお肉にしているそうです。レースウィーク、ドライバーとスタッフは、ランチとディナーをチームテントのケータリングで取っていました。フルーツやスィーツのデザートもついて、とても美味しかったですね。毎日寝不足でも、頑張る事が出来たのは、これのおかげかもしれません...(笑)。

    ある日のランチ

    かなり小さなネタ拾い。ある日のランチ、ケータリングでは鴨肉が出ました。大変柔らかく煮込んであるので、脂も落ちさっぱりしていてとても美味しかったです。が、木下代表は、召し上がらないとのこと。「鴨はお友だちのようで、食べないらしい」と小耳に挟みました。別メニューが用意されているそうですよ。