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各車は平坦で木陰になっているこの地点からスタートする。 |
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最終日の夕方にグッドウッド・ハウスの前で行われた表彰式の様子。 |
● ヒルクライム走行
グッドウッド・ヒルクライムのコースは全長1.16マイル(約1.86キロメートル)で、その大部分はゆるく勾配がかかっている。各クルマとドライバ-は、正式なタイムトライアルもしくはクルマをお披露目するデモ走行のどちらかを選択する。
初日の金曜日は任意の走行となり、土曜日は午前と午後に1回ずつ練習走行をする。そして日曜日の午前と午後に1回ずつタイムトライアルとなる。タイムトライアルでは2回のうち速かったほうのタイムが最終結果として採用される。
● 今年のタイムトライアル
例年通りに今年もタイムトライアルに集中するドライバーと、パフォーマンスを行い観客を魅了するドライバーとで会場は大きく賑わった。そんな雰囲気がGOODWOODの魅力。
トヨタの5台は、いずれもタイムトライアルではなくデモ走行での参加となった。コース上で一旦停止した後にタイヤスモークをあげながら疾走したり、耐久レースでの夜間走行さながらにヘッドライトを点灯して走行するなど、各車ともに往年の雄姿を存分に披露し観客を大いに楽しませた。(デモ走行のためタイム計測はなし)
なお、今回のタイムトライアルでトップタイムを記録したのはジャスティン・ロウ(ジャガーXJR12)で、タイムは47秒96だった。ちなみにコースレコードは1999年にマクラーレン・メルセデスMP4/13で出走したニック・ハイドフェルドによる41秒6となっている。(タイムはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの公式発表記録) |