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Rd17. Grand Prix of Japan
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日本のファンの前でダブル入賞を達成
鈴鹿サーキットで開催された日本GP決勝で、パナソニック・トヨタ・レーシングのヤルノ・トゥルーリとラルフ・シューマッハーは6位と7位に入賞し、今シーズン初めて2台そろってのポイント獲得となった。
 
2006年10月8日(日)
 

トヨタの2台は予選で今シーズン最高のパフォーマンスを見せ、3番グリッドと4番グリッドからのスタートとなったが、ヤルノはスタート直後の1コーナーでルノーのフェルナンド・アロンソにかわされる。さらにアロンソは、ラルフが1回目のピットストップを行う直前の13周目に、そのラルフもかわしていった。また、1周早くピットストップを終えていたヤルノは、1回目のピットストップを終えた時点で僅差でラルフの前に出る。

その後、トヨタの2台は前後になったままそろって周回を重ねていったが、第2スティントを長めにしていたルノーのジャンカルロ・フィジケラとホンダのジェンソン・バトン、マクラーレンのキミ・ライコネンに先行されてしまう。

「今日の結果には喜んでいいと思う」と話すラルフ。「もちろん予選でいいパフォーマンスを発揮できた後、われわれは表彰台を目標にしていたわけだが、今回ポイントを獲得できたお陰でドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方でさらに上積みができた。コンストラクターズ選手権ではBMWザウバーにわずか1ポイント差まで近づけたし、シーズン最終戦のインテルラゴスでは彼らを追い抜けるよう全力を尽くすつもりだ」

チーム・マクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネンの3秒後ろでゴールしたヤルノがこう続ける。「スタートはきれいに切れたが、1コーナーから2コーナーにかけてアロンソがインに入ってきた。昨日の結果を受けて、今日はもっと上位の結果を望んでいたわけだが、コース上の渋滞などさまざまな問題を抱えてしまい、そのため順位をひとつ失ってしまった。また、その後レース戦略をすこし変更した。タイヤの調子が昨日と比べてすこし変化していたので、これについてはデータを分析する必要がある。おそらく路面温度が昨日よりすこし低めだったためではないかと思う」

タイトル争いの状況は、37周目にトップを周回していたスクーデリア・フェラーリ・マールボロのミハエル・シューマッハーがエンジントラブルに見舞われた瞬間、現チャンピオンのルノーのフェルナンド・アロンソが有利な方向へと劇的に変わった。ミハエル・シューマッハーがタイトルを獲得するためには、最終戦で優勝しなければならず、なおかつアロンソがノーポイントに終わった場合のみに限られる。

ミハエル・シューマッハーがリタイヤした後、現チャンピオンのアロンソは難なくトップに立ち、そのまま今シーズン7勝目を達成した。2位はフェラーリのフェリペ・マッサ、3位はルノーのジャンカルロ・フィジケラ、4位はラッキーストライク・ホンダのジェンソン・バトン、5位はチーム・マクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネンとなった。また2台のTF106Bに続く8位にはBMWザウバーのニック・ハイドフェルドが入っている。

パナソニック・トヨタ・レーシングのシャシー部門シニアゼネラル・マネージャー、パスカル・バセロンは次のように今回のレースを総括した。「日本のファンの皆さんの前で表彰台獲得を狙っていただけに、われわれは非常に落胆している。ヤルノが問題を抱えてしまった最後のスティントまでは、それが非常に現実的のように見えた。この問題については調査しなければならない。また、残念ながら彼はチームメートをブロックしてしまった」 「われわれには表彰台に届くだけの速さがあると思っていた。特にミハエル・シューマッハーがリタイヤしただけにね。最初のスティントはライバル勢と比較して1~2周短いだけだったが、この事実は、予選でのわれわれの速さが本物であり、燃料を特別軽くしていたわけではなかったことを証明してくれたと思う。2週間後のブラジルGPでは今シーズンをいい成績で終えられるよう、自分たちの力のすべてを出し尽くすつもりだ」

1 F・アロンソ
ルノー
2 F・マッサ
フェラーリ
3 G・フィジケラ
ルノー
4 J・バトン
ホンダ
5 K・ライコネン
マクラーレン
6 J・トゥルーリ トヨタ
7 R・シューマッハー トヨタ
8 N・ハイドフェルド
ザウバー
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