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Rd.3 Grand Prix of Bahrain
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第3戦バーレーンGP 灼熱のバーレーンへ向けて
J.トゥルーリとT.グロックが初のダブルポイント獲得を狙う

2008年3月31日(月)

マレーシアでのヤルノ・トゥルーリの4位という目覚しい活躍により、冬の間にチームによって作られた大きな前進を確認した事で、パナソニック・トヨタ・レーシングは明るい雰囲気の中、バーレーングランプリに向かう。 バーレーン・インターナショナル・サーキットでのグランプリ開催は5回目となる。トヨタチームは5.412kmの砂漠の中にあるコースの上でテストするため、2月にバーレーンで6日間を費やし、準備は整っている。ここのコースは、ロングストレートと厳しいコーナーを特徴としている。900周回以上にわたってテストを重ね、ヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロック、および小林可夢偉は、TF108のセットアップに取り組んできた。それは、心強い予選結果とレースのペースに現れている。チームは、もう一度両方の車がトップ10で予選を通過すると予想している。決勝の最終的な目標は、2007年のヤルノの7位よりもいい結果を出して、ダブルポイントを獲得することだ。

ヤルノ・トゥルーリ : カーナンバー11

「バーレーンでの主な問題は、ブレーキだね。なぜならば、このサーキットでは、ロングストレートが多く、ストレート最終ではハードブレーキを多用する。そのため、競争力がある車にするには、ブレーキの安定性が不可欠ということだ。また、高温によっても、ブレーキには相当な負担がかかるからね。このコースはストレートが長いため、最高速度も非常に重要だ。我々は金曜日に最高速度とコーナーに適したダウンフォースのためのセットアップを見つけなくてはならない。マレーシアでの結果は素晴らしかったから、チーム全体が非常に勇気づけられた。だから我々は次のレースを楽しみにしているよ。マレーシアでの結果を再現するのは簡単ではないだろう。もう一度、パーフェクトな週末が必要だが、新しい車が進歩していることは示せたから、トップ6を争うのは可能だよ。我々は2月にバーレーンで実りのあるテストを行っているため、少し優位性がある。だから、より多くのポイントを獲得できると思う。」

ティモ・グロック : カーナンバー12  

「トヨタのために、まだレースを終えていないのが非常に残念だけれど、バーレーンではレースをフィニッシュできることを願っている。 マレーシアでの事故は残念だった。ポイントを獲得できる確信があったのに、ポイントを争うことができなかった。けれど、自分は、前向きであるのが好きだし、今もそうだよ。今までのところ両方のレースで予選はトップ10以内で通過しているからね。 2月のバーレーンでのテストはうまく行ったよ。温度はその時よりももっと暑くなっているけど、その時に得た情報は、今週末の助けに少しはなるだろう。そのテスト以来、車はかなり多くの改良をしているけれど、私のドライビングスタイルにあわせて調整するためにしなければならない仕事がまだあるんだ。最初の2つのレースが残念な結果だったから、私の第1の目標は、もちろんレースを終えることだ。けれど再び第3セッションに進むことができると思っているし、トップ8以内で、トヨタで初めてレースを終えられることを願っている。」

パスカル・バセロン : 
シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー

「ヤルノのマレーシアでの好結果の後に、明るい見通しをもちながら気を緩めることなくバーレーングランプリを楽しみにしている。我々は冬の間にバーレーンでテストをしたので、今週末に予想されることを他チームよりも分かっている。テストで我々が遂げた進歩には非常に満足している。 ここのコースは、低速でトラクションが重要なコーナーと高速コーナーの面白い組み合わせになっていて、我々はセットアップに対して良い仕事がたくさんできた。信頼性評価のために多くの周回を走行し、レースシミュレーションで、我々の新しいレースパッケージがその時にはまだ使えていなかったことを考えると、十分に競争力があるように見えた。マレーシアのペースで特に満足したことは、プレシーズンテスト後の我々の期待と一致したということだ。そして私は、我々はそれができると思っていた。マレーシアの結果にチーム全体は励まされた。そして我々は、今週末にまた 良い結果を望んでいる。」