SUPER GT 2021シリーズ第1戦 岡山国際サーキット
たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE

　SUPER GT 2021シリーズの第1戦「たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE」が4月10日（土）、11日（日）の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催されました。
　今季の同シリーズには、GT300クラスに2台のLEXUS RC F GT3がシリーズエントリーします。
　10日（土）晴れ渡った空の下、午後2時よりノックアウト方式で予選が行われました。
　2グループに分けて実施されたQ1で、A組に出走したK-tunes RC F GT3 96号車はベテラン新田守男が8番手タイムでQ2進出。同じくA組のarto RC F GT3 35号車はシーズンエントリーのナタポン・ホートンカムに代わってドライブするジュリアーノ・アレジが初GTレースでの予選に挑みましたが、15番手でQ1敗退となりました。
　Q2に進出した96号車は今大会、シーズンエントリーの阪口晴南がGT500クラスに乗ることとなったため、昨年のFIA-F4チャンピオンで今季はスーパーフォーミュラ・ライツに参戦しているTGR-DC支援ドライバーの平良響が新田とのコンビでドライブ。初めてのGT戦でQ2アタックを担当し、7番手と好位置につけました。
　11日（日）気温19度、路面温度33度という暖かな春の好天の下、午後1時半に決勝レースがスタート。7番手スタートの96号車はスタートを担当した新田が順位をキープ。この日は2度にわたってセーフティカーが導入される波乱のレースでしたが、96号車は今大会代役としてデビューを果たした平良が後半ポジションを守る好走を見せ、6位入賞を果たしました。
　35号車は最後尾からのスタートでしたが、着実な走りで周回を重ね、24位完走となりました。

スーパー耐久シリーズ2021 第2戦 スポーツランドSUGO
SUGOスーパー耐久3時間レース

　4月17日（土）と18日（日）の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで、スーパー耐久シリーズ2021の第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」が開催されました。
　今季の同シリーズには、総合優勝を争う最速のST-XクラスにaprからDENSO LEXUS RC F GT3 31号車が参戦しています。
　17日（土）の予選はウェットで始まり、徐々に乾いていく難しいコンディションの中で実施されました。そのような状況下でも31号車は見事な走りを見せ、初のポールポジションを獲得しました。
　クラス別で2グループに分け、3時間ずつの2レース制で行われた今大会、31号車が属するST-Xクラスはグループ1として、決勝は18日（日）の午後2時より行われました。
　前日の雨は上がり、ドライコンディションで行われた3時間の決勝レース。31号車はポールポジションからスタートし、序盤の14周をリードするなど、抜きつ抜かれつの首位争いを展開しました。
　ライバルが追い上げてきた終盤、クラッシュ車両により赤旗が提示され、レースは一旦中断。残り9分という超スプリント戦でレースが再開された後は、僅差でのバトルが繰り広げられ、31号車は5位でチェッカーを受けました。

次号のマンスリーレポートは6月1日頃の発行を予定しています。