12月に入り、国内のレースはほぼ終了しましたが、暖かな東南アジアではモータースポーツも盛んに行われています。今年最後のLEXUSマンスリーレポートは、LEXUS RC F GT3が活躍したタイ・スーパーシリーズの模様をお伝えします。
B-Quik Thailand Super Series第7戦、第8戦
12月15日(金)から17日(日)にかけて、タイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットでタイ・スーパーシリーズの今季最終戦となる第5大会(第7戦、第8戦)が行われました。タイ国内の2つのサーキットとマレーシア・セパンサーキット、そしてシンガポール市街地での特別戦を含めた6イベントで行われてきた同シリーズも最終戦を迎えました。
スーパーカーだけでなく、コンパクトカーからタイで人気のピックアップトラックまで、様々な車両カテゴリーによるレースが行われている同シリーズに、今季はTOYOTA GAZOO Racing ThailandからLEXUS RC F GT3 9号車が、マナット・クラッパラノンと、国内SUPER GTの参戦経験も持つナタポン・ホートンカムのコンビで最高峰のタイ・スーパーカーGT3クラスに参戦しています。9号車は第2戦で2位表彰台を獲得するなど健闘を続けており、最終大会の2レースを残して、チャンピオン争いでは首位と6ポイント差の2位。逆転チャンピオンを目指して今大会に臨みました。
好天に恵まれたこの週末、サーキットは30度を超える気温ながら、湿度は低く,風もあってやや涼しくも感じるコンディション。15日(金)の練習走行を経て、16日(土)午前中に予選が実施されました。9号車は第7戦のグリッドを決定するQ1で5番手、第8戦のQ2で7番手となりました。
予選の後、午後から第7戦の決勝レースが1時間で行われました。9号車はクラッパラノンがスタートを担当。5番手スタートから、一時は4位まで順位を上げましたが、クラッチ不調によるシフトトラブルもあり、9号車は7位でフィニッシュしました。
17日(日)に行われた今季最終戦となる第8戦では、クラッチトラブルは解消したものの、レースではタイムが伸びず苦戦。7番手スタートから7位でチェッカーを受けましたが、レース後、上位4台が走路外走行のペナルティを受けたことで順位が繰り上がり、3位フィニッシュとなりました。
今大会の結果、9号車のクラッパラノン/ホートンカム組のLEXUS RC F GT3が逆転での、GT3クラスシリーズチャンピオンを獲得しました。
第7戦リザルト
順位 | グリッド | No. | ドライバー | チーム | 周回 | トップとの差 |
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7位 | 5番手 | 9 | マナット・クラッパラノン ナタポン・ホートンカム | TOYOTA Gazoo Racing Team Thailand | 37 | 56.467 |
第8戦リザルト
順位 | グリッド | No. | ドライバー | チーム | 周回 | トップとの差 |
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3位 | 7番手 | 9 | マナット・クラッパラノン ナタポン・ホートンカム | TOYOTA Gazoo Racing Team Thailand | 35 | 2.585 |
今季のLEXUS CUSTOMER RACING マンスリーレポートは今回で終了となります。 1年間応援ありがとうございました。