LEXUS CUSTOMER RACING マンスリーレポート No.3Lexus RC F GT3が伝統のロングビーチGPで勝利

2026.04.29(水)- 17:11配信

 4月を迎えてモータースポーツも続々とシーズンが開幕しています。今月のLEXUS CUSTOMER RACING マンスリーレポートは、米国WTSCとWEC世界耐久選手権、国内SUPER GTとスーパー耐久の模様をお送りします。

Lexus RC F GT3が伝統のロングビーチGPで勝利

WeatherTech SportsCar Championship第3戦 ロングビーチ
Acura Grand Prix of Long Beach

 4月17日(金)と18日(土)の両日、米国カリフォルニア州ロングビーチの市街地特設コースで2026年WeatherTech SportsCar Championshipシリーズの第3戦が100分間のスプリント戦として行われました。
 今大会はGTDクラスとGTPクラスのみで行われるため、バッサー・サリバンのLexus RC F GT3は、シーズンレギュラーとして同シリーズに参戦している12号車と、スポットとして89号車を加えた2台がGTDクラスに出場しました。
 予選ではフランキー・モンテカルボの89号車がポールポジションを獲得しましたが、予選後の車検で最低地上高違反が取られ、最後方からのスタートとなりました。12号車は7番手タイムをマークしました。
 決勝では、6番手グリッドからスタートしたベンジャミン・ペダーセンの12号車が上位を争い、一時は3位を走行。レース中盤に出されたフルコースイエロー(FCY)の直前にピット作業を行い、タイヤを交換することなく、ドライバー交代と給油のみでコースへと復帰しました。
 残り40分強で、FCYからの再スタートが切られると、ドライバー交代したアーロン・テリッツは素晴らしいオーバーテイクで首位に浮上。最後の29周で首位を守り続け、トップチェッカーを受けました。テリッツにとってはキャリア6勝目。GTDクラスに今季からデビューしたペダーセンにとっては嬉しい初勝利となりました。これでシーズンレギュラーの12号車はランキングでも3位に浮上しました。
 これにより、バッサー・サリバンとLEXUSは、このロングビーチGPにおいて過去4年間で3勝目を挙げることとなりました。
 一方、最後尾からのスタートを強いられた89号車は、ジャック・ホークスワースがスタートを担当。ライバル勢とは異なる戦略で前半に素晴らしい追い上げを見せ、26周目についに首位に立ちました。
 しかし、首位に立った直後の不運なタイミングでFCYが出され、14周にわたって首位を走行したものの、再スタート後にピットインしてモンテカルボへと交代。モンテカルボは9位から順位を挽回し、5位でチェッカーを受けました。

リザルト(GTDクラス)

順位グリッドNo.ドライバーチーム周回トップとの差
1位6番手12アーロン・テリッツ
ベンジャミン・ペダーセン
バッサー・サリバン68
5位17番手89ジャック・ホークスワース
フランキー・モンテカルボ
バッサー・サリバン6810.237
バッサー・サリバン
バッサー・サリバン

世界耐久選手権(WEC)第1戦 イモラ
イモラ6時間

 FIA世界耐久選手権(WEC)第1戦「イモラ6時間」が4月17日(金)から19日(日)にかけて、イタリアのイモラ・サーキットで開催されました。
 今季の同シリーズには、アコーディスASPチームで2台のLexus RC F GT3がLMGT3クラスにフル参戦しています。
 シーズン開幕戦がイモラへと移ったため、14日(火)には先だってプロローグテストが同コースで実施。2台のLexus RC F GT3はこの開幕前テスト、そして17日(金)の練習走行でも上位に肉薄する速さを見せました。
 18日(土)に行われた予選では、トム・ファン・ロンパイの78号車が5番手、ペトル・ウンブラレスクの87号車が8番手に入り、2台揃ってトップ10グリッドを決定するハイパーポールへと進出。ハイパーポールでは、アドリアン・デイビッドの78号車が最前列2番手グリッド。クレメンス・シュミットの87号車も3番手で続き、Lexus RC F GT3は2台揃って好位置からのスタートとなりました。
 イモラはこの週末を通して過去最多となる92,175人の観衆が集まり、グランドスタンドを埋め尽くした観衆の見守る中、19日(日)、気温24度、路面温度41度と暖かいコンディションで午後1時から6時間レースのスタートが切られました。
 ロンパイの78号車は2番手、ウンブラレスクの87号車は3番手からスタートを切り、最初のスティントは共にトップ5圏内で順調に走行。
 しかし、55分を過ぎたところで78号車が予定されたピットインのために戻って来ましたが、ここでトラブルに見舞われ、車両はガレージへ。長い修復を余儀なくされることとなってしまいました。
 その2分後には、給油を終えてピットアウトして間もない87号車がアクア・ミネラリでストップ。そのままレースを終えることとなりました。
 78号車は懸命な修復で車両を再びコースへと送り出しました。22周遅れとなった78号車でしたが、それでもデータを収集すべく粘り強く周回を重ね、171周を走り抜いて14位でチェッカーを受けました。

リザルト(LMGT3クラス)

順位グリッドNo.ドライバーチーム周回トップとの差
14位2番手78トム・ファン・ロンパイ
アドリアン・デイビッド
エステバン・マッソン
アコーディスASP17123 Laps
リタイア3番手87ペトル・ウンブラレスク
クレメンス・シュミット
ホセ-マリア・ロペス
アコーディスASP32162 Laps
apr
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AUTOBACS SUPER GTシリーズ第1戦 岡山
OKAYAMA GT 300km RACE

 AUTOBACS SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月11日(土)、12日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催されました。
 今季も同シリーズのGT300クラスには2台のLexus RC F GT3が参戦します。昨年から引き続き参戦のK-tunes RC F GT3 96号車に加え、今季は新たにシェイドレーシング RC F GT3 20号車が参戦します。
 11日(土)の予選は気温25度、路面温度34度という夏日のコンディションで、午後2時よりノックアウト方式の予選が行われました。
 Q1は2グループに分けて実施。新田守男の96号車がA組で3番手に入り、Q2へと進出。Q2では高木真一がアタックし、96号車は9番手グリッドを獲得しました。
 清水英志郎の20号車はB組で出走しましたが、セッション残り5分を切ったところで車両トラブルに見舞われコース上にストップ。20号車は最後尾29番手から決勝をスタートすることとなりました。
 12日(日)も好天に恵まれ、気温24度、路面温度39度というコンディションで午後1時20分にスタートが切られました。
 新田がスタートを担当した96号車は9番手グリッドからスタートで3つ順位を落としましたが、徐々に挽回していき、20周目過ぎには8位へと浮上。一人のドライバーに義務づけられた最低周回数の24周を終えたところで早くもピットインし、左側の2輪のみを交換するという変則的な戦略を採りましたが、ピット作業でロス。高木へとドライバーチェンジし、27位でコースへと復帰しました。
 最後尾近くまで順位を落とした96号車でしたが、上位勢と変わらぬハイペースでの追い上げを見せ、74周目には7位へ浮上。7位でチェッカーを受けました。
 20号車は決勝前のウォームアップ走行でもトラブルが発生するも、懸命な作業で決勝までに修復し、最後尾からスタート。厳しい戦いの中で着実に走行を重ね、28位でフィニッシュしました。

リザルト(GT300クラス)

順位グリッドNo.ドライバー車両名周回トップとの差
7位9番手96新田守男/高木真一K-tunes RC F GT3761 Lap
28位29番手20平中克幸/清水英志郎シェイドレーシング RC F GT3743 Laps
K-tunes RC F GT3
シェイドレーシング RC F GT3

ENEOS スーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE
第2戦 鈴鹿
SUZUKA 5時間レース

 4月18日(土)と19日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットでENEOS スーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE の第2戦「SUZUKA 5時間レース」が開催されました。
 今シーズンの同シリーズには、最速のST-XクラスにaprからDENSO Lexus RC F GT3 31号車が参戦。開幕戦もてぎラウンドのレース1では見事優勝を飾っています。今大会31号車は、永井宏明/小河諒/嵯峨宏紀のドライバーラインナップで5時間レースに挑みました。
 18日(土)に行われた予選は、AドライバーとBドライバーの合算でスターティンググリッドを決定。31号車は2列目4番手グリッドを獲得しました。
 19日(日)正午に5時間レースがスタート。4番手グリッドの31号車は小河がスタートを担当し、前と大きく離されることなくポジションをキープし永井へと交代。ピット戦略でひとつ順位を上げると、57周目には2位へ浮上し、さらにトップとの差を詰めていきました。
 トップと僅差で再び小河へと交代し、ついに首位に浮上しました。
 残り1時間12分で嵯峨へと交代した31号車は、ピット作業で2位に後退。その後もトップ3による激しいバトルが続き、31号車は3位でチェッカー。今季2度目の表彰台を獲得しました。

リザルト(ST-Xクラス)

順位グリッドNo.ドライバーチーム周回トップとの差
3位4番手31永井宏明/小河諒/嵯峨宏紀apr13939.434
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次号のマンスリーレポートは6月2日頃の発行を予定しています。