LEXUS CUSTOMER RACING マンスリーレポート No.6Lexus RC F GT3が米国WTSCと国内スーパー耐久で勝利

2026.07.29(水)- 12:16配信

 今月のLEXUS CUSTOMER RACING マンスリーレポートは、米国WTSCと世界耐久選手権(WEC)、国内からはスーパー耐久の模様をお送りします。

Lexus RC F GT3が米国WTSCと国内スーパー耐久で勝利

WeatherTech SportsCar Championship第7戦 モスポート
Chevrolet Grand Prix

 7月10日(金)から12日(日)にかけて、カナダ・オンタリオ州ボウマンヴィルのカナディアンタイヤ・モスポート・パークで2026年WeatherTech SportsCar Championshipシリーズの第7戦が2時間40分のスプリント戦として行われました。
 今季の同シリーズには、バッサー・サリバンからGTDプロクラスに1台、GTDクラスに1台と計2台のLexus RC F GT3が参戦しています。
 予選では、ジャック・ホークスワースとベン・バーニコートがドライブする14号車がGTDプロクラス6番手、アーロン・テリッツとベンジャミン・ペダーセンのコンビによる12号車がGTDクラス3番手を獲得しました。
 決勝では、6番手グリッドからホークスワースのドライブでスタートした14号車が徐々に順位を上げていき、3位へ浮上したところで出された2度目のフルコースイエロー(FCY)時にピットイン。完璧なピット作業でバーニコートへと交代すると、14号車はリスタート直後に首位に浮上しました。
 バーニコートは30周以上に渡って首位をキープしてピットイン。後半戦はFCYの出ない展開となり、65周目にピットインし給油を行った14号車は、いったんは8位まで後退するも、早めのピットイン戦略によるアンダーカットが功を奏し、その後ライバル勢がピットインする中で順位を上げていき、再び首位に復帰。最後の47周で首位をキープし、トップでチェッカーを受けました。
 14号車は今季2勝目、カナダラウンドでは昨年に続き2連勝を飾ることとなり、Lexus RC F GT3にとっては同シリーズ参戦以来通算20勝目となりました。
 12号車はペダーセンが3番手グリッドからスタートし、FCY中のピットインで首位に浮上。その後もテリッツがトップ3でのバトルを繰り広げました。
 12号車も14号車同様に早めのピット作業で最後のピットを終えると、その後ライバル勢がピットインしていく中で順位を取り戻していき、2位でチェッカーを受けました。12号車にとっては今季2度目の表彰台獲得となりました。

リザルト

クラス順位グリッドNo.ドライバーチーム周回トップとの差
GTDプロ1位6番手14ジャック・ホークスワース
ベン・バーニコート
バッサー・サリバン118
GTD2位3番手12アーロン・テリッツ
ベンジャミン・ペダーセン
バッサー・サリバン1181.886
バッサー・サリバン
バッサー・サリバン

世界耐久選手権(WEC)第4戦 サンパウロ
サンパウロ6時間

 FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦「サンパウロ6時間」が7月10日(金)から12日(日)にかけて、ブラジル・サンパウロのインテルラゴス・サーキットで開催されました。
 今季の同シリーズには、アコーディスASPチームで2台のLexus RC F GT3がLMGT3クラスにフル参戦しています。
 10日(金)と11日(土)の3回の練習走行を経て、スターティンググリッドを決定する予選とハイパーポールが行われました。トップ10によるハイパーポールへの進出を決める予選は、3番手から8番手まで6台がコンマ1秒の中に入るほどの接戦となる中、ペトル・ウンブラレスクの87号車は5番手タイムで見事ハイパーポール進出を決めました。トム・ファン・ロンパイの78号車は16番手でグリッドが決定。
 トップ10グリッドを決定するハイパーポールでは、クレメンス・シュミットが3番手タイムをマーク。LMGT3クラス2列目のグリッドを獲得しました。
 12日(日)曇り空の下、現地時間午前11時半より6時間にわたる戦いが開始されました。
 ウンブラレスクの87号車は3番手からすぐに順位を上げ、4周目に首位浮上。その後も首位争いを展開しました。ロンパイの78号車も16番手から見事な走りで順位を上げていき、トップ10圏内へと浮上しました。
 2台共にスタートを担当したブロンズドライバーが2スティント連続でドライブし、共に上位で78号車はアドリアン・デイビッド、87号車はシュミットへと交代しました。
 レースが折り返しを迎える頃、87号車は4位、78号車は5位を走行。しかし78号車はライバルに接触されて、ステアリング系にダメージを負うこととなってしまいました。
 デイビッドとシュミットもそれぞれ2スティントをこなし、87号車はホセ・マリア・ロペス、78号車はエステバン・マッソンへと交代。終盤は小雨が降り始め、霧も出るという難コンディションとなる中、2台のLexus RC F GT3は懸命な走行を続けました。
 87号車はロペスが7位でチェッカー。78号車はステアリングのトラブルを抱えながらも走り抜いたマッソンが14位でチェッカーを受けました。

リザルト(LMGT3クラス)

順位グリッドNo.ドライバーチーム周回トップとの差
7位3番手87ペトル・ウンブラレスク
クレメンス・シュミット
ホセ・マリア・ロペス
アコーディスASP2181 Lap
14位16番手78トム・ファン・ロンパイ
アドリアン・デイビッド
エステバン・マッソン
アコーディスASP2172 Laps
アコーディスASP
アコーディスASP

ENEOS スーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE
第4戦 SUGO
SUGOスーパー耐久4時間レース

 7月4日(土)と5日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOでENEOS スーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE の第4戦「SUGOスーパー耐久4時間レース」が開催されました。
 全7戦で戦われている今シーズンの同シリーズには、最速のST-XクラスにaprからDENSO LEXUS RC F GT3 31号車が参戦しています。今大会31号車は、鵜飼龍太/蒲生尚弥/小河諒/嵯峨宏紀のドライバーラインナップで4時間レースに挑みました。
 シーズン折り返しとなる今大会は、多くのクラスを2グループに分け、それぞれが土日に1日で予選と決勝を行うスケジュール。31号車のST-Xクラスはグループ1に含まれ、5日(日)に予選と決勝が行われました。
 予選は、スーパー耐久では通常AドライバーとBドライバーの合算でグリッドを決定しますが、今大会はノックアウト方式を採用。雨は降っていないものの路面はウェットなコンディションで、ウェットタイヤを装着して蒲生がQ1のアタックを行い、2番手でQ2A組への進出を決めました。Q2Aでは鵜飼がトップタイムをマークし、31号車は見事ポールポジションを獲得しました。
 予選の後、3時間ほどのインターバルを経て、午後1時より4時間レースが開始されました。この頃には路面はほぼ乾いており、全車ドライタイヤで出走。
 スタートは小河が担当し、ポールポジションから首位をキープすると、そのままトップで嵯峨へと交代しました。
 嵯峨は短めのスティントで鵜飼へと交代。一時は3位へ後退するも、鵜飼は2位へと順位を上げて、最後の蒲生へとステアリングを託しました。
 いったん3位へと後退した蒲生の31号車でしたが、早めのピット作戦も功を奏し、ライバルが最後のピットを終えた時には2位以下に大きなリードを保っての首位へと浮上しました。
 蒲生はその大量リードを守ったままトップでチェッカー。31号車は開幕戦もてぎのレース1以来となる今季2勝目を飾りました。

リザルト(ST-Xクラス)

順位グリッドNo.ドライバーチーム周回トップとの差
1位1番手31鵜飼龍太/蒲生尚弥/小河諒/嵯峨宏紀apr167
apr
apr

ENEOS スーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE
第5戦 オートポリス
スーパー耐久レース in オートポリス

 7月25日(土)と26日(日)の両日、大分県のオートポリスでENEOS スーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE の第5戦「スーパー耐久レース in オートポリス」が開催されました。
 今シーズンの同シリーズには、最速のST-XクラスにaprからDENSO LEXUS RC F GT3 31号車が参戦しています。今大会31号車は、永井宏明/蒲生尚弥/小河諒/嵯峨宏紀のドライバーラインナップで5時間レースに挑みました。
 この週末、サーキットのある日田市は気温38度を越える猛暑日となり、オートポリスは山間の高所に位置するとはいえ、30度を超える暑さの中でのレースとなりました。
 25日(土)に行われた予選では、AドライバーとBドライバーのタイム合算により、31号車は4番手グリッドを獲得しました。
 26日(日)午前11時に5時間レースのスタートが切られました。スタートは嵯峨が担当。ポールポジションスタートの車両が早々のトラブルでリタイアしたことで、3位へと順位を上げ、1時間が経過した所でライバルよりも早めにピットイン。小河へと交代しました。
 この時点で4位につけていた31号車は、ライバル2台がピットインしたことで2位へと順位を上げ、永井へと交代。
 永井も好走で2位をキープしていましたが、残り1時間20分ほどのところで足回りにトラブルが発生し緊急ピットイン。この修復に20分を要し、上位争いからは脱落することとなってしまいました。
 それでもチームは諦めることなく、修復を終えた車両をコースへ送り出し、永井から蒲生へと交代。ライバルの脱落などもあり、クラス4位(総合14位)でチェッカーを受け、貴重なポイント獲得を果たしました。

リザルト(ST-Xクラス)

順位グリッドNo.ドライバーチーム周回トップとの差
4位4番手31永井宏明/蒲生尚弥/小河諒/嵯峨宏紀apr13910 Laps
apr
apr

次号のマンスリーレポートは9月1日頃の発行を予定しています。