LEXUS CUSTOMER RACING マンスリーレポート No.7Lexus RC F GT3が真夏の熱い戦いを展開

2026.09.01(火)- 15:16配信

 今月のLEXUS CUSTOMER RACING マンスリーレポートは、米国WTSCシリーズと国内SUPER GTの模様をお送りします。

Lexus RC F GT3が真夏の熱い戦いを展開

WeatherTech SportsCar Championship第8戦 ロードアメリカ
Motul SportsCar Endurance Grand Prix

 7月30日(木)から8月2日(日)にかけて、米国ウィスコンシン州エルクハートレイクのロードアメリカで、2026年WeatherTech SportsCar Championshipシリーズの第8戦が6時間の耐久戦として行われました。昨年まではスプリント戦として行われてきたロードアメリカ戦ですが、今季より耐久選手権の一戦として6時間で争われることとなりました。
 今季の同シリーズには、バッサー・サリバンからGTDプロクラスに1台、GTDクラスに1台と計2台のLexus RC F GT3が参戦しています。
 ジャック・ホークスワースとベン・バーニコートがドライブするGTDプロクラスの14号車は、練習走行2回目でアクシデントに見舞われ、予選ではタイムアタックできず、クラス最後尾の12番手グリッドに。
 アーロン・テリッツ、ベンジャミン・ペダーセン、フランキー・モンテカルボの3人体制で6時間レースに挑んだGTDクラスの12号車は、予選はクラス12番手となりました。
 決勝では、クラス最後尾からスタートした14号車が徐々に順位を上げていき、残り2時間を切ったところで、フルコースイエローが出される直前の絶好のタイミングでピットイン。再スタートで2位に浮上しました。しかし、最後のスティントでの戦略がかみ合わず、6位でチェッカーを受けました。
 12号車も12番手グリッドから序盤はトップ10圏内を争いましたが、ピットレーンのスピード違反を取られて最下位へと後退。そこからレース終盤へ向け順位を挽回していき、トップ10へ復帰。9位でチェッカーを受けました。

リザルト

クラス順位グリッドNo.ドライバーチーム周回トップとの差
GTDプロ6位12番手14ジャック・ホークスワース
ベン・バーニコート
バッサー・サリバン1425.730
GTD9位12番手12アーロン・テリッツ
ベンジャミン・ペダーセン
フランキー・モンテカルボ
バッサー・サリバン1428.012
バッサー・サリバン
バッサー・サリバン

WeatherTech SportsCar Championship第9戦 ヴァージニア
Michelin GT Challenge at VIR

 8月20日(木)から23日(日)にかけて、米国ヴァージニア州オールトンのヴァージニア・インターナショナル・レースウェイで、2026年WeatherTech SportsCar Championshipシリーズの第9戦が2時間40分のスプリント戦として行われました。
 今大会は通常同時に走行するプロトタイプカーが出場せず、GTDプロクラスとGTDクラスのみの「GTオンリー」イベント。このイベントに、バッサー・サリバンからGTDプロクラスとGTDクラスに、シリーズ参戦のLexus RC F GT3がそれぞれ1台ずつ出場しました。
 予選では、ジャック・ホークスワースとベン・バーニコートがドライブするGTDプロクラスの14号車が10番手。アーロン・テリッツとベンジャミン・ペダーセンがドライブするGTDクラスの12号車が6番手につけました。
 決勝では、10番手からスタートした14号車は、ホークスワースが最初の2スティントを担当し、早めのピット戦略で、2回目のピットを迎えるときには5位へとポジションを上げました。
 2度目のピットインでバーニコートへと交代した14号車は、8位でコースへと復帰し、順位挽回を目指しましたが、バトルの中でライバル車と接触。コースオフを喫し、順位を落とすこととなってしまいました。その後、バーニコートが健闘し、7位でチェッカーを受けました。
 12号車はテリッツが6番手からスタートし、レース中盤は5位を走行。最後まで僅差の激しいバトルを繰り広げ、9位でフィニッシュしました。

リザルト

クラス順位グリッドNo.ドライバーチーム周回トップとの差
GTDプロ7位10番手14ジャック・ホークスワース
ベン・バーニコート
バッサー・サリバン841’04.004
GTD9位6番手12アーロン・テリッツ
ベンジャミン・ペダーセン
バッサー・サリバン8438.545
バッサー・サリバン
バッサー・サリバン

AUTOBACS SUPER GTシリーズ第4戦 富士
FUJI GT 300km RACE

 AUTOBACS SUPER GT第4戦「FUJI GT 300km RACE」が8月1日(土)、2日(日)の両日、静岡県・富士スピードウェイで開催されました。
 今季のSUPER GTには2台のLexus RC F GT3がフル参戦しています。
 6月に予定されていたマレーシアラウンドが延期となったことで、ゴールデンウィークの第2戦以来、3か月ぶりのイベントとなりました。
 今大会はかなりの暑さとなったものの、夏休み中の開催ということもあり、富士スピードウェイには家族連れなど多くのモータースポーツファンが集まり、2日間で56,400人が来場しました。
 1日(土)、朝から好天に恵まれたものの、午後はやや雲が出て一時小雨が降るなど天候が心配されましたが、気温32度、路面温度45度という暑さの中、午後2時20分よりノックアウト方式の予選が行われました。
 GT300クラスのQ1は、2グループに分け、それぞれ上位9台がQ2へ進出。Lexus RC F GT3の2台はともにQ1A組に出走し、高木真一のK-tunes RC F GT3 96号車が、最後6番手に飛びこみQ2進出。シェイドレーシング RC F GT3 20号車は12番手でQ1敗退となりました。
 Q2に進出した96号車は14番手グリッドを獲得。20号車は23番手グリッドからのスタートとなりました。
 2日(日)はスタート進行中に強い雨に見舞われ、路面は一転ウェットに。しかし、すぐに雨は止み、タイヤ選択が難しい状況でスタートを迎えました。
 気温は34度、路面温度47度と非常に高く、すぐに路面が乾くことが予想されたため、ほとんどの車両がドライタイヤを装着し、午後1時半より、66周で争われる決勝レースがセーフティーカー(SC)先導で開始されました。
 SCは4周で退去し、5周目から本格戦が開始されましたが、このスタート時のホームストレート上で、GT500クラス中団の3台が接触し、1台が空中に舞い上がる大クラッシュに。これでレースは赤旗中断。
 30分強の中断後、再びSC先導で走行が開始され、10周目から本格戦が再開されました。
 この間に路面温度が想像以上に低下し、暑いコンディションでのレースを予想していた96号車はタイヤのマッチングで苦戦。前半を担当した新田守男はそれでも健闘を見せ、24周目に17位でピットイン。タイヤを交換し、高木へと交代。96号車はこのピットでいったん最後尾に近い26位まで後退するも、着実なペースで順位を取り戻していき、最後までポイント圏内をかけたバトルを展開。ファイナルラップの最終コーナーでパスするという劇的な展開で15位フィニッシュ。ポイント獲得を果たしました。
 20号車は23番手からスタート。暑く厳しいコンディションで苦しみながらも26位で完走を果たしました。

リザルト(GT300クラス)

順位グリッドNo.ドライバー車両名周回トップとの差
15位14番手96新田守男/高木真一K-tunes RC F GT3611 Lap
26位23番手20平中克幸/清水英志郎シェイドレーシング RC F GT3602 Laps
K-tunes RC F GT3
シェイドレーシング RC F GT3

AUTOBACS SUPER GTシリーズ第5戦 鈴鹿
SUZUKA GT 300km RACE

 AUTOBACS SUPER GT第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」が8月22日(土)、23日(日)の両日、三重県・鈴鹿サーキットで開催されました。
 鈴鹿大会は2日共に猛暑の中での開催となりましたが、前大会富士同様に夏休み中の熱いレースを満喫すべく、鈴鹿サーキットには2日間で52,500人のお客様が来場しました。
 22日(土)午後3時30分より、ノックアウト方式の予選が行われました。好天の下、気温は34度、路面温度も46度という暑さの中での戦いとなりました。
 GT300クラスでは、Q1は2グループに分けてそれぞれ上位9台がQ2へ。A組で出走した高木真一のK-tunes RC F GT3 96号車が4番手の好走を見せQ2進出。B組で出走した清水英志郎のシェイドレーシング RC F GT3 20号車は14番手でQ2進出ならず。
 Q2では96号車は15番手グリッドを獲得。20号車は28番手からのスタートとなりました。
 23日(日)も鈴鹿は晴れて暑い1日となりました。気温34度、路面温度49度のコンディションの下、午後1時30分より、300km、52周で争われる決勝が開始されました。
 15番手からのスタートとなった96号車は新田がスタートを担当し、序盤はポイント圏内でのバトルを展開しました。しかし、9周目に他車と接触してコースアウト。この接触によるダメージでスローダウンを余儀なくされ、予定外のピットイン。レースへは復帰したものの、ほぼ最後尾の周回遅れとなってしまいました。
 一方、28番手からスタートした20号車は、ベテラン平中克幸がスタートを担当し、序盤から着実にポジションアップ。13周目には23位まで順位を上げました。
 その後、ライバル勢がピットインを開始する中で、ほぼ折り返しの24周目にピットイン。清水へと交代し、25位で復帰すると、好ペースで周回。
 レースは残り5周というところでクラッシュ車両の発生によりセーフティーカーが導入され、そのままチェッカー。20号車は21位でフィニッシュ。96号車は最後まで粘り強く走り抜き、26位でチェッカーを受けました。

リザルト(GT300クラス)

順位グリッドNo.ドライバー車両名周回トップとの差
21位28番手20平中克幸/清水英志郎シェイドレーシング RC F GT34848.310
26位15番手96新田守男/高木真一K-tunes RC F GT3471 Lap
シェイドレーシング RC F GT3
K-tunes RC F GT3

次号のマンスリーレポートは9月29日頃の発行を予定しています。