今月のLEXUS CUSTOMER RACING マンスリーレポートは、米国WTSCシリーズと国内SUPER GTの模様をお送りします。
WeatherTech SportsCar Championship第8戦 ロードアメリカ
Motul SportsCar Endurance Grand Prix
7月30日(木)から8月2日(日)にかけて、米国ウィスコンシン州エルクハートレイクのロードアメリカで、2026年WeatherTech SportsCar Championshipシリーズの第8戦が6時間の耐久戦として行われました。昨年まではスプリント戦として行われてきたロードアメリカ戦ですが、今季より耐久選手権の一戦として6時間で争われることとなりました。
今季の同シリーズには、バッサー・サリバンからGTDプロクラスに1台、GTDクラスに1台と計2台のLexus RC F GT3が参戦しています。
ジャック・ホークスワースとベン・バーニコートがドライブするGTDプロクラスの14号車は、練習走行2回目でアクシデントに見舞われ、予選ではタイムアタックできず、クラス最後尾の12番手グリッドに。
アーロン・テリッツ、ベンジャミン・ペダーセン、フランキー・モンテカルボの3人体制で6時間レースに挑んだGTDクラスの12号車は、予選はクラス12番手となりました。
決勝では、クラス最後尾からスタートした14号車が徐々に順位を上げていき、残り2時間を切ったところで、フルコースイエローが出される直前の絶好のタイミングでピットイン。再スタートで2位に浮上しました。しかし、最後のスティントでの戦略がかみ合わず、6位でチェッカーを受けました。
12号車も12番手グリッドから序盤はトップ10圏内を争いましたが、ピットレーンのスピード違反を取られて最下位へと後退。そこからレース終盤へ向け順位を挽回していき、トップ10へ復帰。9位でチェッカーを受けました。
リザルト
| クラス | 順位 | グリッド | No. | ドライバー | チーム | 周回 | トップとの差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| GTDプロ | 6位 | 12番手 | 14 | ジャック・ホークスワース ベン・バーニコート | バッサー・サリバン | 142 | 5.730 |
| GTD | 9位 | 12番手 | 12 | アーロン・テリッツ ベンジャミン・ペダーセン フランキー・モンテカルボ | バッサー・サリバン | 142 | 8.012 |
WeatherTech SportsCar Championship第9戦 ヴァージニア
Michelin GT Challenge at VIR
8月20日(木)から23日(日)にかけて、米国ヴァージニア州オールトンのヴァージニア・インターナショナル・レースウェイで、2026年WeatherTech SportsCar Championshipシリーズの第9戦が2時間40分のスプリント戦として行われました。
今大会は通常同時に走行するプロトタイプカーが出場せず、GTDプロクラスとGTDクラスのみの「GTオンリー」イベント。このイベントに、バッサー・サリバンからGTDプロクラスとGTDクラスに、シリーズ参戦のLexus RC F GT3がそれぞれ1台ずつ出場しました。
予選では、ジャック・ホークスワースとベン・バーニコートがドライブするGTDプロクラスの14号車が10番手。アーロン・テリッツとベンジャミン・ペダーセンがドライブするGTDクラスの12号車が6番手につけました。
決勝では、10番手からスタートした14号車は、ホークスワースが最初の2スティントを担当し、早めのピット戦略で、2回目のピットを迎えるときには5位へとポジションを上げました。
2度目のピットインでバーニコートへと交代した14号車は、8位でコースへと復帰し、順位挽回を目指しましたが、バトルの中でライバル車と接触。コースオフを喫し、順位を落とすこととなってしまいました。その後、バーニコートが健闘し、7位でチェッカーを受けました。
12号車はテリッツが6番手からスタートし、レース中盤は5位を走行。最後まで僅差の激しいバトルを繰り広げ、9位でフィニッシュしました。
リザルト
| クラス | 順位 | グリッド | No. | ドライバー | チーム | 周回 | トップとの差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| GTDプロ | 7位 | 10番手 | 14 | ジャック・ホークスワース ベン・バーニコート | バッサー・サリバン | 84 | 1’04.004 |
| GTD | 9位 | 6番手 | 12 | アーロン・テリッツ ベンジャミン・ペダーセン | バッサー・サリバン | 84 | 38.545 |
AUTOBACS SUPER GTシリーズ第4戦 富士
FUJI GT 300km RACE
AUTOBACS SUPER GT第4戦「FUJI GT 300km RACE」が8月1日(土)、2日(日)の両日、静岡県・富士スピードウェイで開催されました。
今季のSUPER GTには2台のLexus RC F GT3がフル参戦しています。
6月に予定されていたマレーシアラウンドが延期となったことで、ゴールデンウィークの第2戦以来、3か月ぶりのイベントとなりました。
今大会はかなりの暑さとなったものの、夏休み中の開催ということもあり、富士スピードウェイには家族連れなど多くのモータースポーツファンが集まり、2日間で56,400人が来場しました。
1日(土)、朝から好天に恵まれたものの、午後はやや雲が出て一時小雨が降るなど天候が心配されましたが、気温32度、路面温度45度という暑さの中、午後2時20分よりノックアウト方式の予選が行われました。
GT300クラスのQ1は、2グループに分け、それぞれ上位9台がQ2へ進出。Lexus RC F GT3の2台はともにQ1A組に出走し、高木真一のK-tunes RC F GT3 96号車が、最後6番手に飛びこみQ2進出。シェイドレーシング RC F GT3 20号車は12番手でQ1敗退となりました。
Q2に進出した96号車は14番手グリッドを獲得。20号車は23番手グリッドからのスタートとなりました。
2日(日)はスタート進行中に強い雨に見舞われ、路面は一転ウェットに。しかし、すぐに雨は止み、タイヤ選択が難しい状況でスタートを迎えました。
気温は34度、路面温度47度と非常に高く、すぐに路面が乾くことが予想されたため、ほとんどの車両がドライタイヤを装着し、午後1時半より、66周で争われる決勝レースがセーフティーカー(SC)先導で開始されました。
SCは4周で退去し、5周目から本格戦が開始されましたが、このスタート時のホームストレート上で、GT500クラス中団の3台が接触し、1台が空中に舞い上がる大クラッシュに。これでレースは赤旗中断。
30分強の中断後、再びSC先導で走行が開始され、10周目から本格戦が再開されました。
この間に路面温度が想像以上に低下し、暑いコンディションでのレースを予想していた96号車はタイヤのマッチングで苦戦。前半を担当した新田守男はそれでも健闘を見せ、24周目に17位でピットイン。タイヤを交換し、高木へと交代。96号車はこのピットでいったん最後尾に近い26位まで後退するも、着実なペースで順位を取り戻していき、最後までポイント圏内をかけたバトルを展開。ファイナルラップの最終コーナーでパスするという劇的な展開で15位フィニッシュ。ポイント獲得を果たしました。
20号車は23番手からスタート。暑く厳しいコンディションで苦しみながらも26位で完走を果たしました。
リザルト(GT300クラス)
| 順位 | グリッド | No. | ドライバー | 車両名 | 周回 | トップとの差 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 15位 | 14番手 | 96 | 新田守男/高木真一 | K-tunes RC F GT3 | 61 | 1 Lap |
| 26位 | 23番手 | 20 | 平中克幸/清水英志郎 | シェイドレーシング RC F GT3 | 60 | 2 Laps |
AUTOBACS SUPER GTシリーズ第5戦 鈴鹿
SUZUKA GT 300km RACE
AUTOBACS SUPER GT第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」が8月22日(土)、23日(日)の両日、三重県・鈴鹿サーキットで開催されました。
鈴鹿大会は2日共に猛暑の中での開催となりましたが、前大会富士同様に夏休み中の熱いレースを満喫すべく、鈴鹿サーキットには2日間で52,500人のお客様が来場しました。
22日(土)午後3時30分より、ノックアウト方式の予選が行われました。好天の下、気温は34度、路面温度も46度という暑さの中での戦いとなりました。
GT300クラスでは、Q1は2グループに分けてそれぞれ上位9台がQ2へ。A組で出走した高木真一のK-tunes RC F GT3 96号車が4番手の好走を見せQ2進出。B組で出走した清水英志郎のシェイドレーシング RC F GT3 20号車は14番手でQ2進出ならず。
Q2では96号車は15番手グリッドを獲得。20号車は28番手からのスタートとなりました。
23日(日)も鈴鹿は晴れて暑い1日となりました。気温34度、路面温度49度のコンディションの下、午後1時30分より、300km、52周で争われる決勝が開始されました。
15番手からのスタートとなった96号車は新田がスタートを担当し、序盤はポイント圏内でのバトルを展開しました。しかし、9周目に他車と接触してコースアウト。この接触によるダメージでスローダウンを余儀なくされ、予定外のピットイン。レースへは復帰したものの、ほぼ最後尾の周回遅れとなってしまいました。
一方、28番手からスタートした20号車は、ベテラン平中克幸がスタートを担当し、序盤から着実にポジションアップ。13周目には23位まで順位を上げました。
その後、ライバル勢がピットインを開始する中で、ほぼ折り返しの24周目にピットイン。清水へと交代し、25位で復帰すると、好ペースで周回。
レースは残り5周というところでクラッシュ車両の発生によりセーフティーカーが導入され、そのままチェッカー。20号車は21位でフィニッシュ。96号車は最後まで粘り強く走り抜き、26位でチェッカーを受けました。
リザルト(GT300クラス)
| 順位 | グリッド | No. | ドライバー | 車両名 | 周回 | トップとの差 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 21位 | 28番手 | 20 | 平中克幸/清水英志郎 | シェイドレーシング RC F GT3 | 48 | 48.310 |
| 26位 | 15番手 | 96 | 新田守男/高木真一 | K-tunes RC F GT3 | 47 | 1 Lap |
次号のマンスリーレポートは9月29日頃の発行を予定しています。



