SUPER GT 第6戦 富士スピードウェイ 予選

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立川祐路／平手晃平組LEXUS SC430がポールポジション獲得！
伊藤大輔／アンドレア・カルダレッリ組が2番手で続きSC430が予選最前列独占

KeePer TOM'S SC430 37号車 　9月7日（土）富士スピードウェイでSUPER GT第6戦の予選が行われた。曇天ながら雨に見舞われることはなく、この時期としては涼しい天候の下での予選となったが、僅差での熱いタイムアタックが繰り広げられた。LEXUS SC430はZENT CERUMO SC430 38号車がポールポジションを獲得。KeePer TOM'S SC430 37号車が2番手でグリッド最前列を独占した。

　午後2時、気温25度、路面温度33度という過ごしやすい気候の下、ノックアウト方式の予選Q1がスタート。上位8台がQ2へ進出する。
　15分のセッションで、残りが8分ほどとなったところで各車コースイン。チェッカーまで、次々にタイムが塗り替えられていくアタック合戦の中、残り1分を切ったところで、38号車の平手晃平が他車を引き離すタイムでトップに躍り出た。国本雄資が駆るENEOS SUSTINA SC430 6号車が3番手、伊藤大輔の37号車が5番手、ジェームス・ロシターの36号車が6番手でQ2へ進出。
　一方で74kgと重いウェイトハンデを負うDENSO KOBELCO SC430 39号車は、惜しくもコンマ2秒及ばず12番手。WedsSport ADVAN SC430 19号車が13番手で、この2台がQ1敗退となった。

予選開始を待つPETRONAS TOM'S SC430 36号車 　Q2でも38号車の速さはずば抜けており、立川祐路が2位にコンマ3秒近い差を付けてのポールポジションを獲得。立川はJGTC時代からの通算で、自身の持つポールポジション記録を塗り替える18回目、富士スピードウェイでは8回目のポールポジション獲得となった。
　2位以下は大変な僅差での争いとなったが、アンドレア・カルダレッリが好走を見せた37号車が今季最上位グリッドとなる2番手タイムをマーク。LEXUS SC430が最前列グリッドを独占して明日の決勝レースをスタートする。
　2番手から7番手まで、6台がコンマ3秒以内に入るという激しい争いとなったQ2で、36号車は5番手、6号車が6番手につけ、3列目に並ぶこととなった。

　GT300クラスでは、春の大会で初優勝を飾ったPanasonic apr PRIUS GT 31号車がQ2へ進出し、9番手グリッドを獲得した。

ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 立川祐路：

ポールポジションを獲得した立川祐路／平手晃平 今回は走り出しから調子が良い。ここのところ毎レース調子は良くても結果に繋がらないことが多く、3戦連続ノーポイントとなってしまったが、チームもタイトルを諦めず頑張ってくれている。今回我々はウェイトハンデも軽く、獲って当たり前のポールポジションだと思っている。しかし、大事なのは明日のレースだ。天候が気になるが、一番前からスタート出来るのは良いことだ。シリーズタイトル争いでは厳しい状況にあるが、残り全部勝つつもりで頑張る。

ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 平手晃平：
ここ3戦不運で結果が残せず、絶対にここで勝つとの思いで富士に入った。以前行われた富士の合同テストではウェイトを積んでも速かったので、手応えは感じていた。予選に向けて、リアの安定性を高めるために施した調整が効を奏した。ベストなアタックでポールポジションが獲得出来、とても良い気分でレースウィークのスタートが切れた。明日はスタートを担当するので、立川（祐路）選手にこの良い流れのままバトンが渡せたらと思っている。

SUPER GT 第6戦 富士スピードウェイ 予選結果：GT500

SUPER GT 第6戦 富士スピードウェイ 予選結果：GT300