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SUPER GT 第6戦 富士スピードウェイ 特派員レポート

スーパーGT第6戦が、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)にて開催されました。富士スピードウェイでの開催は、今シーズン二回目となります。タイトル争いが激化する中で迎えたこの大会は、ウェイトハンデをマックスに積んだ状態での戦いとなります。タイトル争いに残るために、各チームのみなさんが本当に頑張りました。サーキットの様子を振り返って参りましょう。レースの内容につきましては、レースレポートをご参照ください。

3戦連続ノーポイントからの悲願の優勝!

今回、ポールトゥウィンで勝利をおさめたレクサス チーム ゼント セルモ。ここ3戦、ノーポイントと不運が続いていました。クルマのコンディションは毎戦良かったと語る立川選手は、予選時ポールポジションを獲得しても笑顔が少なかったです。勝つための通過点に過ぎないという面持ちで、ポールポジション記録を「18」に伸ばしたものの表情は硬く、うちに秘めた優勝への決意が感じられました。平手晃平選手は、Q1でトップタイムを記録。尊敬する先輩、またチームメイトでもある立川選手のタイムを結果的に上回っていました。自信に満ちた表情は決勝まで保たれ、走りにも現れていました。スタートから、セーフティーカーの導入までに築いたマージンは、みるみる広がっていました。決勝レース後の会見では、ハニカミながらも今回のレースは自分を誉めたいと語っていました。タイトル争いにからむ結果をもたらした今回の戦い。二人とも残り2戦も勝つつもりで臨むとのことです。頑張ってください!

コツコツとポイントを積み上げ、望みを繋いだ3位表彰台!

予選2番手フロントローから決勝レースに臨んだレクサス チーム キーパ― トムス。セーフティーカーに翻弄されながらも、最終的に3位表彰台を獲得しました。前回と今回、セーフティーカーの導入により、思うようにレースが展開できない部分もありましたが、粘り強い走りで表彰台を獲得、ランキングトップと6ポイント差につけ、タイトルに望みを繋ぎました。今年できた新規チームと共に頑張るドライバーの二人。残り2戦の行方が楽しみです。

各チームの様子

各チームの様子をどうぞ。

イベント広場、サーキットサファリなどサーキットの様子

サーキットでは、真剣勝負の合間にこのようなお楽しみがたくさん用意されています。サーキットにまだいらしたことのない方は、参考にしてくださいね。

国本選手の誕生会

今月12日が、国本選手のお誕生日。スーパーGT第2戦の大嶋選手のお誕生会同様、サプライズの準備。またもやドライバーさん、エライ方に呼び出され隔離されていました。その間にケーキの準備を進め、無事にミッション完了。チームのみんなで誕生日を祝っていました。おめでとうございます!

LEXUS AMAZING EXPERIENCE

一般の方から応募を募り、一味違った観戦プログラムを堪能できるLEXUS AMAZING EXPERIENCEが、今回富士スピードウェイにて開催されました。このプログラムの実施は、決勝日一日のみ。観戦場所はプラチナルーム(メインスタンド階上のお部屋)と、昼食時には写真のようにダンロップコーナーを見渡すホスピタリティで過ごす事ができるのです。ピット訪問もサーキット施設ツアーも組み込まれ、今回はレクサス チーム サードのピットへ伺い、ドライバーの二人と記念撮影も楽しんでいました。また、スーパーGTやNASCARのテレビ解説などでもおなじみの福山英明氏を迎え、レース解説も楽しむことができるなど、内容は大変充実したもの。丸一日、120%スーパーGTを堪能する構成となっていました。

スーパーGTもシリーズをあと2戦残すのみ!今シーズンは、星を分け合いポイントが拮抗しています。ここで掴みかけたタイトルを逃すことなく、チームのみなさんに頑張っていただきましょう! 次戦、スーパーGT第7戦は、大分県オートポリスにて、10月5日(土)公式予選、6日(日)決勝が行われます。ウェイトハンデがこれまでの半分となるこのレース、九州のみなさま、お待ちしています!ぜひ、サーキットへお越しください!