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LGDA夏祭り2014 イベントレポート

LGDA夏祭り2014 イベントレポート

LEXUS RacingのドライバーとファンがMEGAWEBに大集結!
今年は86パトカーや白バイも登場!

ダイジェストムービー

8月1日(金)、東京・お台場のMEGA WEBで「LDGA夏祭り2014 in MEGAWEB 君たちの未来へ - No Race No Life -」が行なわれました。このイベントはLEXUS RacingからSUPER GTのGT500クラスに参戦するドライバーによって構成されているLGDA(LEXUS GT DRIVERS ASSOCIATION)主催のイベントで、LGDAの前身であるTGDAが2006年から始めたもの。今年は交通安全への取り組みを目的に警視庁とも連携し、さらに充実したコンテンツが用意されました。ここではそれぞれのイベントの様子やドライバーの表情をご紹介しましょう。

ファンサービスの1日にしよう!と決意新たに
ドライバー&関係者の事前ミーティング

イベント開始を前に控え室ではLGDA会長の脇阪寿一選手がイベントの主旨を改めて確認するとともに「レースの時には十分にサービスできないことも多いと思うので、今回はファンの人たちと存分に楽しみましょう」と挨拶。その後、全員がリハーサルへと向かいました。各コンテンツの説明を受けるだけでなく、体験イベントでは担当ドライバーが練習する姿も見られました。本番を前にすでに本気で楽しんでいる感じですね。

伊藤大輔選手の開会宣言でスタート!
オープニング

11:00から始まった「LDGA夏祭り2014 in MEGAWEB 君たちの未来へ - No Race No Life -」のオープニングイベントにはLEXUS Racing6チームのドライバー12名とレースクイーン、そして全日本F3に参戦するTDPドライバーが登壇。LGDA副会長の伊藤大輔選手が「9回目を迎えて、ファンのみなさんにさらに楽しんでいただけるよう、いろいろなコンテンツを考えてきました。ぜひ楽しんでいってください!」と開会宣言を行ない、イベントがスタートしました。

ここだけの話しが盛りだくさん!?
LGDAトークショー

メインステージではドライバーを4つのグループに分けトークショーが行なわれました。トークライブ1では"イケイケドライバー"の大嶋和也選手、関口雄飛選手、ジェームス・ロシター選手が登場し、レース中の"イケイケ"なエピソードやちょっと大人な話題などを披露。トークライブ2には"MC泣かせ"の立川祐路選手、国本雄資選手、平川亮選手が揃い、やっぱりMC勢を泣かせる結果に!? 午後のトークライブ3には平手晃平選手、伊藤大輔選手、石浦宏明選手の"親ばか"ドライバーが愛息&愛娘自慢に花を咲かせていました。そして"こだわりドライバー"の脇阪寿一選手、中嶋一貴選手、アンドレア・カルダレッリ選手がそれぞれのこだわりを披露したトークライブ4もとても盛り上がりました。また、レースクイーンによるトークショーも行なわれ、こちらはとても華やかな雰囲気となりました。

ラジコンでも負けじ魂がぶつかり合う!?
電動RC体験コーナー「トライ!! タミヤRC」

電動RC(ラジコンカー)体験コーナーでは、参加者の方たちのターゲットタイムとなるタイムを出すべく4選手が電動RCに挑戦。大嶋和也選手が19秒96、中嶋一貴選手が20秒23、伊藤大輔選手が19秒09をマーク。最後に挑戦した国本雄資選手は練習走行で2回連続で1つ目のパイロンに激突! さらに本番のタイムアタックでは19秒93を記録するもショートカットしたためプラス2秒のペナルティで最下位に。伊藤選手の19秒09がターゲットタイムとなりました。午後の2回目のアタックでは、大嶋選手が18秒台とトップタイムを更新し、タミヤのスタッフも「このタイムは僕らと同じくらい...、いやぁ速いですねぇ」と舌を巻いていました。遊びを本気で楽しんでいる姿が印象的でした。

優しく、的確にドライビングを指導します
ペーパードライバー講習 in LGDA

ペーパードライバーの方を対象に行なわれたドライビング講習ではドライバーが教官役になり、車庫入れの方法を指導。最初は恐る恐る運転していた参加者の方も回数を重ねるうちにみるみる上達していきました。石浦宏明"教官"の講義を受けた茨城県の小林節代さんは「週末くらいしかクルマに乗らないので車庫入れが苦手。でも石浦選手のアドバイスで少し上達できた気がします」と感想を聞かせてくれました。

レースも交通安全もルール厳守と予測が大事
交通安全トークショー&展示コーナー

お昼過ぎには警視庁交通部交通総務課の片岡警部補を交え、「交通安全トークショー」が行なわれました。実際に起こった悲惨な事故を再現した映像を見たドライバーが思わず顔をしかめる場面もありました。脇阪寿一選手は「レースでは競争はしているけれども、ルールを守って戦っています。自分の身を守るためにルールを守った上で更に予測する能力を養ってほしい」とコメント。中嶋一貴選手も「五感を使って運転することが大切。目で見ること、耳で聴くことが一番大事です」と語っていました。一方、警視庁の交通安全コーナーにはパトカー仕様の86や白バイが展示され、白バイにはドライバーたちも興味津々のご様子。特にジェームス・ロシター選手と平手晃平選手は食い入るように覗き込んでいました。実際に白バイに乗車体験した脇阪寿一選手や国本雄資選手もご覧の笑顔です。また、警察官の制服を着用しての写真撮影や乗車体験ができるとあって、たくさんの親子連れの姿がありました。カワイイ警察官ですね。

迷路を抜けたらそこにはGTドライバーが!
段ボール迷路

今年新しく用意されたコンテンツのひとつが「段ボール迷路」。小さなお子様限定でしたが、かなり大きな迷路でいろいろなところから「分からな〜い」「あれっ、行き止まりだ」という声が聞こえてきました。道案内役にドライバーが迷路を訪れるとあっという間に人だかりができ、小さなサイン会場に。TDPドライバーとして全日本F3に参戦中の勝田貴元選手と山下健太選手もサインに応じていました。

今日が未来のGTドライバーへの第一歩
LGDAドライバー養成講座(キッズカート教室)

「LGDAドライバー養成講座」ではキッズカートを使ったカート教室が行なわれ、ドライバーが先生役に。立川祐路選手や石浦宏明選手、アンドレア・カルダレッリ選手もブレーキやアクセルの踏み方、ハンドルの切り方などを"身振り手振り"でレクチャーしていました。教えてもらったキッズたちは初めての体験に興奮しているようでした。

GTドライバーとキッズたちが一緒にチャレンジ!
キッズワークショップ

交通安全啓蒙の一環として"反射板キーホルダー"を製作する「キッズワークショップ」コーナーが設けられ、キッズたちがオリジナルキーホルダーづくりに挑戦、そのお手伝いにドライバーも訪れました。ドライバーと一緒にシールを貼ったり、サインを書いたり、キッズたちは大喜びでした。キーホルダーを作り終わると、実際に作成した反射板の効果を体験できるコーナーもあり、ジェームス・ロシター選手もお試し中。また、隣の「塗り絵コーナー」ではレースクイーンのおねえさんたちが塗り絵のお手伝いをしていました。

キッズとGTドライバーが一緒に白熱のレース!
ハンドルカー耐久レース

午前と午後に1回ずつ行なわれた「ハンドルカー耐久レース」ではキッズドライバーとLGDAドライバーがチームを編成、ガチンコバトルを見せてくれました。午前中に行なわれた伊藤大輔チームと脇阪寿一チームのレースでは伊藤チームが辛勝。第2レースのロシターチームvs.アンドレア・カルダレッリチームは、カルダレッリチームが勝利とポイントリーダー37号車の2人のチームが勝ちました。午後はぶっちぎりの速さで関口雄飛チームをラップダウンにした大嶋和也チームが優勝しました。大嶋選手はレース中に転倒した関口選手に対し「関口がこんなに鈍くさいヤツだとは思わなかった」と勝利宣言。それに対し、負けた関口選手が「クルマが壊れたんだって!」と反撃すると、MCを担当していたピエール北川さんから「遅いドライバーってクルマのせいにするよねぇ」と突っ込まれ、会場の笑いを誘っていました。

白バイと脇阪選手運転の86パトカーがパレード
交通安全パレード

コンテンツの最後にはライドワンコースを使って「交通安全パレード」が行なわれ、大勢のファンのみなさんが見守る中、脇阪寿一選手が運転するパトカー仕様の86と片岡警部補が運転する白バイがパレードラン。記念に残るイベントとなりました。その後はまずドライバーのみの集合写真を撮影した後、イベントに来場されたファンのみなさんも加わっての記念撮影が行なわれました。

脇阪選手と参加のみんなが交通安全を誓う
フィナーレ

イベントの最後を飾るフィナーレでは再び全ドライバー&レースクイーンが登壇し、LGDA会長の脇阪寿一選手がご挨拶。開口一番「今日は楽しんでいただけましたでしょうか〜?」と言うと、会場からは「イエーイ!!」の大きな歓声があがりました。さらに「いつも応援していただいている恩返しをするとともに、今年は我々の運転技術をみなさんに伝えることができたら交通事故が減るんじゃないかと思い、警視庁の方々の協力を得て、交通安全啓蒙のコンテンツを加えました。今後も交通事故撲滅のために努めていきたいと思います」と脇阪選手が最後を締めくくりました。

まだまだ載せきれないほどの笑顔がいっぱい!!
その他のイベント

会場内ではほかにも「RC F写真撮影会」や「SC430搭乗体験」「なりきりレーシングドライバー」「飲酒疑似体験」「TRDパーツ比較展示」「LSOコーナー」のほか、「LGDAオークション」など様々なコンテンツが展開され、どのコンテンツもみなさんの笑顔がとても印象的でした。

今年も暑い中、たくさんのみなさんにご来場いただき、ありがとうございました。LEXUS Racingのドライバーたちも汗を掻きながらも終始笑顔で、ファンとの触れあいを本当に楽しんでいました。今後もLEXUS Racingのドライバーたちへの応援よろしくお願いします。
では、また全国各地のサーキットで、来年のLGDA夏祭りで、お会いしましょう!