いつもはオーバールコースで開催されるNASCAR Sprint Cupシリーズなんですが、36戦のうち2戦だけロードコースで開催されるんです。先週末の第16戦 Infineon (Sonoma, CA) はそのうちの一回目でした。
オーバールではそれなりに？速いドライバーでもロードコースが大の苦手な人もいます。#55 Michael Waltrip はドライバータイトル争いにも加わっていないためそうそうにあきらめ（笑）、オープンホイールで活躍する Patrick Carpentier にステアリングをまかせちゃいました。
#00 David Reutimann はロードコースが大の苦手（笑）、でもChase進出がかかってるため誰かに代わってもらうことができません。（ドライビングスーツ持ってソノマに来てくれなんて現地からメールもきましたが・・・。）　実は事前に秘密の特訓をしたんですが、予選は47台中45番手の結果でみんながっかり。

うちのトヨタ勢には、昨年ここで優勝した Kyle Busch, ロードコース出身の Marcos Ambrose, 元F1ドライバーの Scott Speed とロードコースが得意なドライバーもいるんですが・・・ここで大失態をみせたのが Scott Speed。（怒）　TRD も Red Bull Racing も今回は大番狂わせ（ゴメンScott！）でひょっとすると優勝するかも・・・！っと期待をしていたのですが、予選時にオーバーランでダートへ飛び出してしまいなんと予選すら通過することができませんでした。
TRDではオフィスの自分のパソコンで予選をみることができるのですが、Scott がコースアウトした瞬間はオフィス内のあちこちで（怒りとあきらめの）声があがりました。みんな仕事するフリしてやっぱり気になってみているんですよね。

ここはピットロードが長くピットインに時間がかかるため、110周のレースを如何に2回のピットストップで走りきることができるか？がレースを左右し、燃費のよいトヨタ勢は他のメークよりも有利なピット作戦をとることができるんですが・・・。
レースの詳細はレースレポートをご覧いただきたいと思いますが、Marcos Ambrose が自身最高位タイの三位に入りました。

この Infineon のレースはトヨタがスポンサーです。ペースカーはカムリ・ハイブリッド、オフィシャルカーはタンドラで、トヨタブランドをアピールしました。