またまたペイント編でスミマセン・・・。 ご質問いただいたことへの回答になるかなーって思いまして・・・。

NASCAR レースって
無傷でフィニッシュラインを越えることができる車ってほとんどないと思います。 コツンコツンとぶつけるなんて当たり前のハードなレースですからね。 で、ペイント編でご紹介させていただいた とっても綺麗にペイントされた車 がその後どうなるか興味ありますよね。
MWR の車両整備場に、こんな↓車がとまっていました。 これ Nationwide の #99 ですよね。 番号はみえないけど・・・(笑) フロントフェンダーからはじまってサイドの部分がありません。
NNS #99 front 後ろからみると、こんな↓感じ。 真っ裸にされて
細い鉄棒で鉄板パネルが支えられているのがよくわかりますよね。
NNS #99 rear この車両は壊れた・傷ついた部分を修理してまたレースに使うんだそうです。 
板金?というか表面の化粧板を取り替えるってイメージ?

別のところには塗装が終わった修理車両↓がありました。 これ Sprint Cup の #00 ですね。 フロント周りとボンネットフード周りはなにもなかったのかステッカーもそのまま残っています。
NSCS #00 front フェンダーの部分をアップでみてみると、こんな感じ。 綺麗に修理部分と元の部分が分かれていますよね。 この車両はこれからステッカー貼りをしてレースに使うんだそうです。 よほど大きなクラッシュがない限り、何回もこうやって修理して使うんだそうです。 特に良い成績を残した車両は同じようなトラックにまた使っていくんだそうです。
NSCS #00 front fender
残念ながら写真では見分けがつかないのですが、もうひとつ面白いことを発見しました。 Super Speedway 用と普通のトラック用では一工程違うんです。 Super Speedway はドラッグ(空気抵抗)を減らしていかにスピードを出すかが勝負です。 だからレース中でもドラフティングって言って前の車にぶつかるくらい(というかぶつかっているんですけど・・・それをバンプドラフティングって言います)に接近して空気抵抗を減らしますよね。 なんと Super Speedway 用の車は
ステッカーを貼った後に、クリア塗装をして段差をなくしているんです! そんなことも初めて知りましたよ、っというか当たり前のこと?(笑)

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コメント

m&ms [09.09.16 10:13]

続々と貴重な写真がUPされて嬉しいです。有り難うございます。
鉄板の厚さが0.6㎜とありましたが塗装されているせいかもっと厚く見えます。乗用車のボディーが0.2㎜ぐらいですから3倍もあるのですが…
NASCARのハブって小さいのですね。奥に見えるのはハブがちぎれても
タイヤが飛んでいかないようにする安全ロープですよね。
もう少し鮮明な写真があれば見てみたい。

イサカ [09.09.16 14:38]

m&msさん いつもコメントありがとうございます♪
そうですねもっと厚くみえますよね。でもレギュレーションでは0.6mm以上ってなっていますねぇ・・・どうなんだろう? 色の影響もあって厚くみえるのかな?
ハブ小さいですよね確かに・・・これで800HP以上の出力を支えているんですよねー。ハイ
シャシの写真も少し撮影したのでまた掲載しますね。

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