国を代表するイベント"ル・マン24時間レース"
前回までのあらすじ
恒例のドライバーズパレード開催日。
桃之介は、片山右京さんとTS020の再会に立ち会ったり、
コースウォークやパレードに参加した。
そしてル・マン24時間レースは、いよいよ決勝を迎える。
ル・マンウィークも、いよいよ決勝日を迎えました。
スタート6時間前にもかかわらず、サルト・サーキットに向かう道は早くも混雑模様・・・
昨日までクルマで15分だった道のりが、
今日は渋滞で、1時間以上かかりました(汗)
サーキット入り口では、警察官が交通整理。
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TOYOTA GAZOO Racingのピットに、
Support Our Kids「第5回海外ホームステイプログラム」の子ども達がやってきました。
このホームステイプログラムは、
東日本大震災で被災した中学生および高校生を支援するもので、
今年で3回目のル・マン訪問だそうです。
片山右京さん、脇阪寿一選手ともパチリ!
ル・マンを満喫してくださいね〜!
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今日は、パドックがいつも以上に物々しい雰囲気。
SPのような人もたくさんいるし・・・。
チームの方に聞いてみると、
なんとフランスのフランソワ・オランド大統領が、
ル・マン24時間レースを訪問されるとのこと(!)
ひと目みたい・・・。
TOYOTA GAZOO Racingのピットに来られたけど、
大勢の人でほどんと見れない・・・。
あ、見えた!
TS040 HYBRIDの説明をうけているのかな?
現職の大統領が来るなんて、
ル・マン24時間レースは、フランスを代表するイベント
なんだなぁ。
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決勝レーススタートに向けて、
コース上のイベントが始まりました。
まずはピットウォークから。
コースインを前に、
エンジニアさん達が、TS040 HYBRIDの最終チェック中。
その間、コース上では、
片山右京さんのTS020デモランが行われました。
ピットウォーク中だったので、一瞬しか見れなかった(涙)
そのままの流れで、グリッドウォークへ。
TS040 HYBRIDコースイン!
続いて僕もコースイン!(汗)
グリッドでの2台のTS040 HYBRID。
無事完走し好成績を収めるように、念を送ってきました。
エンジニアさんたちは、最後まで準備に余念がありません。
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グリッドウォークを終えた僕は、
スタートを観戦するため、ダンロップブリッジ周辺へ移動!
人がいっぱいの中、なんとか観戦ポイントを確保。
近くにいた現地のトヨタファンの方々とも交流!
小旗付き麦わら帽子を被らせてもらいました。
そして15:00(日本時間22:00)、
「ティ、ディー!!!」と交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」が鳴り響き、
いよいよ24時間レースがスタート!!!
TS040 HYBRIDの2台も無事スタートを切っています!
頑張れ〜!!!
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しばらくダンロップブリッジ周辺で観戦したあと、
TS040 HYBRIDが履くミシュランタイヤのガレージツアーに参加しました。
ミシュランタイヤのガレージは、パドックエリアにあって、
タイヤの保管と各チームが使用するタイヤのホイールへの組付けが行われる場所です。
ミシュランタイヤのスタッフさんに
WEC/ル・マンで使われているタイヤの説明を受けたのですが、
驚きの事実が2つ発覚!
1. WEC/ル・マン用ウェットタイヤは「日本育ち」
WEC/ル・マンで使われているウェットタイヤは、
なんとSUPER GTで得られた技術が、使われているそうです。
溝がないウェットタイヤとして話題の「ハイブリッド」も
SUPER GTで得た技術の思想から生まれたそうです。
2. レース中にタイヤを分析し、チームにフィードバック!
タイヤガレージ内には、限られたスタッフしか入れない秘密のラボがあるそうです。
そこではレース中に使われたタイヤが次々と運ばれ、即座に分解・分析が行われます。
その結果は、すみやかにレース中のチームにフィードバックされ、 それを元にチームが戦略を変えることもあるとか。
24時間、レースが行われるル・マンならでは、だそうですよ。
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現地時間は23:00を過ぎ、
サルト・サーキットはすっかり夜になりました。
ル・マン名物「観覧車」にも明かりが灯っています。
僕はまだまだ元気!
TS040 HYBRIDとともに頑張りますよ!
引き続き、応援よろしくお願いします!
次回予告
ついに2015年のル・マン24時間レースがスタート。
サルト・サーキットは夜の闇に包まれ、
ヘッドライトを照らしながら各車が走行を続けている。
2台のTS040 HYBRID、そして桃之介には、
どんな展開がまっているのだろうか?
いくぜ!ル・マン