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国を代表するイベント"ル・マン24時間レース"

ル・マンへの道2015 第15話

前回までのあらすじ

恒例のドライバーズパレード開催日。

桃之介は、片山右京さんとTS020の再会に立ち会ったり、
コースウォークやパレードに参加した。

そしてル・マン24時間レースは、いよいよ決勝を迎える。

ル・マンへの道2015 第15話 国を代表するイベント

ル・マンウィークも、いよいよ決勝日を迎えました。
スタート6時間前にもかかわらず、サルト・サーキットに向かう道は早くも混雑模様・・・

サルト・サーキットは、早くも混雑模様

昨日までクルマで15分だった道のりが、
今日は渋滞で、1時間以上かかりました(汗)

サーキット入り口では、警察官が交通整理。

警察官が交通整理中





TOYOTA GAZOO Racingのピットに、
Support Our Kids「第5回海外ホームステイプログラム」の子ども達がやってきました。

このホームステイプログラムは、
東日本大震災で被災した中学生および高校生を支援するもので、
今年で3回目のル・マン訪問だそうです。

佐藤チーム代表と子どもたち

片山右京さん、脇阪寿一選手ともパチリ!
ル・マンを満喫してくださいね〜!

片山右京さんの話を聞く子どもたち

片山右京さんと子どもたち

脇阪寿一選手と子どもたち





今日は、パドックがいつも以上に物々しい雰囲気。
SPのような人もたくさんいるし・・・。

チームの方に聞いてみると、 なんとフランスのフランソワ・オランド大統領が、
ル・マン24時間レースを訪問されるとのこと(!)
ひと目みたい・・・。

物々しい雰囲気のサーキット

TOYOTA GAZOO Racingのピットに来られたけど、
大勢の人でほどんと見れない・・・。

TOYOTA GAZOO Racingピット内のオランド大統領

あ、見えた!
TS040 HYBRIDの説明をうけているのかな?

TS040 HYBRIDの説明をうけるオランド大統領

現職の大統領が来るなんて、
ル・マン24時間レースは、フランスを代表するイベント
なんだなぁ。





決勝レーススタートに向けて、
コース上のイベントが始まりました。
まずはピットウォークから。

コースインを前に、
エンジニアさん達が、TS040 HYBRIDの最終チェック中。

エンジニアさん達がTS040 HYBRIDの最終チェック中

エンジニアさん達がTS040 HYBRIDの最終チェック中

エンジニアさん達がTS040 HYBRIDの最終チェック中

その間、コース上では、
片山右京さんのTS020デモランが行われました。
ピットウォーク中だったので、一瞬しか見れなかった(涙)

片山右京さんのTS020デモラン

そのままの流れで、グリッドウォークへ。

TS040 HYBRIDコースイン!
続いて僕もコースイン!(汗)

TS040 HYBRIDに続き、コースインする桃之介

グリッドでの2台のTS040 HYBRID。
無事完走し好成績を収めるように、念を送ってきました。

グリッドで上のTS040 HYBRID

念を送る桃之介

エンジニアさんたちは、最後まで準備に余念がありません。

記念撮影を楽しむエンジニアさんたち

記念撮影を楽しむエンジニアさんたち

記念撮影を楽しむエンジニアさんたち





グリッドウォークを終えた僕は、
スタートを観戦するため、ダンロップブリッジ周辺へ移動!
人がいっぱいの中、なんとか観戦ポイントを確保。

ダンロップブリッジ周辺

ダンロップブリッジ周辺

ダンロップブリッジ周辺

近くにいた現地のトヨタファンの方々とも交流!
小旗付き麦わら帽子を被らせてもらいました。

麦わら帽子を被る桃之介

そして15:00(日本時間22:00)、
「ティ、ディー!!!」と交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」が鳴り響き、
いよいよ24時間レースがスタート!!!

TS040 HYBRIDの2台も無事スタートを切っています!
頑張れ〜!!!

TS040 HYBRIDスタートシーン

TS040 HYBRIDスタートシーン





しばらくダンロップブリッジ周辺で観戦したあと、
TS040 HYBRIDが履くミシュランタイヤのガレージツアーに参加しました。

ミシュランタイヤのガレージツアー

ミシュランタイヤのガレージは、パドックエリアにあって、
タイヤの保管と各チームが使用するタイヤのホイールへの組付けが行われる場所です。

保管されたタイヤ

組付けが行われるタイヤ

ミシュランタイヤのスタッフさんに
WEC/ル・マンで使われているタイヤの説明を受けたのですが、
驚きの事実が2つ発覚!

ミシュランタイヤのスタッフから説明を受ける桃之介

1. WEC/ル・マン用ウェットタイヤは「日本育ち」

WEC/ル・マンで使われているウェットタイヤは、
なんとSUPER GTで得られた技術が、使われているそうです。

溝がないウェットタイヤとして話題の「ハイブリッド」も
SUPER GTで得た技術の思想から生まれたそうです。

ハイブリッドウェットタイヤ

2. レース中にタイヤを分析し、チームにフィードバック!

タイヤガレージ内には、限られたスタッフしか入れない秘密のラボがあるそうです。
そこではレース中に使われたタイヤが次々と運ばれ、即座に分解・分析が行われます。

その結果は、すみやかにレース中のチームにフィードバックされ、 それを元にチームが戦略を変えることもあるとか。

24時間、レースが行われるル・マンならでは、だそうですよ。

TS040 HYBRIDが履くタイヤ





現地時間は23:00を過ぎ、
サルト・サーキットはすっかり夜になりました。

夜のサルト・サーキット

ル・マン名物「観覧車」にも明かりが灯っています。

夜の観覧車

僕はまだまだ元気!
TS040 HYBRIDとともに頑張りますよ!

引き続き、応援よろしくお願いします!

次回予告

ついに2015年のル・マン24時間レースがスタート。
サルト・サーキットは夜の闇に包まれ、
ヘッドライトを照らしながら各車が走行を続けている。

2台のTS040 HYBRID、そして桃之介には、
どんな展開がまっているのだろうか?

次回、ル・マンへの道2015 第16話
「決勝レース2」

いくぜ!ル・マン