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“F”COMMUNICATION 2008
トヨタF1カースペシャル走行イベント in MEGA WEBを開催!

日本GPの開幕を来週末に控えた10月4日(土)、秋晴れの東京・お台場MEGAWEBで毎年恒例の「トヨタF1カースペシャル走行イベント」が開催された。パナソニック・トヨタ・レーシングのレギュラードライバーを務めるティモ・グロックとサードドライバーの小林可夢偉、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバース・プログラム)ドライバーの中嶋一貴選手(ウイリアムズF1チーム)らが参加し、トークショーやデモ走行で、会場に集まった約6,000人のファンを沸かせた。

●トヨタモータースポーツの人材育成と日本GPに向けて

トークショーは「第1部 人材育成が支えるトヨタモータースポーツの未来」、「第2部 ホームグランプリを戦うトヨタF1チーム」の2部構成で行われ、第1部では中嶋選手と可夢偉、そしてトヨタ・チーム・トムス監督でFTRS(フォーミュラトヨタ・レーシングスクール)の関谷正徳校長が師弟談義。関谷校長が「二人は対照的。可夢偉はやんちゃで、一貴は優等生タイプ」と評すと、中嶋選手は「関谷校長には、自分のすることは基本的に全て自分の責任。たとえばトレーニングも、やるかやらないかは自分次第だと教わった」、可夢偉も「僕はいつも怒られてばかりだったが、自分自身を見つめて何が一番必要か、冷静に考えることを学んだ」と師の教えを改めて噛みしめた。

続く第2部は新居DTC、ティモ、可夢偉という顔ぶれで、ティモが2位表彰台を獲得した第11戦ハンガリーGPを回顧。好成績の要因を「クルマのポテンシャルを100%引き出せた結果」と語り、日本GPに向けては「前戦シンガポールGPでは初めて走ったコースで4位だったので、初走行の富士も楽しみ。チームにとって重要な一戦でポディウムを目指したい」と抱負を述べた。一方、新居DTCは「富士は最高速と最終セクションのバランスが難しい。金曜日のフリー走行から空力のセッティングをつかんでいくことになる」とホームグランプリを見据えている。
さて、レースの話題もさることながら、日本チームの一員となったティモは可夢偉から日本語のレクチャーを受けているのだとか。「富士では日本語でインタビューに答えたい」と冗談交じりに話したほか、日本の食べ物では「寿司が大好き」とプライベートな一面も見せてくれた。

●ティモと可夢偉がF1スペシャル走行!

トークショーの後、午後からはF1カーによるスペシャル走行が行われた。TF107のステアリングを握ったのはティモと可夢偉。まずは可夢偉がMEGAWEB内の特設コースでハードブレーキを連発し、派手にタイヤスモークを上げるパフォーマンスで会場を沸かせると、ティモもスタートから激しくホイルスピン、もうもうとタイヤスモークを上げ、走行中は右に左にステアリングを切るパフォーマンスを披露するなどしてF1走行の臨場感を演出した。
「コースが狭いので、できることは限られているが、できるだけF1カーの魅力を感じてもらおうと頑張った」と可夢偉。ティモは「ファンの皆さんがF1カーを間近に見られる機会はなかなかないし、僕自身も楽しかった。日本GPでは全力で戦ってコンストラクターズ4位を獲得したい」とトークショーに続いて意気込みを語った。

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