10月8日(水)、パナソニック・トヨタ・レーシングのスポンサーであり、スパークプラグ、オルタネータ、オイルクーラ、ラジエータ等の製品供給も行っている株式会社デンソーをヤルノ・トゥルーリが訪問した。
●デンソーギャラリーを視察
まず、ヤルノは今年リニューアルされたデンソーギャラリーを訪問。デンソーの様々な製品・技術の展示を視察する中、特にハイブリッド車用の製品に興味津々な様子で、「僕の愛車、レクサス
RX400hにも同じ製品が載っているの?」と質問。また、期間限定で開催中の「モータースポーツ展」のコーナーでは、デンソーの45年にわたるモータースポーツ協賛の歴史や製品の展示に熱心に見入っていた。
●高棚製作所を訪問
次にヤルノが訪れたのは、メーターやカーナビゲーションシステムを製造するデンソー高棚製作所。ここでは、お昼休みにステージイベントを開催、多くのデンソー社員のみなさんが参加。ステージではヤルノへの質問コーナー、富士スピードウェイの攻略法のレクチャー、記念撮影などがあり、デンソー社員のみなさんは普段接することができないF1ドライバーとの交流に大興奮。
ステージの後、ヤルノは自動車のメーター工場を視察。メーター製造の最新技術の説明を熱心に聞き入っていた。見学の最後には表示盤にヤルノの写真が入った特製メーターのプレゼントを受け、世界に1個しかないオリジナルメーターに上機嫌の様子だった。
●技研センターで世界への挑戦を誓う
最後にヤルノはデンソーのモノづくりを支える技術者・技能者を育成する「デンソー技研センター」を訪問。技研センターの中には「デンソー工業技術短期大学校」があり、その生徒のから、モノづくりの頂点である「技能五輪」の全国大会、そして世界大会の金メダリストを輩出している施設。その優れた技能を、昨年度開催された技能五輪国内大会のデンソー
初女性金メダリスト野村幸選手が披露。1/1000ミリ単位の精度で金属を加工する素晴らしい技にヤルノも真剣に見入っていた。
その後、ヤルノが訓練の一部を体験。初めてとは思えない速さで器用に機械を操るヤルノ選手に生徒たちはビックリ。大きな拍手が沸き起こった。
講堂では、生徒職員300名が集まる中、ヤルノ選手は今月末に開催される技能五輪全国大会に参加する選手とエールの交換を行った。応援メッセージフラッグとイタリア国旗カラーの千羽鶴が選手からヤルノへプレゼントされ、ヤルノは技能五輪大会で掲げるフラッグに激励サインのお返しをした。
最後は「ガンバロー」と声をかけあい、お互いに世界一を目指すことを誓い合った。
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