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トヨタモータースポーツ F1日本GP前記者会見

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トヨタモータースポーツ F1日本GP前記者会見を開催
トヨタモータースポーツドライバーが集結! 富士での活躍を誓う

富士スピードウェイで10月10日(金)に開幕するF1日本GPに先がけ、トヨタ自動車は7日(火)、東京・お台場のMEGAWEBで記者会見を開き、パナソニック・トヨタ・レーシングのドライバーやチーム代表が、ホームグランプリに懸ける意気込みを語った。

●シーズン後半戦、好調の理由とは

記者会見に登場したのはレギュラードライバーのヤルノ・トゥルーリとティモ・グロック、サードドライバーの小林可夢偉、そしてトヨタ自動車株式会社専務取締役 兼 トヨタF1チーム代表の山科忠という顔ぶれ。記者からシーズン後半に調子を上げてきた理由をたずねられた山科代表は、「よく好成績と言われるが、最終目標に達していないので満足はしていない」と前置きした上で、「ドライバーの頑張り」「ファクトリーにおけるトヨタウェイの定着」「チーム力の向上」「運」の4点を挙げた。また、加入4年目のヤルノもチームの変化について「一体感が強まっている。ティモの参加は心強い」と山科代表の言葉を裏付けた。
そのヤルノは前日の午後、日本に到着したばかりとあって時差ボケのためか、控え室では、やや疲れた表情だったが、会見が始まるやいなや、いつものにこやかな表情に戻り、チームのホームグランプリにかける意気込みを語っていた。

●富士スペシャルの投入は!?

ホームグランプリとなる日本GPで“富士スペシャル”の投入はあるのか?との問いに 山科代表は、「開幕戦オーストラリアGPから、常に日本GPを視野に入れて開発を重ねてきた。いろいろなものを付けられる準備をしてきたので、その場で富士スペシャルが作れるクルマを持って行く」とのこと。日本GPに向けたスペイン・ヘレスでのテストを担当した可夢偉も、「いろいろなウイングをテストして、良いデータが出ている」と報告した。
そんなトヨタ陣営の活躍の鍵を握るのは「路面の出来上がり具合」と山科代表。一方、ヤルノは「どんな状況でも戦える強いクルマとドライバーの気持ちが重要」、ティモは「目標はトップ5以内、そして表彰台。コンストラクターズランキングは4位を確保したい」と前戦シンガポールGPの勢いを富士に持ち込むことを誓った。

●国内ドライバーも激励に駆けつける

会見会場には、大勢の国内で活躍するトヨタモータースポーツドライバーも応援に駆けつけた。TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)ドライバーの中嶋一貴選手(ウイリアムズF1チーム)も出席し、「TDPの一員として良い道筋が作れるよう頑張りたい」と語った。
締めくくりには、国内ドライバーたちからの「富士で世界のトヨタをアピールして!」「全力、全開で最高のパフォーマンスを!」など熱のこもったエールに続き、ドライバーそれぞれの思いを託したというサイン入り応援フラッグが手渡された。
これには山科代表もF1ドライバーたちも感無量の様子。「日本のレーサーからこんなふうに激励されたのは初めて」と感極まった山科代表が、「我々は挑戦者。挑戦者にふさわしいスピリットで富士を走りたい」と高らかに宣言した。

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