東京・原宿のKDDIデザイニングスタジオで10月5日(日)、日本GP直前イベント「TOYOTA F1 TEAM@Kスタ’08」が開催され、パナソニック・トヨタ・レーシングのレギュラードライバー、ティモ・グロックとサードドライバーの小林可夢偉がトークショーに出演した。
F1中継でもおなじみのモータースポーツジャーナリスト川井一仁さん司会のもと、終始リラックスムードで進行したトークショーでは、ティモがF1フル参戦初年度を、可夢偉はF1サードドライバーとしての役目とGP2でのシーズンをそれぞれ回顧。ティモが「2位表彰台を獲得したハンガリーGPのレース後は大きなパーティーをした。飲んだのはビールだった」と明かし、可夢偉は「GP2日本人初優勝はうれしかったが、後半は流れをつかめなかった。シーズンを通してリズムが大事」と真剣な面持ちで語った。
しかし、二人のドライビングテクニックを試すシミュレーションゲームが始まると、すっかり夢中に。ファンが見守る中、マレーシアGPの舞台であるセパン・サーキットに挑戦したティモと可夢偉は、コースアウトする場面もあったものの、F1ドライバーらしい見事な腕前を披露した。
そのほか、両ドライバーがファンの質問に答えるコーナーや、直筆サイン入りグッズのプレゼントコーナーなど盛りだくさんの内容で、トークショーは盛況のうちに幕を閉じた。
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