チャレンジプログラム3期生の松下拓未、後藤正太郎、グローバル生のジャスパー・ヴァヘルがスウェーデンで開催されたFIA欧州ラリー選手権第2戦ロイヤルラリー・オブ・スカンジナビアにGRヤリスRally2で参戦。ヴァへルは序盤から好走し、SS12開始時点まで首位を維持していましたが、SS12でコースオフし、その後も走行は続けましたが、最終ステージ後にリタイアとなりました。松下も競争の激しい中で良いペースを示し、SS13でリタイアするまで15位で走行していました。一方、後藤はSS3で横転し、早期にリタイアを余儀なくされました。
| 日程 | 2026年5月22-24日 |
|---|---|
| 大会名 | ロイヤルラリー・オブ・スカンジナビア – FIAヨーロッパ・ラリー選手権第2戦 |
| 路面 | グラベル |
総合結果
1 Mikko Heikkilä/Kristian Temonen (Škoda Fabia RS Rally2)
1h31m07.8s
2 Mārtiņš Sesks/Renārs Francis (Škoda Fabia RS Rally2)
+15.7s
3 Isak Reiersen/Stefan Gustavsson (Škoda Fabia RS Rally2)
+31.4s
4 Calle Carlberg/Jørgen Eriksen (Toyota GR Yaris Rally2)
+1m18.6s
5 Simone Tempestini/Francesca Maior (Škoda Fabia RS Rally2)
+1m55.1s
6 Eyvind Brynildsen/Anders Fredriksson (Toyota GR Yaris Rally2)
+2m18.2s
リタイア ジャスパー・ヴァヘル/ライト・ヤンセン (Toyota GR Yaris Rally2)
リタイア 松下拓未/ペッカ・ケランダー (Toyota GR Yaris Rally2)
リタイア 後藤正太郎/ユッシ・リンドベリ (Toyota GR Yaris Rally2)
ユホ・ハンニネン(インストラクター)
今回のラリーは3選手にとって今シーズン最初の大きな大会となるため、比較的小さな国内イベントを通して様々な路面コンディションでのトレーニングをしてきました。今回は競争が格段に厳しく、プレッシャーも高かったので良い訓練になりました。ヴァヘルはこれまでのラリーで、天候やコンディションが変わりやすく難しい状況でも良いスピードを見せており、純粋な速さは高いレベルにあると分かっていたので活躍は予想していましたが、参加者層がこれだけ強い中で、クオリファイステージとSS1ですぐにトップに立ったのは嬉しい驚きでした。もちろん彼にとってはそのままトップでラリーを終えられたらなおよかったですが、現段階では私たちにはそれほど重要ではありません。このクラスで示した速さを持ち帰れたこと自体が大きな収穫です。松下は安定した走りを見せ、日曜に出走順がトップという状況でも失ったタイムは1kmあたり1秒程度にとどまりました。自信がついてきており、落ち着いた走りができていたのでよかったと思います。後藤はスタート時にあまり自信が持てず少し苦戦していた様子でした。ラリーが早々に終わってしまい、貴重な経験を積めなかったのは残念です。
後藤正太郎
残念ながら今回のラリーはあまり良い結果になりませんでした。ここのところ、今回のラリーのような高速ステージでのドライビングスタイルを変えるための取り組みを行ってきましたが、非常に難しかったと感じました。SS3のコーナーで小さなミスによりラインを外して広がり、そのまま横転してしまいました。クルマ自体はその後も走行可能でしたが、コ・ドライバーのユッシが医療検査の結果、軽い脳震盪と診断され再出走は控えたほうがよいという判断になりました。もっと長く走れなかったことがとても残念ですが、次はより強くなって戻ってきたいと思います。
松下拓未
ペースについては満足しています。フィーリングやリズムはとても快適で、自信を持って走れました。日曜は出走順トップとして路面の掃除役をしなければならない状況でも自信を持って走ることができ、タイムもまずまずでした。チャレンジプログラムに参加してから先頭で走るのは初めてだったので、多くを学べた新しい経験でした。SS13でコースアウトしたコーナーは少し速すぎました。それまでは先頭でもかなりグリップ感が良かったのですが、そこは思っていたより路面がルースでした。今回はクラッシュによる初めてのリタイアとなりましたが、これまでの総合的な安定感は満足できると思っています。
ジャスパー・ヴァヘル
ここに来るまで他のドライバーと比べて自分がどの辺りになるか全く分からなかったので、特に期待はしていませんでした。気持ちを整理してこのラリーに臨み、すべてが上手くいけば速さを見せることができるだろうとは思っていました。土曜日は走りの感触がとても良く、特にSS3ではクルマのフィーリングが抜群でした。日曜は優勝争いに絡むチャンスがあったため少し緊張しましたし、ステージ自体も土曜日ほど走りが自然に流れない面がありました。SS12の左コーナーに繋がるクレストでリアを完全に失ってしまい、そこからはどうにもできず、小さなミスが起こりました。フロントを木にぶつけ、その反動で後ろの別の木に当たり、溝に落ちました。自分には良い速さがあると分かっていましたが、国内レベルのラリーだけではどれほど通用するか確信が持てていませんでした。ERCは力が測れる基準になりました。ラリーをリードするとは全く思っておらず、上位5位以内のタイムを安定して出せれば満足だと思っていました。
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