2026 Rd.8
第53回 M.C.S.C.
ラリーハイランドマスターズ 2026
全日本ラリー選手権 MORIZO Challenge Cup
負けられない僅差のバトル
伝統の一戦で戦局はどう変わる
若手ドライバーの育成、ラリー競技の活性化を目的とする「TOYOTA GAZOO Racing MORIZO Challenge Cup(略称:MCC)」は、残すところあと2戦。ターマック(舗装路)ラリー3連戦の2戦目を迎えます。今季のMCCは全日本ラリー選手権のクラス区分変更にともない、JN-3クラスで展開。参加者にはJN-3クラスのポイント以外にMCC独自のポイントが付与され、毎戦1位~3位の上位入賞者、最多SSトップタイム賞、最優秀女性ドライバーが表彰されます。副賞として、シリーズを通して成績優秀なドライバーにはTOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラム最終選考の参加資格が与えられます。
第8戦は、飛騨高山を舞台として開催される「第53回 M.C.S.C.ラリー ハイランドマスターズ2026 supported by カヤバ」。50年以上の長い歴史をもつ伝統の一戦です。高山市の位山交流広場(道の駅モンデウス飛騨位山)に設置されるサービスパークを拠点として、2日間、12SSで競われます。今大会には11組のクルーが参戦予定。第3戦以来の復帰となる田部井翔大選手は、9月に埼玉県本庄市で行われたMCCトレーニングに参加するなど準備万端。ベテランの安藤貞敏選手をコ・ドライバーに迎え、上位を目指します。前戦の福島伊達で5位に入賞した山口航平選手も、コンスタントにフィニッシュを続けていますが、初参戦のハイランドマスターズで、シーズン初のSSトップタイムを狙いたいところです。前戦の福島伊達で最優秀女性ドライバー賞の今橋彩佳選手と接戦を繰り広げた兼松由奈選手は、昨年の大会でMCC2位、最多SSトップタイム賞、最優秀女性ドライバー賞を獲得している実力派。今大会でもそのスピードに注目が集まります。
今回はランキング2番手につける奥井優介選手、3番手の長尾綱也選手がエントリーを見送っているため、トップの米林慶晃選手を追いかけたい最上佳樹選手にとっては、正念場とも言える一戦です。最上選手は前戦の福島伊達で米林選手とのトップ争いを演じ、僅差で及ばず。今大会はその悔しさをはらすために入念な準備をして臨むはずです。MCCドライバーたちにとっては初めてのSSもあるハイランドマスターズで見せる、若手選手の熱い攻防にご注目ください。
※2026年10月8日時点の情報です。変更の場合があります。
三枝聖弥選手
福島伊達で初めてターマックでのMCC表彰台を獲得したので、しっかりとハイランドマスターズまで煮詰めて、一番を獲れるように頑張ります。ハイランドマスターズ自体は何度も出ていて、JN-2時代は3位になっていますし、去年もリタイアするまではトップだったので、その経験をうまく合わせ込めればと思います。福島伊達でライバルと同じくらいのタイムで戦えることは分かりましたし、地元でもあるので、勝ちを狙います。
松原周勢選手
2回目のハイランドマスターズ参戦です。JN-6クラスで出て以来ですが、その時は3位を獲ることができたので、そのイメージのまま行きたいですね。道の印象としては福島伊達に似ているので、そのイメージをより具体的に落とし込んで臨みたいと思っています。米林選手からもアドバイスをもらいましたし、チームメイトの背中を追って、目標はまずはポディウム。去年の飛鳥以来上がることができていないので、獲れるんだったらどんどん上を目指したいです。
米林慶晃選手
去年はハイランドマスターズの2日目にコースオフしてしまい、ちょっと苦手意識のあるラリーです。季節が秋になって落ち葉も増えて、道は滑りやすくなると思いますが、昨年のインカーをしっかり見て研究して、福島伊達のような結果を残せればと思います。本庄のMCCトレーニングではコ・ドライバーとのコンビネーションを重点的に色々やって、GRヤリスの走らせ方についてもいい練習になったと思います。
山口航平選手
ハイランドマスターズに参戦するのは初めてですが、毎年雨が降って、路面が滑りやすいという情報は聞いています。福島伊達もウェットでしたし、滑りやすい路面の対処はけっこう経験が積めたと思います。MCCトレーニングはウェットで、大竹直生選手に横に乗ってもらい、ドライビングを色々と見てもらいました。セットアップについても色々とアドバイスをもらい、その経験が活かせるのではないかと思います。
兼松由奈選手
前戦の福島伊達では、MCCトレーニングの路面が似ていたので楽しく走ることができました。こうしたトレーニングの場を設けていただくのは、参戦に際してすごく良かったです。ラリーではセッティングやドライビングに課題があって、なかなかペースを上げることができませんでした。ハイランドマスターズは嫌いな道ではないので、上位を狙って頑張りたいと思います。
平川真子選手
ハイランドマスターズは、けっこう水が出ていたり、滑りやすいステージが多い印象ですが、それほどマイナスなイメージはなくて、むしろアルコピアのSSとかは楽しみにしているラリーです。福島伊達では残念ながらリタイアしてしまいましたが、セッティングの詰め方やドライビングの向上で差を縮めることができた手応えもあるので、次は人間もクルマもベストな状態で迎えられたらと思っています。
伊藤はづき選手
ハイランドマスターズはいつも路面が荒れていて、天気も悪いイメージなんですが、その分、成長させてくれるラウンドだと思うので、しっかり経験値を増やしながら、去年よりもいい走りができたらと思います。MCCのトレーニングでは、荒れた道でアベレージを下げてしまう癖があったんですが、ステップアップできたと思います。応援してくださる方には、去年からの成長を見てほしいですね。前年との比較もしっかり行いたいと思います。
今橋彩佳選手
ハイランドマスターズは去年出場して、ヴィッツでリタイアしています。狭くて苔も多くて、雨も降って、ヌルヌルの難しいラリーだと思いましたが、今年は開幕からマイルが稼げて色々な経験を積めているので、道や路面に対する引き出しが最低限は揃ったかなという感覚があります。福島伊達の直前に行われたMCCトレーニングで試したセットアップで、ラリーでも安心して踏んでいくことができたので、効果は大きかったと思います。それを活かして、ハイランドマスターズは自信を持って、精神的にも余裕を持って挑めると思います。
#モリゾウチャレンジカップ #モリチャレ
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福島伊達では、MCCトレーニングで学んだ経験を活かして走ることができましたが、ハイランドマスターズは、いよいよ本当に全SS獲るくらいじゃないと、自力でチャンピオンは獲れないと思うので、絶対勝つという意気込みで臨みます。あたがすやアルコピアは走ったこともありますし、道を覚えるくらいのつもりでしっかり準備ができればと。苦手にしているハイスピードの道は福島伊達よりは少ないと思うので頑張ります。