- TMR×GR ラリーチャレンジプログラムとは、モータースポーツの夢に挑戦するドライバーを応援するためのプロジェクト“TOYOTA GAZOO Racing チャレンジプログラム”のひとつです。なかでも世界で活躍する若手ラリードライバー育成に向けた支援プログラムとして2015年にスタートしました。
書類・走行実技選考を経て合格したドライバーは育成選手として、WRC(世界ラリー選手権)で通算24回の優勝を果たしたトミ・マキネン氏協力のもと、欧州各国のラリー選手権など、様々なラリー競技参戦で経験を積むことにより世界の道で通用する技術を学んでいます。
人物紹介
チャレンジプログラムとは?
2015年振りかえり
- 講師からのコメント
プログラムを6月にスタートしてから、勝田・新井と共にすでに長い行程をこなしてきた。 基本の部分から教えることがたくさんあったが、二人とも学ぶ姿勢が非常に積極的で、我々講師陣の励みにもなった。
2人は5回のトレーニングを通じ、1000km以上の走行をこなした。走行距離が増えればミスが起こることも予期しており、実際にアクシデントも起こってしまったが、2人ともミスからも学び、成長してくれたと感じている。2人とも、まだまだ成長しなければならない部分はたくさんあるが、今の時点では正しい方向に進んでおり、さらに高いレベルに成長する可能性を持った選手たちだと確信している。
2016年の活動
フィンランドの国内選手権にシリーズを通して参戦し、実戦でのトレーニングを重ねます。
冬季はフィンランドの地域性を活かし、氷上・雪上訓練で運転スキルの基礎固めを行い、冬季トレーニングの進捗に合わせ、夏にはさらにステップアップした内容を組んでいく予定です。
昨年からの課題であるペースノート、安定性の向上等に加え、競技戦略も向上させ、経験値アップを目指します。