関西シリーズ第1戦
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昨年の関西シリーズチャンピオン・#108峯選手がポールトゥウィン！

2015年6月27日(土)・28日(日)、「Netz Cup Vitz Race」2015年関西シリーズの開幕戦が、三重県・鈴鹿サーキットで開催された。今大会で、2015年の全シリーズが開幕した。
参加台数53台の内、今回より新たに参加したエントラントが9人と、開幕17年目を迎えVitz Raceがまだまだ盛り上がりを見せる事を証明した1戦となった。

土曜日は前日からの雨は止んだが、梅雨らしくどんよりした曇り空のもと、ドライコンディションでの公式予選が行われた。
今大会は、Aグループ・Bグループに分かれた20分間のタイムアタックとなった。

予選Aグループでは、開始早々に#38神谷選手がまずはトップタイムをマーク。しかし、その直後に#283武平選手・#120堀内選手がともにトップタイムを更新、1位・2位へそれぞれポジションをあげる。
後続のタイムアタックも激しく、#40宮田選手・#55岩瀬選手・#18みなぴよ選手がこれに続く。
予選時間の後半では、#557山田選手が5番手までポジションをあげ、上位陣に迫るが健闘もここまで。
上位陣のポジション変動が無いまま、公式予選の20分が終了した。
1位は武平選手・2位堀内選手・3位神谷選手のAグループ公式予選結果となった。

続いてBグループ予選。
昨年の関西シリーズチャンピオンの#108峯選手が、早々にトップタイムをマークする。これに#86桐生選手・#39三谷選手が続く。
予選時間が消化されていく中、後半残り8分を切った頃、ついにポジションが動く。
#138市川選手が2番手タイムをマークし、一気にポジションアップを果たす。
このあとのポジション変動は無く、チェッカーが出され20分間の公式予選が終了。
トップは峯選手、2位市川選手、3位桐生選手のBグループ予選結果となった。この予選で峯選手は、2分47秒069の好タイムをマーク、コースレコードを更新する快走であった。

A/B両グループの公式予選が終了した結果、コースレコードを更新したBグループトップ・峯選手がポールポジションを獲得した。

翌日の日曜日、梅雨の合間の晴天に恵まれた中、フルグリッド48台の決勝レースが行われた。
まずはスタート、ポールポジション峯選手がトップで１コーナーをクリア、安定した走りでオープニングラップを制する。
4番手スタートの堀内選手は3位へポジションアップ、そのすぐ後方では130Rの先で、姿勢を崩して大きくコースアウトし、クラッシュする車両が発生するなど、波乱のオープニングラップとなった。

2周目以降、周回ごとにトップ峯選手が徐々に後続との差をひろげていく中、その後方では2番手争いが激化。武平選手・堀内選手・市川選手の三つ巴が展開される。
後半に入ると、トップ峯選手はさらに後続との差をひろげ、アドバンテージを積み上げていく。2番手争いでは、4位市川選手が若干ペースダウンするも、武平選手・堀内選手の熱い2番争いが続く。
そして5周目には、1コーナーでの接触により、2台がコースアウト、レースから姿を消した。

結果、昨年の関西シリーズチャンピオン、峯選手が貫禄の走りでポールトゥフィニッシュ。関西シリーズ開幕戦を制した。2番手争いを競り勝った武平選手が2位となり、3位に堀内選手が入りそれぞれ表彰台を獲得した。

次回、関西シリーズ第2戦の舞台は岡山国際サーキット、スーパー耐久の併催レースとして9月5日・6日に開催される。