西日本シリーズ第3戦
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2015.09.14 GR Netz Cup Vitz Race2015
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西日本シリーズ第3戦

日時 2015/09/13予選 9/12・決勝 09/13
サーキット オートポリス(大分県)
天候 晴れ(9/12・13)
参加台数 16台

#505三浦選手、2連勝で今大会を制する!!

9月12日(土)・13日(日)、「Netz Cup Vitz Race」2015年西日本シリーズ第3戦・最終戦が、九州阿蘇山麓にあるマウンテンサーキット「オートポリス」にて開催された。
今回、新たにVitz Raceに参加を始めた4人に加えて、本州からの遠征組を含めた合計16台がシリーズ終盤を盛り上げた。
今大会は、1大会で2回の決勝を行うダブルヘッダー大会。
また、2015年シーズンでもっとも早くシリーズチャンピオンが決定する大会でもある。
土曜日、曇り空ではあるがドライコンディションで過ごしやすい気候の中、16台による・15分間の公式予選がはじまった。
コースイン早々に、まずは地元の#505三浦選手がトップタイムをマークし、予選を引っ張る。
同じく地元の#6堀川選手、遠征組の#20松尾選手がこれに続く。
前半では、上位陣に大きなポジション変動はない。
後半になると、2回目の決勝レースに向けての温存の為か、トップスリーは早々にピットイン。その後方では、熱いタイムアタックがまだまだ続いていた。
残り5分となった頃、前大会ポールポジションの#92小島選手が、4位までポジションアップ。これに反応して、ピットで待機していた他のドライバーも最後のタイムアタックの為にコースインし、更なるポジションアップを目指す。
しかしながら、上位陣の順位は変わらないままチェッカー。三浦選手が今シーズン初めての、嬉しいポールポジションを獲得した!2位に堀川選手、3位松尾選手が続く結果となった。

続いて午後に「決勝レース1」が行われた。周回数5周のショートスプリントレースが16時5分より始まった。
ポールポジション三浦選手がきっちりスタートを決め、1コーナーをトップでクリアしていく。堀川選手・松尾選手がこれに続く。
その後方では、9番手スタートの橋本選手が絶好のスタートを切り、オープニングラップが終わる頃には、一気に4位までポジションアップ、更に上位陣に迫る勢いだ。
トップ三浦選手が安定した走りで順調に周回を重ね、じわじわと後続に対してアドバンテージを積み上げていく中、徐々に後続上位陣との差が等間隔に広がっていく。このままレースが終わるかと思われたファイナルラップに、橋本選手が3位走行の松尾選手をついにパスし、ポジションを上げる。
そしてレースは終了。三浦選手が落ち着いた走りでポールトゥフィニッシュ!まずは「決勝レース1」を制した。
2位には堀川選手、3位に橋本選手が入り、表彰台を獲得した。

翌日曜日の11時40分より、「決勝レース2」が行われた。
天気予報では一時、雨も懸念されたが、当日は晴天、気持ちの良い秋空の下、レースが行われた。
決勝レース2は、前日の決勝レース1の各ドライバーのベストラップをもとに、スターティンググリッドが決まる。
その結果、決勝レース1の勝者・三浦選手が今大会連続でポールポジションを獲得!
いよいよ今期最終レースとなる、9周の決勝レース2がはじまった。
絶好のスタートを決めたフロントローの橋本選手が、ポールポジションの三浦選手を一気にかわし、トップで1コーナーをクリア。橋本選手・三浦選手・堀川選手の順で、オープニングラップを終える。
ここでハプニング。反則スタートによるドライブスルーペナルティーが堀川選手に告げられる…。
残念ながら、堀川選手はここで表彰台争いから離脱してしまうことになった。
一方、トップを奪われた三浦選手は、橋本選手に対して猛プッシュで肉迫する。3周目の1コーナーで三浦選手がアウトサイドから並びかけるも、抜ききれずにオーバーラン。その隙に、3番手走行の小島選手が2位にポジションアップ。
このあとも橋本選手・小島選手・三浦選手・松尾選手の上位4台による激しい表彰台争いが続き、周回が重ねられる。
レースが動いたのは後半6周目。2位走行中の小島選手が1コーナーでオーバーラン、後続の三浦選手がすかさずポジションアップ。
2位にあがった三浦選手と橋本選手のトップ争いが激化する後方では、3位表彰台争いの小島選手・松尾選手も熱いバトルを繰り広げる。
残り3周で1位と2位のタイム差は約1.7秒であったが、2位三浦選手がグングンその差を縮めていく。ファイナルラップに入る頃には、トップの橋本選手に0.3秒差まで詰め寄った。
そして、ついに最終周の1コーナーでは、ストレートのスリップストリームから抜け、アウトより並びかけるが、抜ききれない…。こらえる橋本選手に猛プッシュを続ける三浦選手は、その後も各コーナーのたびに何度となく並びかけるも、追撃はここまで。
橋本選手がきっちりトップを守りきり、今シーズン3勝目をマーク。2位には最後まで猛追をみせた三浦選手、3位は小島選手が入り、それぞれ表彰台を獲得した。
しかし、決勝レース後の再車検にて橋本選手が失格。最終リザルトとして、1位・三浦選手、2位・小島選手、3位・松尾選手に順位が改定された。
これを受けて、三浦選手の嬉しい2連勝で今大会が終了した。
今回、冒頭に明記した4人の「新・Vitzレーサー」の中には、入門フォーミュラに挑んでいる若手ドライバーもいたが、予選第1コーナーでコースアウト。「箱レース」の洗礼をうけ、「ワンメイクは難しい」とコメントを漏らす光景もあった。

今大会をもって、2015年西日本シリーズの全日程が終了。
毎回関東より参戦を続けた小島選手が、僅か1ポイント差で橋本選手を上回り、自身初となるシリーズチャンピオンに決定した。
2007年より参戦を続ける小島選手は、本年度は優勝こそなかったものの、2位の座を3度獲得する等、高ポイントを貯金しての嬉しい栄冠獲得となった。

西日本シリーズ第3戦 決勝レース1 リザルト(TOP3)

Pos. No. Driver Lap
1 505 三浦 康司  
2 6 堀川 康祐  
3 16 橋本 元  
Pos. Team/Car Total Best
1 カーピカネット☆おうちの買い方Vitz 12'17.799 2'26.748
2 IDIリベロシステムTRYメグVitz 12'20.549 2'27.124
3 ADVICSヤサカVitzとま 12'20.857 2'26.826
Pos. No. Driver Lap Team/Car Total Best
1 505 三浦 康司   カーピカネット☆おうちの買い方Vitz 12'17.799 2'26.748
2 6 堀川 康祐   IDIリベロシステムTRYメグVitz 12'20.549 2'27.124
3 16 橋本 元   ADVICSヤサカVitzとま 12'20.857 2'26.826

西日本シリーズ第3戦 決勝レース2 リザルト(TOP3)

Pos. No. Driver Lap
1 505 三浦 康司  
2 92 小島 史武  
3 20 松尾 充晃  
Pos. Team/Car Total Best
1 カーピカネット☆おうちの買い方Vitz 22'07.702 2'26.314
2 ドンガメACREヴィッツ 22'11.759 2'26.881
3 隅元建設×BSR WM☆Vitz 22'13.968 2'27.044
Pos. No. Driver Lap Team/Car Total Best
1 505 三浦 康司   カーピカネット☆おうちの買い方Vitz 22'07.702 2'26.314
2 92 小島 史武   ドンガメACREヴィッツ 22'11.759 2'26.881
3 20 松尾 充晃   隅元建設×BSR WM☆Vitz 22'13.968 2'27.044

西日本シリーズ詳細(PDF)

西日本シリーズ第3戦 ・予選 9/12 決勝 9/13 (オートポリス)

西日本シリーズ第3戦特別賞

特別賞 No. Driver
グッドイヤー賞 16
96
橋本 元
稲積 偉士
ダイドードリンコ賞 16
30
橋本 元
小笠 正範
TRD賞 505 三浦 康司
ネッツ・ザ・クリエイティブ賞 54
117
辰野 孝志
片山 義章
グッドトリップ賞 17 仲村 理香
ウェルカム賞 30
50
54
117
小笠 正範
清水 朗
辰野 孝志
片山 義章
特別賞 No. Driver
グッドイヤー賞 16
96
橋本 元
稲積 偉士
ダイドードリンコ賞 16
30
橋本 元
小笠 正範
TRD賞 505 三浦 康司
ネッツ・ザ・クリエイティブ賞 54
117
辰野 孝志
片山 義章
グッドトリップ賞 17 仲村 理香
ウェルカム賞 30
50
54
117
小笠 正範
清水 朗
辰野 孝志
片山 義章