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ドライバー＆スタッフ Q+A：リチャード・クレーガン
チーム・マネージャーインタビュアー：TMG広報スタッフ2006.02.04

toyota-f1.com インタビュー
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今年は優勝を期待していますが、そのためには多くの国籍からなるスタッフをひとつにまとめることが大切だと思います。その秘訣を教えてください。

「このF1というゲームはチームワークが重要です。皆が一緒になって一つの方向に力を合わせて進んでいくことによって初めて結果を出せるのです。だから方向性を一つにまとめるということがすべての基本。これは国籍とは関係なく言えることです。チームは20カ国ほどの国から人が集まっていますが、全員が一つの目標に向かって仕事をしています。ですから国籍の違いというのは感じられないのです。ポイントとなるのは結果のいい時だけではなく、結果が出ていない時も一緒にいる仲間であるということです。勝つ時も負ける時も一緒ということ。当然ドライバーにも大きな役目があります。チームをひっぱっていくということです。そして私の立場としてはチームをまとめていくという義務があります。これは優勝云々以前のことですね」

昨年は大きく成績が向上し、チームの士気が上向きになりました。今シーズンを前に、現在のチームの全体的な雰囲気はいかがですか？

「仕事としては非常にハードなので、結果が出てくれると仕事の辛さを忘れさせてくれますね。この仕事は単に労働時間が長いというだけでなくて、出張も多いのです。家族と一緒に過ごせる時間も少なく、週末はほとんどありません。ストレスたっぷりの仕事ですよ。そんな中でも、去年の結果はやはりチームにもっと努力をして前にいこうという気を自然に起こさせます。いい結果を出したときの味というのはそう簡単に忘れられないものですからね。１回味わうと何としてでももう１回、さらにもう１回という気持ちになりますよ」

今年の希望というのはありますか。

「レースに勝ちたい、いや沢山のレースに勝ちたいですね。トヨタも我々のプロジェクトを信じて支えてきてくれました。そのためにも勝たなくてはいけないでしょう。去年我々はチームランキング４位に終わりました。これまでではベストの結果です。この勢いを今年もキープしていきたい。難しいことだとは思いますが、今年は新しいエンジン、そしてブリヂストンタイヤに替わったということでかなりの可能性があると思います」

最後に、公式サイトにアクセスしてくれたみなさんへひと言。