SUPER FORMULA 第7戦 鈴鹿サーキット 予選

• ツイート

レース1は国本雄資が4番手、
レース2はＪ．Ｐ．デ・オリベイラが最前列2番手グリッドを獲得

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ（Lenovo TEAM IMPUL） 　11月9日（土）スーパーフォーミュラ第7戦の予選が鈴鹿サーキットで行われ、2レース制のレース1は国本雄資（P.MU/CERUMO・INGING）が4番手、レース2はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ（Lenovo TEAM IMPUL）が最前列2番手グリッドを獲得した。

　今大会は2レース制で行われるため、ノックアウト方式の予選Q1でレース1のグリッド、Q1からQ3までの結果でレース2のグリッドが決定された。

　空は雲に覆われているもののドライコンディションで午後2時にQ1（20分間）がスタート。前半各車一度アタックした後にピットインし、新たなタイヤで再度コースイン。
　松田次生（Lenovo TEAM IMPUL）とオリベイラのインパル勢が好タイムをマークし上位に躍り出ると、終盤これを国本が上回り、国本はレース1のトヨタエンジン勢では最上位となる2列目4番手グリッドを獲得。松田、オリベイラが5，6番手、逆転ランキング2位を狙う中嶋一貴（PETRONAS TEAM TOM'S）が7番手で続いた。

　午後2時半に開始されたQ2（7分間）でも国本がトヨタ勢最上位の3番手につける好走。一方で、今大会スポット参戦のジェームス・ロシター（PETRONAS TEAM TOM'S）とアンドレア・カルダレッリ（KYGNUS SUNOCO Team LeMans）はQ2へは進出したもののタイムを伸ばすことが出来ず10番手、12番手でQ3進出はならず。Q1で好タイムをマークした松田も、Q2ではそのタイムに届かず11番手、平川亮（KYGNUS SUNOCO Team LeMans）も13番手でQ2敗退となった。

国本雄資（P.MU/CERUMO・INGING） 　最終Q3は午後2時47分から7分間で行われた。セッション終盤に各車がアタックを開始したところで、好調だった国本がコースアウト。そのまま車両を停め、セッションは赤旗中断、残り3分での再開となった。
　再開後は最後の1周のみのアタックとなったが、トヨタ勢はタイムを伸ばせず、中断前にトップタイムをマークしたオリベイラが、最後に逆転を許したが前列2番手グリッド。中嶋一貴が5番手、平手晃平（P.MU/CERUMO・INGING）が7番手、国本は8番手でレース2のスタートを切ることとなった。

Q1：4位 Q1-Q3：8位
P.MU/CERUMO・INGING 39号車 国本雄資：

国本雄資（P.MU/CERUMO・INGING） 朝からマシンの調子が良く、予選に向けても少しの調整で十分上位を狙える感触があった。Q1はレース1のグリッドを決める大事な予選だったが、アタックでほんの少しミスがあり、トップと0.3秒差がついてしまった。ただセッション中のフィーリングはとても良く、Q2でも好タイムが出せた。Q2ではトップとのタイム差も僅かだったので、Q3ではポールポジションを狙って少しセッティングを変えてみたのだが、クラッシュしてしまった。それまではかなり良い走りが出来ていただけに本当に残念だが、気持ちを切り替え、明日は今以上の順位でゴールできるよう最善を尽くす。

Q1：6位 Q1-Q3：2位
Lenovo TEAM IMPUL 19号車 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ：

クルマのフィーリングがなかなか自分のドライビングと合わず、Q1ではコンディションを整えることがメインとなった。Q2でようやくでいけるぞという感覚を掴むことが出来、Q3のアタックではポールポジションの手応えもあったが、アタックが終わったところで赤旗が出てしまった。Q1、Q2共に1回目のアタックタイムが一番良く、セッションが再開してから再トライしてもタイムの向上は見込めなかったので、ピットで待機した。結果的に逆転されたのは残念だが、明日はコンディションも変わるという予報もあるし、また違う展開になるかもしれないので、非常に楽しみにしている。

SUPER FORMULA 第7戦 鈴鹿サーキット 予選結果（Q1）

SUPER FORMULA 第7戦 鈴鹿サーキット 予選結果（Q1-Q3）