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日本GPカウントダウン・スペシャル
日本GPカウントダウン・メッセージ
フランチェスコ・ネンチ - ラルフ・シューマッハー担当レースエンジニア
「日本GPでは真の実力を証明したい」
「今年はラルフのレースエンジニアという新しい立場で仕事をしているので、自分にとってはシーズン全体がとてもエキサイティングなんだ。いまやわれわれはトップチームの一員でもあるわけで、パフォーマンスが向上したのは明らかだ。その分、レースも以前よりさらにエキサイティングなものになっている。これまでチームが注いできた努力がようやく結実してきたわけで、現在の状況はまさにわれわれが正しい方向へ進んでいることを証明してくれていると思う。どのレースでも高いレベルで競い合えるし、また、常にポイントを狙える位置にいる。こうした状況は、さらに前進していくためのやる気を大いに高めてくれるね」

「日本GPはチームにとってホームレースになるから、たくさんのファンのサポートを期待しているよ。鈴鹿サーキットはドライバーにとってもエンジニアにとっても、最も挑戦しがいのあるコースだ。テクニカルな面から見ると、クルマのセットアップを(コースの特性に)ぴったりに合わせなくてはいけない。鈴鹿は、いい結果を手にするためにいいクルマといいドライバーの両方が必要になる数少ないコースのひとつだ。だから今回は単にホームレースだからというだけではなく、われわれのパフォーマンスの本当のレベルを証明するためにも、ぜひいい結果を手にしたいと思っている」

「たいていのグランプリではホテルとサーキット以外の場所はあまり目にする機会がないんだ。でも去年はメガウェブに足を運んだりして、すこしだけだけど東京と京都を知ることができた。とても気に入ったし、お陰で日本という国の歴史と人々のメンタリティをもっとよく理解できたよ」