モナコGPの舞台裏
2007年5月24日(木)![]() |
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モナコの正式名称はPrincipaute de Monaco(Principality of Monaco、モナコ公国)で、フランスの地中海沿岸、コート・ダジュールに位置しています。最寄りのニース国際空港からは車で30分ほど。古代から天然の良港として栄えてきたモナコは、19世紀に高級リゾート地へと変貌し、その後現在のモナコの姿を築き上げていきました。
ここで初めてのグランプリが開催されたのは1929年のこと。そして1955年以降、現在に至るまでF1世界選手権の定番レースとして毎年開催されています。一般の公道をレース開催時のみサーキットに仕立てて行われるモナコGPは、世界三大レースのひとつに数えられており(ほかのふたつはルマン24時間レースとインディ500マイルレース)、数々の伝説的なシーンを演出してきました。たとえば、1992年のアイルトン・セナ対ナイジェル・マンセルのバトルは、今だに記憶に新しいところです。また、2004年にはヤルノ・トゥルーリ(当時ルノー)も優勝しています。
今回の特集『モナコGPの舞台裏』では、木曜日から日曜日まで、パナソニック・トヨタ・レーシングの舞台裏レポートを連日お届けします(掲載は翌日です)。