プログラム4期生の尾形莉欧と柳杭田貫太がRally3車両で、5期生の箕輪大也がRally4車両でフィンランド・ラリー選手権第6戦ラリー・キテーに参戦し、尾形がクラス2位でラリーを終えました。柳杭田はテクニカルトラブルでリタイアしましたが、SM2クラスのシリーズランキングでは首位を維持しており、2位の尾形が6ポイントに差を縮めました。今シーズンは残り1戦のみのため、二人のどちらかがタイトルを獲得することが確実になりました。フィンランド選手権出場2戦目の箕輪はSM3クラスで3位を走行していましたが、最終から1つ前のステージでコースアウトしリタイアとなりましたが、今後に繋がる学びを得ました。
| 日程 | 2026年8月15日 |
|---|---|
| 大会名 | ラリー・キテー – フィンランド・ラリー選手権第6戦 |
| 路面 | グラベル |
結果 (SM2クラス)
1 Leevi Lassila/Juha Lummaa (Renault Clio Rally3)
48m22.8s
2 尾形莉欧/ミカエル・コルホネン (Renault Clio Rally3)
+12.5s
3 Pekka Keski-Korsu/Hannu Lamminen (Renault Clio Rally3)
+1m31.4s
4 Isak Sjökvist/Simon Lindström (Renault Clio Rally3)
+1m46.5s
5 Jarmo Honkanen/Jukka Toivonen (Ford Fiesta Rally3)
+7m06.6s
6 Mikko Nevalainen/Petri Silvennoinen (Renault Clio Rally3)
+9m16.7s
リタイア 柳杭田貫太/ヴィッレ・マンニセンマキ (Renault Clio Rally3)
結果 (SM3クラス)
1 Lauri Halonen/Niklas Heino (Peugeot 208 Rally4)
49m45.1s
2 Roope Hirvonen/Aleksi Marttila (Ford Fiesta Rally4)
+37.9s
3 Tuomas Huikuri/Joona Rönkkö (Ford Fiesta Rally4)
+3m04.1s
4 Petri Gullans/Hanna Kukkonen (Peugeot 208 Rally4)
+6m52.4s
5 Jari Jaakkola/Niko Nylund (Renault Clio Rally5)
+8m44.2s
リタイア 箕輪大也/ユホ・コスキ-ランミ (Renault Clio Rally4)
ミッコ・ヒルボネン(インストラクター)
ペースノートを作るのが難しい高速ステージが続く厳しいラリーでした。尾形は今回、本当に良い、印象的なラリーを展開しました。ラリー前から自信を持って臨んでいて、冷静さを保ちながら非常に競争力のある速さで素晴らしいパフォーマンスを発揮しました。優勝にはあと一歩届きませんでしたが、最後のステージまで戦わなければならないこうした状況こそが一番学びになります。柳杭田についてはラリー内容を慎重に分析する必要があります。最終的にはブレーキ関連のトラブルでリタイアしましたが、今回のペースは彼の本来のレベルに達していませんでした。ハイスピード区間で走りに自信が持てていなかったことが一因かもしれませんし、ブレーキの不調が早い段階から影響していたかどうかも分析が必要です。彼はまだランキング首位にいますし、SM2クラスで日本人チャンピオンが出ることが確定したのは、我々とプログラムにとって素晴らしいことです。尾形、柳杭田の両ドライバーにとって素晴らしいシーズンになっており、最終戦での直接対決がどうなるかとても楽しみです。箕輪のパフォーマンスも期待できるものでした。今回のアクシデントでラリーの別の側面も初めて経験しましたが、それも学びの一部です。デビュー戦から一歩進んだ走りを見せており、ステージが2ループ目でペースノートを修正する機会があった際は、非常に良いスピードで走ることができていました。
尾形莉欧
今回のラリーは悪くなかったと思います。もちろん勝てていればもっと良かったですが、自分の走りを考えれば全体として結果には満足しています。一日を通して安定してコンスタントに走れましたが、その分少し慎重すぎたとも感じています。サービス前の朝の路面でグリップが低い状況ではそれが功を奏しましたが、その後は路面のコンディションが良くなったので、もう少し攻められたと思います。一部のペースノートの見立ても自分が望んだほど良くなかったところがありました。とはいえ、チャンピオンシップのために良いポイントを取れたことはポジティブな点です。まずはこれからターマックのラリーが続くので、気持ちを切り替えてそちらに集中します。
柳杭田貫太
今回はとても難しいラリーでした。序盤は良いフィーリングが掴めず、ブレーキングやコーナーへの入り方に苦戦していると感じていました。改善しようといろいろ試してフィーリングは少し良くなりましたが、ステージタイムはまだ満足できるものではありませんでした。SS6の前にブレーキが引きずっているような違和感に気づきました。チームが次のサービスで修理を試みましたが、残念ながら問題は完全には解決しませんでした。SS7に向かうロードセクションで自分達でも補修を試みましたが悪化してリタイアせざるを得ませんでした。問題は朝から始まっていて徐々に悪化した可能性もありますが、なぜ自分のペースがこれほど遅かったのかを正確に理解し、次のラリーに向けて改善したいです。チャンピオン争いをしている中での出来事なので非常に悔しく、応援してくださっている皆さんに申し訳ない気持ちです。
箕輪大也
今回のラリーではとても良いフィーリングで走ることができました。これまでは最初のステージから思い切って攻められないことが多かったのですが、今回は良い感触があったので序盤からプッシュしてみました。序盤はトップドライバーとの差がまだ大きかったですが、SS4では想定より路面状態が悪かったもののうまく対処して2番手タイムが出せたので嬉しかったです。SS5とSS6は2ループ目の走行でペースノートを少し変えて、インカムのトラブルがあったにも関わらずタイムを大きく改善できました。そしてSS7ではかなり良いペースだったのですが、少しトリッキーなコーナーで外に膨らみ、溝にはまってしまい横転してしまいました。何が悪かったかは分かっていて、そのコーナーに対するペースノートが少し速すぎたことが原因です。これからも練習を続け、同じミスを繰り返さないようにしていきます。
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