TOYOTA GAZOO Racing WRC チャレンジプログラム 4期生の尾形、柳杭田、イタリア・ラリー選手権で健闘

2026.09.24(木)- 18:00配信

TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの4期生、尾形莉欧と柳杭田貫太がイタリアのターマックラリー「ラリー・ラツィオ」に参戦し、それぞれクラス優勝とクラス2位でフィニッシュ。総合順位では尾形が6位、柳杭田が10位と、天候や路面状況が変化する難しいコンディションの中で健闘しました。また、コ・ドライバーの前川富哉はドライバーのヤルッコ・ニカラと共に出場。SS6のアクシデントでリタイアとなりましたが、良い経験を重ねました。

尾形・コルホネン組
尾形・コルホネン組
日程 2026年9月19-20日
大会名 ラリー・ラツィオ ー イタリア・ラリー選手権第6戦
路面 ターマック

結果 (RC3クラス)

  1. 1 尾形莉欧/ミカエル・コルホネン (Renault Clio Rally3)

    1h38m07.8s

  2. 2 柳杭田貫太/ヴィッレ・マンニセンマキ (Renault Clio Rally3)

    +3m36.1s

  3. 3 Paolo Moricci/Paolo Garavaldi (Ford Fiesta Rally3)

    +4m57.8s

  4. リタイア ヤルッコ・ニカラ/前川富哉 (Renault Clio Rally3)

ミッコ・ヒルボネン(インストラクター)
尾形と柳杭田にとって、ウェット、ドライ、その中間というコンディション変化の激しい難しい路面での良い学びとなりました。ターマック、そして今回のようなコンディションでの経験はあまりありませんでしたが二人ともよくやりました。彼らはまだターマックでのクルマやタイヤの限界を学んでいる途中ですが、前回のミッレ・ミリアでの走りを分析した後でもう一度テストを行い、今回は攻めすぎることなく、より良いペースで走ることができました。また二人にとって、スリックタイヤとレインタイヤを組み合わせての走行も初めてでした。彼らのクラスにはライバルは少なかったのですが、お互いを比較したり、Rally2と比較したりすることができましたし、彼らは良いパフォーマンスを見せました。尾形は特に好調で、ペースも良くミスもなく、柳杭田も悪くはありませんでした。暗くてウェット路面だった序盤は少し慎重になりすぎ、2度のパンクで多くの時間を失ってしまいましたが、週末を通じて調子を上げ、最後の2ステージではトップタイムを記録しました。次の週末、二人はフィンランドのグラベルに戻り、どちらがSM2クラスのチャンピオンになるかが決まります。ニカラ・前川組は、残念ながらヤルッコの小さなミスでラリーが早く終わってしまいましたが、少なくとも前川は、ヤリ=マティ・ラトバラと共に参戦する次のサンレモ・ヒストリック・ラリーに先立ち、イタリアでのターマックの経験をさらに積むことができました。

尾形莉欧
良いラリーになりました。ラリー前のテストでは、様々な状況に備えて多くのことを試すことができました。そのおかげで、自信を持ち、良い気分でラリーに臨むことができました。ラリー中は雷雨に見舞われたり、乾いた路面と湿った路面が混在したりで、クロスタイヤで走行しました。ターマックのラリーでこのような状況を経験するのは初めてでしたが、このようなチャレンジを楽しむことができました。ペースも悪くなかったですし、危ない場面もなく、SS3の終盤でスピンをしたことが唯一のミスです。今後につながるとても前向きな収穫がありました。チームとともにこの1週間取り組んできたことに満足しています。

柳杭田貫太
とても難しいラリーでした。初日の金曜日はSS3の前に雨が降っていて、ハードのスリックタイヤとウェットタイヤをクロスで組み合わせて走らなければなりませんでした。とてもトリッキーなコンディションでしたが初めて経験する状況としてとても良い勉強になりました。SS5も良いステージでとても楽しんで走ることができました。土曜日の朝は、路面がさらに乾くと予想してハードタイヤを選んだのですが、実際には路面は湿ったままだったのでとても難しかったです。SS7ではあるコーナーでイン側を少し攻めすぎてパンクしてしまいました。それでも、最終ループでは走りを改善することができ、最後の2ステージではタイムも良くなりました。前回と今回の2つのラリーを通じて、ターマックラリーについてさらに理解を深めることができたことを嬉しく思っています。これからも成長を続けていきたいです。

前川富哉
1年間ターマックでのラリーから離れていたので、再びターマックでのリズムを取り戻すことができて良い経験になりました。路面に土や砂が乗ったコーナーでスピードを出しすぎてコースアウトしてしまい、残念ながら私たちのラリーは早い段階で終わってしまいました。それでも、この大会を通じて貴重な走行距離を稼ぐことができました。このような路面で正確なペースノートを作るのは決して簡単ではありません。今回は、ターマックのステージで効果を発揮した新しい言葉を取り入れるなど、いくつか新しいことを試せたのもよかったです。競技中にルートノート・クルーと協力するのも私たちにとって初めての経験でした。今回のラリーからできるだけ多くを学び、コ・ドライバーとしてのスキルをさらに向上させていきたいと思います。

尾形莉欧
尾形莉欧
柳杭田貫太
柳杭田貫太
柳杭田・マンニセンマキ組
柳杭田・マンニセンマキ組
前川富哉
前川富哉