PERFORMANCE

BODY

Uncompromised
modeling

空力を突き詰め、
軽さを極め、
剛性を徹底した、
妥協なきカタチ。

車両の運動性能を飛躍的に高めた
エアロダイナミクス

ラリーシーンでのダウンフォースの獲得を狙い、リヤスポイラーへと効果的に風が当たるよう、ルーフ後端を下げたアッパーボディを専用開発。
さらに、フロントのロアスポイラーやカナード機能を持つコーナー部、ルーフとクォーターピラーまわりを絞り込んだリヤの造形により、ダウンフォースを増大。車速を増すほどにボディが路面に押し付けられ、コーナリングスピードが高められる特性を実現しています。
また、WRCマシンと同様の手法でホイールハウスからボディに沿って空気を抜くことで、空力性能を向上。
さらに、ボディ下面の広範囲をアンダーカバーで覆うことにより、空気抵抗をいっそう低減しています。こうしたエアロダイナミクスの開発は、TOYOTA GAZOO RacingのWRCチームの施設で繰り返し行われた風洞実験の結果と、彼らたちとの妥協のないコミュニケーションの積み重ねにより造り上げられています。

異素材を組み合わせ軽さを追求した
軽量化ボディ

フロントフードや左右ドア、バックドアにアルミ素材を使用して軽量化を図っています。またルーフには新工法のC-SMC*1を採用。炭素繊維に樹脂を含浸させたシート状の材料を用いることで、複雑な成形が可能となり、軽快なスポーツ走行に直結する大幅な軽量化と低重心化を実現しています。

こだわりの重量バランス
RZ “High performance”、RZは、補機バッテリーをラゲージスペース床下に配置。59:41の前後重量配分を実現しています。

スポーツカーに求められる強靭さを備えた
高性能ボディ

ホイールハウスやピラー、バックドア開口部まわりに専用の骨格構造を与えることで結合剛性を高め、優れたねじり剛性を確保。さらにボディ全体に使用する特殊な構造用接着剤の使用箇所を11m延長。スポット溶接も溶接打点の距離を短くし、約200点の打点増し打ちを行い部品同士の結合剛性を大幅に高めることで、ドライバー操作に対する高い応答性、高G旋回・高速走行での優れた操縦安定性を確保しています。

俊敏さと力強さを両立した
スポーツ4WD*2のためのプラットフォーム

GRヤリスでは、軽量・高剛性が特長のプラットフォームをフロントに、リヤにはスポーツ4WDに求められるサイズや形、剛性、取付位置を確保するために、ひと回り大きなプラットフォームを組み合わせています。これにより、ハイパワー4WDの駆動力やハイグリップタイヤの入力を受け止め、様々な走行条件においても安定性、コントロール性に優れた足まわりを実現しています。

タイヤの性能を引き出し、路面を捉える
(ストラット式フロントサスペンション / ダブルウィッシュボーン式リヤサスペンション)

フロントは軽量高剛性なストラット式、リヤには高い応答性とグリップ力を確保するダブルウィッシュボーン式を採用。サスペンションジオメトリを専用*2に設定し、リヤは高剛性なピロボールジョイントの採用*2などによってブッシュ特性、部品剛性を最適化。タイヤのグリップを引き出し、様々な路面状況での高いコントロール性を実現しています。

*1 C-SMC:Carbon fiber reinforced Sheet Molding Compound(炭素繊維強化シート成形複合材料) *2 RSを除く。 ■写真はイメージです。

ENGINE

Make a
Masterpiece

より小さく、より軽く、
そして力強く、
匠の手によって
ひとつひとつ組み上げられた
唯一無二の傑作。

1.6L TURBO

Maximum Output
200kW(272PS)/6,500r.p.m.
Maximum Torque
370N・m(37.7kgf・m)/3,000~4,600r.p.m.
Power-weight ratio
4.71kg/PS
【RZ“High performance”、RZに標準装備】

レースに勝つためにクラス小型・軽量化を徹底追求した
新開発1.6L 3気筒ターボダイナミックフォースエンジン(スポーツ)
【RZ“High performance”、RZに標準装備】

WRC競技でのエンジン使用領域を分析し、ラリー常用域で最大の性能が出せるボア×ストローク(φ87.5×89.7)を決定。あらゆるシーンでリニアに応える高レスポンスを実現しています。

<徹底した軽量化による高レスポンスの追求>
アルミダイカスト製シリンダブロックの浅底ウォータージャケット化に加え、高強度アルミ製シリンダヘッド、中空組立カムシャフトを採用。ピストン、クランクシャフトも高精度な加工によって徹底的に軽量化し、高レスポンスを追求しています。

<高レスポンスを追求したターボシステム>
ターボの軸受け構造にセラミックボールベアリングを採用してフリクションを低減し、高レスポンスを追求しています。

高出力とスポーティなサウンドに貢献する
大型エアクリーナー
【RZ“High performance”、RZに標準装備】

高回転時に空気量を増やし高出力化を実現。吸気音を増大させ、スポーティなサウンドを演出します。

灼熱下のレースでも高出力を確保する
冷却スプレー機能付空冷インタークーラー
【RZ“High performance”に標準装備】

吸気の冷却部品であるインタークーラーに水をスプレー状にして吹きかけることで吸気温度を低減。夏場など外気温が高い過酷な走行時でも、エンジン本来の高出力維持を可能にします。

スムーズな変速をアシストする
6速iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)
【RZ“High performance”、RZに標準装備】

iMTスイッチを押すと、6速iMTがスタンバイ状態になります。この状態で変速動作(クラッチ操作、シフト操作)を検出すると、変速後のエンジン回転数を合わせるように制御し、スムーズな変速をアシストします。

1.5L NA

Maximum Output
88kw(120PS)/6,600r.p.m.
Maximum Torque
145N・m(14.8kgf・m)/4,800~5,200r.p.m.
【RSに標準装備】

スポーティな走りを気軽に楽しめる
直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジン
【RSに標準装備】

ロングストローク化、バルブ挟角の拡大などの高速燃焼技術の採用により、低燃費と高出力を両立。コンパクト化と軽量化の追求により軽快な走りの楽しさと、優れた燃費性能を実現しています。

スムーズでダイレクトな加速を実現する
Direct Shift-CVT(ギヤ機構付自動無段変速機)
【RSに標準装備】

従来のCVTのメリットであるスムーズで低燃費な走りを生むプーリーとベルトに、発進用ギヤを追加し、発進から高速域まで力強くダイレクトな走りと優れた燃費性能を実現。素早い変速によるスポーティな走りも可能にしています。

マニュアル感覚のシフト操作が楽しめる
10速スポーツシーケンシャルシフトマチック+パドルシフト
【RSに標準装備】

シフトレバーまたはパドルシフト操作により、マニュアル感覚のシフト操作が可能です。シフトアップ/ダウン時の変速応答性向上と変速ショック低減のため、エンジントルクをきめ細かくコントロールし、スムーズかつ鋭いレスポンスの変速を体感できます。

スイッチ操作で走りのテイストを選択できる
ドライブモードセレクトスイッチ(NORMAL/POWER/ECO)
【RSに標準装備】

パワーモードは、運転をより楽しめるように、加速レスポンスを鋭くしたり、エンジンブレーキを積極的にかけるなど、俊敏な走りをサポート。エコドライブモードは、パワートレーンとエアコンを燃費優先の制御とすることで、環境に配慮した走行になります。

■写真はイメージです。

GR-FOUR

GT-FOUR
to GR-FOUR

WRCを舞台に世界で活躍した“セリカGT-FOUR”。
このトヨタのスポーツ4WDの原点に大いなるリスペクトを込めて。
いまふたたび、プロドライバーとともに、ひたすら走り込みを重ね造り上げたトヨタオリジナルのスポーツ4WDが甦る。その名は“GR-FOUR”。

“GR-FOUR”としてトヨタスポーツ4WDのDNAを受け継ぐ
アクティブトルクスプリット4WDシステム
【RZ“High performance”、RZに標準装備】

あらゆる路面状況において4輪へのトルク配分を即座に制御し、トラクションを余すことなく路面に伝達。発進から高速域までの幅広い速度域で、ダイレクトな操作フィールを可能にします。強烈なGが加わるコーナーでは4輪で路面をしっかりグリップ。前後輪に最適なトルクを与えることで鋭く旋回、ドライバーの意思に応じた車両姿勢へとクルマを自在にコントロールできます。WRCからフィードバックした様々なノウハウを惜しみなく投入することで、トヨタ独自開発のスポーツ4WDとして運動性能を、さらに高い次元に引き上げています。

  • NORMALモード[前輪60:後輪40]

    加速時のトルク配分を前輪寄りに制御。
    普段使いの走りを軽快に楽しめるノーマルモード。

  • SPORTモード[前輪30:後輪70]

    後輪寄りのトルク配分とすることで、FRのようなきびきびしたハンドリングが楽しめるスポーツモード。

  • TRACKモード[前輪50:後輪50]

    4輪のトラクションを最大限に発揮。
    サーキットなどのタイムトライアルに適したトラックモード。

3つのモードから状況に合わせた走りを選択できる
4WDモードセレクトスイッチ(NORMAL / SPORT/ TRACK )
【RZ“High performance”、RZに標準装備】

新開発の電子制御多板クラッチを用いたアクティブトルクスプリット4WDシステムにより、前後輪のトルク配分を「NORMAL(前輪60:後輪40)」、「SPORT(前輪30:後輪70)」、「TRACK(前輪50:後輪50)」の3つの制御モードから選択できます。

走ることの楽しさを追求する
スポーツモード付VSC
【RZ“High performance”、RZに標準装備】

4WDモードがSPORTモードまたはTRACKモードで、VSC OFFスイッチ短押し時にEXPERTモードが作動。自らの運転テクニックでサーキット走行を安心して楽しめるよう、ドライバーによるコントロール領域を最大限に残しつつ、車両挙動が大きく乱れた場合には乱れを緩和させる制御が介入します。

コーナー立ち上がりのトラクションを確保する
トルセン®LSD
【RZ“High performance”に標準装備】

アクティブトルクスプリット4WDシステムの性能をさらに引き上げるトルセン®LSDをフロント&リヤデフに設定。
常に変化する路面状況に最適なトルクを瞬時に配分し、コーナリングにおける鋭い立ち上がり加速や、安定したコントロール性能を確保します。

■“トルセン”は(株)JTEKT の登録商標です。

SUSPENSION

プロドライバーとともに徹底的に磨き上げた
3種類のサスペンションチューニング

WRC、スーパーGTをはじめとするプロドライバーとともに徹底的に磨き込まれたGRヤリスの足まわり。サスペンションの“味つけ”には、最速レーサーとマスタードライバーの息吹が吹き込まれ、グレードごとに異なる特性が与えられています。RZ“High performance”用は、サーキットを攻め込むことを念頭に、限界域での速さとコントロール性を追求。RZ用は、ワインディングからサーキットまで、幅広いシーンで極めて俊敏なGRヤリスのハンドリングパフォーマンスを引き出します。またRS用は、市街地からワインディングまで、日常の様々な状況下で操る楽しさが味わえるチューニングを施しています。