北海道シリーズ第3戦
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2015.10.05 GR Netz Cup Vitz Race2015
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北海道シリーズ第3戦

日時 2015/10/04予選・決勝 10/04
サーキット 十勝スピードウェイ(北海道)
天候 晴れ
参加台数 11台

#16 橋本選手、3シーズン連続のシリーズチャンピオンを獲得!

2015年10月4日(日)、「Netz Cup Vitz Race」2015年北海道シリーズ最終戦となる第3戦が、快晴の秋空のもと、北海道・十勝スピードウェイにて開催された。
本州からの遠征4台を含めた12台がエントリーするものの、1台がマシントラブルの為欠場となり、当日のパドックには11台のVitzが集まった。

今回の最終戦は、1大会で2回の決勝レースを行なうダブルヘッダー大会となり、リザルト次第ではシリーズポイントが大きく動く重要な大会となる。
これまでのポイントリーダーは地元の#135阿部選手、2位には遠征組の#92小島選手、3位に同じく遠征組の#16橋本選手と続いている。

天候は快晴ではあるものの長袖1枚では肌寒い午前10時、ドライコンディションのもと、15分間の公式予選がスタートした。
タイムアタック開始早々、阿部選手ががトップタイムをマークしシリーズチャンピオン獲得に向け好スタートをきる。
しかしその直後に、橋本選手がトップタイムを更新し首位となるが、更に#34渡辺選手がトップタイムを更新する等、目まぐるしく首位が入れ変わる熱いタイムアタックが続いた。
予選後半になり、橋本選手が再度トップタイムを更新し首位の座を奪い返す!
そして15分間の公式予選が終了し、この日唯一の1分44台をマークした橋本選手がポールポジションを獲得した。
2位に渡辺選手、3位に阿部選手と続いた。

1時間半のインターバルで行われた決勝レース1は、周回数が6周となる超スプリントレースだ。スタートとその直後の1コーナー等、早い周回のうちにいかに良いポジション取りができるかがポイントとなる。
スタート5秒前となるその時、遠征組#18みなぴよ選手がまさかのフライング。対して、ポールポジション橋本選手はスタートをきっちり決め、1コーナーをおさえる。
渡辺選手・阿部選手がこれに続き、オープニングラップが展開されていく。
しかしながらこの後、阿部選手が突然のスローダウン(後にエンジントラブルと判明)、残念ながらこのままリタイアとなってしまう。
順調に周回が重ねられていく中、6番手スタートの小島選手が3位までポジションを上げてくる。
そして、4周目に大きくレースが動いた。
最終コーナーで2番手の渡辺選手がトップ橋本選手に並び、続くストレートで一気にトップにたつ。
残り2周、橋本選手の猛プッシュを抑えきった渡辺選手が、トップチェッカーを受けた。
2位に橋本選手、3位には小島選手が#118長澤選手とのバトルを制し、表彰台を獲得した。
この時点でのシリーズポイントは、小島選手・橋本選手・阿部選手の順。次の決勝レース2のリザルトで、シリーズチャンピオンが決定する。

レース1より約2時間のインターバルをおき今シーズンの最終レース、そしてシリーズチャンピオンの決定する決勝レース2が行なわれた。
決勝レース2のスターティンググリッドは、決勝レース1の各ドライバーのベストラップで決められる。
その結果、ポールポジションを獲得したのは渡辺選手、2番手に橋本選手・3番手#322澤田選手のポジションとなった。
また、決勝レース1でリタイアした優勝候補の阿部選手ではあったが、サポートするネッツ札幌スタッフ他による懸命の修復作業により、無事スターティンググリッド最後方に並ぶ事ができた。

午後2時10分に周回数12となる、今シーズンの最終レースがスタートした。
ポールポジション渡辺選手が、痛恨のスタートミスで出遅れてしまう。対照的に絶好のスタートを決めた2番手の橋本選手が1コーナーをトップでクリアしていく。2番手には、6位スタートの小島選手がジャンプアップ。出遅れた渡辺選手とともに、トップ争いが展開される。
このオープニングラップ中では、後続の2台が接触コースアウトし、コース復帰するも大きく順位を落としてしまうアクシデントも発生した。
渡辺選手・小島選手の2位争いが激しい中、トップ橋本選手はこの間に2位以下とのアドバンテージを築いていく。
橋本選手の独走状態が形成されていく一方、決勝レース1のリベンジとばかりに、最後尾スタートの阿部選手が怒涛の猛追を始めた。周回ごとにポジションを上げ、レース中盤には5番手まで浮上。その後もじわじわポジションをあげ、ファイナルラップに入る頃には、なんと表彰台圏内3位までポジションを上げ、意地の地元魂を見せ付ける…。
しかしながら、阿部選手の追い上げもここまで。
完全な独走状態を築いた橋本選手が、2位に約13秒の大差をつけてトップチェッカー!ここまでのシリーズポイントリーダー小島選手が2位、そして3位には最後尾からのジャンプアップした阿部選手が続き、最終レースの表彰台を獲得した。

この決勝レース2をもって、今シーズンの北海道シリーズすべてのレースが終了、橋本選手のシリーズチャンピオンが決まった。橋本選手は2013/2014年に続いての3年連続の北海道シリーズチャンピオンに輝いた。

北海道シリーズ第3戦 決勝レース1 リザルト(TOP3)

Pos. No. Driver Lap
1 34 渡辺 圭介  
2 16 橋本 元  
3 92 小島 史武  
Pos. Team/Car Total Best
1 EVOLEXイマージュVitz 10'42.812 1'45.150
2 ADVICSヤサカVitzちーと 10'42.958 1'45.183
3 ドンガメACREヴィッツ 10'51.139 1'46.356
Pos. No. Driver Lap Team/Car Total Best
1 34 渡辺 圭介   EVOLEXイマージュVitz 10'42.812 1'45.150
2 16 橋本 元   ADVICSヤサカVitzちーと 10'42.958 1'45.183
3 92 小島 史武   ドンガメACREヴィッツ 10'51.139 1'46.356

北海道シリーズ第3戦 決勝レース2 リザルト(TOP3)

Pos. No. Driver Lap
1 16 橋本 元  
2 92 小島 史武  
3 135 阿部 晃久  
Pos. Team/Car Total Best
1 ADVICSヤサカVitzちーと 21'15.002 1'44.852
2 ドンガメACREヴィッツ 21'28.538 1'45.817
3 ネッツ札幌トバコスμVitz南郷 21'28.889 1'45.376
Pos. No. Driver Lap Team/Car Total Best
1 16 橋本 元   ADVICSヤサカVitzちーと 21'15.002 1'44.852
2 92 小島 史武   ドンガメACREヴィッツ 21'28.538 1'45.817
3 135 阿部 晃久   ネッツ札幌トバコスμVitz南郷 21'28.889 1'45.376

北海道シリーズ詳細(PDF)

北海道シリーズ第3戦 ・予選 決勝 10/04 (十勝スピードウェイ)

北海道リーズ第3戦特別賞

特別賞 No. Driver
グッドイヤー賞 92 小島 史武(決勝レース1)
小島 史武(決勝レース2)
ダイドードリンコ賞 87
135
加藤 由記
阿部 晃久
TRD賞 16 橋本 元
グッドトリップ賞 417 山田 浩
ウェルカム賞 730
801
本間 俊介
萩原 計二
特別賞 No. Driver
グッドイヤー賞 92 小島 史武(決勝レース1)
小島 史武(決勝レース2)
ダイドードリンコ賞 87
135
加藤 由記
阿部 晃久
TRD賞 16 橋本 元
グッドトリップ賞 417 山田 浩
ウェルカム賞 730
801
本間 俊介
萩原 計二