2005年までセリカ、アルテッツァ等でスーパー耐久の参戦経験も豊富で、2003、04年にはシリーズチャンピオンも獲得している名門チームが、満を持して「GAZOO Racing SPIRIT」のチーム名での参戦である。

シェイクダウンを担当したのは、2011年のVLN9（ニュルブルクリンク耐久選手権）でFT86を、そして2012年のニュルブルクリンク24時間耐久レースでは、GAZOO Racing TOYOTA 86で参戦し、見事完走に導いたベテランレーシングドライバーの影山正彦選手と、スーパー耐久シリーズ2012 第4戦 開催地の岡山県出身で若手レーシングドライバーの蒲生尚弥選手の2人。年も親子ほど離れたコンビだ。四輪のいわゆる“ハコレース”レースの経験が少ない蒲生選手だが、随所でアドバイスをしてくれるベテランドライバーの存在は、心強い。60分のセッションは、トラブルもなく無事に終了。激戦が繰り広げられているST4クラスでの86の活躍に期待したい。

シーズン後半には、同じくGAZOO Racingドライバーの佐藤久実選手、井口卓人選手の参戦も予定されている。

GAZOO Racingが、いよいよレースデビューするスーパー耐久シリーズ2012第4戦は、8月25日(土)～26日（日）、岡山国際サーキットで開催される。